1. 天気の子
《ネタバレ》 もともと私は新海誠とは相性が悪い。前作『君の名は。』が傑作だったので期待して観たが、やはり今作もさっぱりだった。“恋は盲目”・“恋と戦争はなんでもあり”とは言うけれど、拳銃や警察からの逃亡や世界がどうなっても構わないという三人組の行動があり得なさ過ぎでついて行けなかった。前作では効果的だった挿入歌も今作ではあまり聞いて無いですね。画面に映される企業名に見る広告臭がきつく、舞台裏の事情が透けて見えて没入できなかったのもある。 [ブルーレイ(邦画)] 3点(2021-04-16 01:51:35) |
2. デイブは宇宙船
設定が面白いですね。お話はごくごく普通ですが、笑える場面が多いので退屈せずに見られました。 [DVD(字幕)] 7点(2015-01-14 20:51:36) |
3. ティム・バートンのコープスブライド
《ネタバレ》 バートン好きだから必要以上に期待してしまうからか『チャーリーとチョコレート工場』に続いてこちらも今ひとつな出来でがっかり。上映時間が短いならなおの事、ビクトリアかエミリーの一方を性悪女にするべきだったと思う。主要キャラ3人共に良い人な上に書き込み不足で感情移入出来ず、鑑賞中、ビクターと誰がくっ付いて欲しいのか見えてこなかった。というかどちらともくっ付いて欲しくなってしまって焦点がぼやけた。ゆえに、最後もそれほど感慨深くもなく、エピローグもないので余韻に浸る事もない。ビクトリアと卿にミュージカルパートが用意されていないのも加えて、物足りなさだけが残った。ここ2作品は脚本が良くないですね。愛くるしいデザインのキャラクター達の所作、小道具の動き等を細やか・しなやかに表現した一連の特撮の素晴らしさ、死者と生者の再会シーンなどに+2点です。 [DVD(字幕)] 6点(2006-03-03 19:59:22) |
4. デッドマン(1995)
《ネタバレ》 モノクロ画面、死に体の主役、ボヨヨンBGMの雰囲気で見せる映画。こっちまで気だるくなってくるのは監督の意図通りか。”撃たれた男の頭がたき火跡へ、見下ろすと、くべられた薪がまるで後光が差すかの如く男の頭を囲んでいる”カットは、何だか滑稽。カヌーに乗ってから最後までの流れは心地よかった。時々、おおっと思わせる演出があったりするんですが、どうにもこのリズムは合わないなぁ…見る人を選ぶ監督ですね。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-02-01 04:11:33) |
5. ディアボロス/悪魔の扉
《ネタバレ》 予備知識なく見たので、ワーカホリックな夫とさびしんぼうな妻のつまんない映画かと思ったら、悪魔映画な展開にびっくり&引き込まれましたが、もったいぶった演出がダラダラ続くのが難点か。アル・パチーノの演説を聞いて、八百万の神の国の人間でよかったなぁとしみじみ。本当は○オチって嫌いなんだけど、こういう映画ではアリですね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-31 13:10:26) |
6. THX-1138
《ネタバレ》 終始退屈です。クライマックスの牢獄からの逃亡劇すらスリルがあるような無いような。音楽はわざとつまらない物にしたそうで、本当につまんない。画も抽象的で何か訴えたいのかもしれないけど何だかさっぱり分からない。これが分からないのは自分のせいだ、大人になれば分かる筈だとLDを捨てられないで年に一回はプレーヤーにかけて試してるが、今でも分からない。 2点(2005-02-14 14:27:24) |
7. デイ・アフター・トゥモロー
《ネタバレ》 溺れそうになりながらも電話する主人公、タクシーに荷物を忘れたり、息子を助けに行く途中で仲間が死んだり、狼に襲われたり、無意味な奥さんと患者(米映画界では、学者や医者じゃない普通の主婦は出せないんだろうか)が逃げ遅れそうになったり、足を怪我したり等など、ハラハラドキドキさせるべきイベントがくどくてつまらなかった。嵐も簡単に去ってしまった印象で、悲惨さはあまり感じられなかった。冒頭でタンカーが横付けされた時は、ホースで重油をちゅるちゅる抜き取って燃やすのか、はたまた火を放って大爆発でも起こして嵐を破壊するとか馬鹿馬鹿しいのを期待してたのに残念。あと、債権放棄とバーターで避難民受け入れって悪魔のようなメキシコ人描写は大丈夫なのだろうか?焚書の議論もなんか引っ掛かる。温暖化については、一生懸命制限しても地球のどこかで大きな火山が一回噴火すると台無し、というのを聞いた事がある。ペットボトル等もリサイクル作業によって却って石油を消費してしまうなんて話もあるし、最近は素直に話を聞けなくなってしまったなぁ。 4点(2004-11-09 16:13:48) |
8. デスペラード
《ネタバレ》 ブシェミの語り、決してプロの殺し屋な訳ではないバンデラス、タランティーノの小咄、ナイフの男、最後の銃撃戦などバイオレンスたっぷりなんだけど、笑ってしまう不思議な世界はロドリゲスならでは。みんな楽しそうに撮ってるなぁ、という雰囲気が伝わってくる。 7点(2004-03-01 03:07:06) |
9. 天使のくれた時間
見る度、自分の分岐点を考えちゃいますね。 7点(2004-02-28 19:59:07) |