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コメント数 178
性別 男性

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1.  デッドロック(2002)
刑務所のボクシングチャンピオンと現役ヘビー級チャンピオンのどちらが強いかなんて、見ている内にどうでもよくなってきた。もうそれぐらい惹きつけられない。二人の背景とか心境だとかが決定的に描写不足だもね。だからどうしても二人の対決に到る経緯が強引に感じるし、試合自体が地味なのも問題だけど、感情が迸る描写だとかお互いの猛攻によって次第に崩れていく双方の容姿だとか魅せる努力を怠るのかように殴り合いを淡々と映してるだけってのは…。要するに全編通して格闘モノ・スポ魂モノとしての血が通ってないんだよね。これじゃあ盛り上がるわけない。その辺りきちんと心得ていた作りをしていた続編の方がよっぽど面白いです。
[DVD(字幕)] 3点(2013-04-24 22:09:28)
2.  テキサス群盗団
先ず一言言わせてもらうと群盗団なんて出てきません。音楽などに仄かにマカロニティストが漂うけど、基本的には西部劇のお約束事がほどほどに盛り込まれた正統派な作り。とはいえ、両方のいいとこ取りとはいかなかった模様。大体犯人は分かっているのだからさっさと落とし前つければいいのに、主人公ときたら容疑者の周辺を思わせぶりな面構えでうろちょろするだけで展開は遅いし、その癖本筋にはほぼ絡まない話の羅列でダレどころばかりが目立ってしまって、いまひとつのめり込めなかった。西部劇の雰囲気は堪能できるんだけどね…それだけで押している感じなので見ていて少しキツかった。
[DVD(字幕)] 5点(2013-04-24 22:07:52)
3.  デッドポイント ~黒社会捜査線~
凶悪犯と対峙する警官、激しい銃撃戦というのは一般的な警察映画のイメージですが、そこに敢えて厳格なイメージのある香港警察の重案組(精鋭部隊)の面々の日常を描くことによって、警察映画を再構成することに成功した作品です。  小道具や役作りに関しては日本の連続ドラマを参考にしたというパトリック・ヤウの演出はやや静観的ではあるものの、日常と職務上の出来事を切れの良い演出で交差させることによって警察映画と呼ぶには新鮮すぎる魅力を兼ね揃えています。  チェ・ゲバラさんが仰っておりますように、何気ない日常で運悪く犯人グループと遭遇してしまい“警察官としてのしがらみ”が常にまとわりついているがゆえに悲劇的な末路を辿るクライマックスは圧巻です。  警察映画と云うのは我々と同じ平凡な日常を生きる人間が、非日常的事件に遭遇した際に英雄的な行動を示すことで観客にカタルシスをもたらすのですが、それを敢えてシニカルに提示したクライマックスは衝撃以外の何者でもないでしょう。
[DVD(字幕)] 7点(2006-03-31 22:54:14)(良:1票)
4.  天上の剣 The Legend of ZU
基となった原作がかなりの長編なので、それを無理矢理一本の映画に収めたらしい。だから原作に馴染みが無い人がいくらストーリーを追っても、完全に理解できるはずも無いわけなので、初めからアクションのみに目を向けるスタンスで鑑賞した。でも、生身のアクションなどは殆ど無くてね…チッカチカのCGを使いまくった装飾アクションばかりでキツかった。
[インターネット(字幕)] 4点(2006-03-31 22:52:35)
5.  デモンズ
ゾンビの設定は秀逸ですが、にしてもなんて雑な映画なんだ! 映画と同じことが現実に起きるというせっかくのアイディアも仲間の一人がフィルムをメチャクチャにするという暴挙によって台無しだし、劇場で映画が始まってからからお互い自己紹介し合うなんて、起承転結良く練られてないなぁ~。 他にもあからさまに変な描写&展開満載なので、何故にヘリコプター?とかアキロンの大王どこいった~!とか。突っ込みいれて見るのが正しい鑑賞方です。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-10-10 02:41:03)
6.  電撃フリント・アタック作戦
礎のストーリーは前作とあまり変わりないんですが、敢えて違いを挙げるとすれば、敵の正体が分からないという所でしょうか。 “気象をコントロールして科学者を脅す”という敵の明確な狙いが冒頭から明かされ、それに立ち向かうという前作に対し、今回は“女性だらけの組織”という、それ以外殆ど詳細が分からない敵を相手するという構成になっておりまして、更に組織の取る行動自体にも意図が分からないものが多くなかなか興味を掻きたててくれます。 で、その女だらけの組織の目的はなんだったのかというと…「無能な男どもを一掃し女中心の社会を形成せよ!!」。…え~と、とどのつまりはこの組織、極端な女権論者の集まりだったんですな。  しかし、今回のフリントは宇宙に行ったりもするんですが、如何せんスケール感に乏しい気がするのは一体何故なんでしょうかね?
[DVD(字幕)] 6点(2005-09-20 13:01:59)
7.  電撃フリントGO!GO作戦
ジェームズ・コバーン扮するスーパースパイデレク・フリントが、世界中の気象をコントロールして世界を脅迫する悪の科学組織ギャラクシーに立ち向かうスパイアクションもの。 映画全体としては可も不可も無いといった程度で、83もの機能を搭載した道具や物体電子分解機など怪しげなアイテムが続々登場するが、あまり活躍しなかったのは残念だった。 ジェームズ・コバーンの空手アクションはしょぼいが、まあそれは仕方がないか・・。 『007』のヒットにあやかった作品なのは間違いないが、なかなか楽しめるのではないかと思います。 それにしても、体の半分以上を占めるのが足なのではないかと思うほど、ジェームズ・コバーンの足は長い。
[DVD(字幕)] 6点(2004-10-22 21:29:37)(良:2票)
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