1. テムプルの愛国者
もとはモノクロだけど、カラーライズ版を観賞。 南部の軍人の娘ヴァージーは裕福な生活を送っていたが、ある日南北戦争が始まり父親は出征した。やがてヴァージーの住む地域は北軍に占領され、父親は家に戻ることもできなくなり…。 南北戦争に巻き込まれ翻弄される一家を描いたストーリー。冒頭のパーティーのシーンでアイスクリームが出てきて、こんな時代からあったのかと驚嘆。ストーリーは結構シリアスだけど、途中にミュージカル風の演出もあり、明るく気丈なテンプルちゃんのおかげでさらっと見れますね。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-16 23:50:07) |
2. Di Gi Charat デ・ジ・キャラット 星の旅
時間の制約のせいか展開がめまぐるしく、観客置いてけぼりの感。 絵も話も安易な何でもありコメディーで、作るほうはラクでよさそうだ。 でじこの声が合っていないような感じがする、なんだか太い。 最も出番の多い主役だけに、声の違和感はかなり気になる。 いや声というより前に、でじこのふてぶてしいキャラクター自体が好きではないのかもしれない。 髪が緑というのも好きじゃないかもしれない。 ほかの3人の娘のほうが可愛いけど、でじこの影に隠れて出番が少ないのが残念。 [DVD(邦画)] 4点(2009-10-05 09:00:34) |
3. 天国の青い蝶
しかし変な色だなー…。 もう変な色ってだけでジャングルの美しさも、映画としての価値も半減だと思う。 バツイチ中年のラブロマンスのようなドラマの間に、ちょこちょこと コスタリカの珍しい生き物が出てくるのはいいんだけど、 どうせならもっと生き物に焦点を当ててほしかった、 人間のドラマのほうは本当につまらなかったので。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2009-09-25 03:36:58) |
4. テンプルちゃんの小公女
1899年のロンドン、軍人の娘のセーラは、 父親が南アフリカの戦争に向かうために女学院に預けられたが、 その後父親からの連絡が途絶え、身寄りのない子供になってしまう。 もとの話はもっと暗いのだろうけど、テンプルちゃん映画ということで かなり明るくマイルドにしてあるのだと思う。 ちょっと大きい子供向けの、苦味のある子供映画という感じ。 テンプルちゃん映画のなかでは暗さがあるぶんやや上級者向けなのではないか。 [DVD(字幕)] 7点(2009-09-05 19:58:31) |
5. テキサス決死隊(1949)
友情を誓い合った3人組の無法者。 ラニーという少女に会ったあたりから、3人の運命は大きく変わっていく。 3人の仲をあやうくするような事件がいくつも起こり、 彼らの友情はどうなるの?というところでおもしろい話になっていると思う。 テンポもよく、ウェスタンの映像美も感じられて、なかなかいいと思う。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-13 20:45:43) |
6. デス・レース2000年
登場する5台のオリジナルマシンはダサカッコイイ。 レース中に弾を撃ってライバルや一般人を攻撃するような場面は 一度もなかったから、そういうルールなんだろうか。 人を轢き殺すたびに、ドライバーやリポーターがとても嬉しそうにするのがおかしい。 しかし人を轢き殺したら得点になる、というような過激な部分を除けば、 絵的には意外と地味に感じた。 もっと一般人の生活を巻き込んで殺しまくったり壊しまくったり してくれるかと思っていたけど。 レースの参加車が5台だけというのもさみしい。まぁこのあたりは予算の都合か。 単なる不謹慎アクションにとどまらず、レースの開催に反対する勢力がいたり 政治批判があったりと、考えさせられる部分を持っていたのは意外だった。 ふざけているようでいて意外とまじめな映画。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-08 05:50:02) |
7. 鉄コン筋クリート
何かおかしな夢でも見ているような、絵も話も異様な映画だった。 圧倒的な個性を持った映画。 背景美術が圧倒的にすごい。無国籍で雑多でレトロで薄汚れた街並み。よくこんな絵描けるな。 その絵画調の街並みが、CGによってダイナミックなモーションを見せるから、さらに驚く。 最初の10分ほどに、作中でもっとも手間が掛かっていると思われるシーンが配されている。 背景のすごさに比べると、人物の絵はわりと普通。 一見すると子供向けにも見える絵柄に反して、 ヤクザの世界や悲劇的な兄弟愛を描いたストーリーはビター。 かなり鬱なので万人にはすすめられない。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-05-06 06:02:08) |
8. 伝説巨神イデオン 接触篇
独自のSF世界にシビアなドラマが展開されるロボットアニメ。 テレビ放送が不調で打ち切られたというのもうなづける、お子様お断りのハードな仕上がり。 接触篇は何十話とあるテレビ版の要所だけまとめたもののようで、 かなりかけ足で説明不足の印象があるけども、 後半も見てみようと思わせる内容になってると思う、 というかあらすじ説明優先でアクションシーンがあまり多くないので、 これだけだとロボットアニメとしてかなり食い足りない感じ。 もうちょっと時間を取ってエピソードを多く拾ってほしかったような。 [DVD(邦画)] 7点(2009-03-05 13:08:14) |
9. ディープ・インパクト(1998)
《ネタバレ》 メサイアによる隕石着陸・爆破工作のシーンと、 最後のほうにちょっとだけある大津波・都市水没のシーンはよかったけど、 それ以外の大部分を占めるドラマシーンは退屈だった。 災害前の話より、災害後こそ見たいのに、この映画では軽視されている。 最後、各地の沿岸都市が壊滅してるのに、人類は不滅ですみたいなこと言って 強引に美談にまとめ上げなくたっていいんじゃないか。 [地上波(吹替)] 5点(2008-08-25 23:25:18) |
10. デイライト
《ネタバレ》 ニューヨークの河底トンネル内で、トラックに積まれた化学物質の爆発事故が起こった。トンネルは両側が崩落し十数名の生存者が閉じ込められた。かつて緊急医療班のチーフだった主人公はトンネル内に単身突入。外界から遮断されたトンネルからの脱出劇と極限状態に置かれた人々の人間模様を描く。次々に爆発、崩壊、浸水など問題が起きるトンネルの映像やアクションは面白くて文句なし。しかし事あるごとに身勝手なことをギャーギャーとわめき散らす遭難者たちがうるさくてしょうがない。脱出の途中で脱落者が出るたびに暗い音楽が流れ、ひたすらシリアスで重い雰囲気に終始するので、見終わった後の後味もあまりよくない。うるさいばかりで役に立たない遭難者とか抜きにして、主人公がひとりで脱出する内容だったらもっと気分よく見れたんじゃないかと思えた。 [DVD(吹替)] 7点(2007-08-17 23:50:03) |
11. デザート・スコルピオン
中東の紛争地帯、平和維持軍のパトロール隊が交信を絶った。その捜索に向かう主人公の小隊、謎の敵の攻撃を受けつつ、やがて真相に到達し、敵基地に突撃。 地味めの特殊部隊アクション、これといって可も不可もなく。砂漠とかアラブっぽいものが見たい人にはいいかな。 [DVD(吹替)] 6点(2007-07-20 01:01:08) |