1. 天使にラブ・ソングを・・・
《ネタバレ》 おもしろい!スカッとするしいやなことを忘れられる楽しい映画。 この映画の魅力はウーピーで間違いなし。存在感ありすぎて、ゴーストにせよ、カラーパープルにせよこれにせよ、ウーピー一人目立ってしまう。 でも見ていてちっとも不快にならないのが彼女の素晴らしいところだと思います。 カジノでデロリスを追ってきたギャングが地下から這い上がってきたときその手に拳銃を持っているんですねー。それを見たとき、『あー、やっぱりアメリカなんだ。』と思いました。笑ったり楽しんだりする以外にも、人を魅きつける力について考えさせられました。女性誌見て(読む、ではなく)いるとあの手この手で愛され顔だとかモテ顔だとかやっているけれど、究極は下心なしに人を大切にすること。これに尽きますね。ウーピー演ずるデロリスを見ていると、モテたいだとか好かれたいだとかそんなしょうもないこと一切抜きで、時に迷惑がりながらも他人を大切にしている、それがあんなに人を魅了するんだなってある意味感動します。デロリスの前の指揮者役の尼さんって、あの名作『刑事コロンボ』’二枚のドガの絵’で、殺された画学生(トレーシー)が下宿していたアパートの大家さんですよね? [地上波(吹替)] 10点(2010-02-05 17:21:31) |