1. TENET テネット
クリストファーノーランが手掛けて時間逆行ものと言えば即連想するのが傑作メメント。ハードルがあがってしまいしかも設定にあまりに無理があるためただのアクション映画&巻き戻しフィルム映像美を見るだけの作品に堕ちている。もうちょっと設定に簡単にかつ解り易い説明が欲しかったのが印象。演者自体に超大物がいなかったせいもあってB級SFぽいのもノーラン作品としては残念。しかし、画はきれいでおおという感じはある。2度見すれば印象かわるのかしら。 [インターネット(吹替)] 6点(2021-08-03 16:00:08) |
2. デッドプール
見始めたすぐはC級ダメ作品かなと思ったんだけど、意外や結構盛り返して楽しめた。どんなもんだと思った下品なギャグも終盤には慣れてきてクスッとしてきた。X-menのスピンオフとは知らずに見たけど、ならもう少しはじけることもできたんではと自分も悪乗り。こういった作品の演出はすべる可能性も高い中でちゃんとヒット打ったのは力量がある証拠。良かったです。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-04-06 13:55:42) |
3. デーヴ
《ネタバレ》 入れ替わりシチュエーションコントみたいな感じで、とってもハートフル。テンポも適度な緩さ。当時のハリウッドのこの手のコメディには力作が多い。この手のものはアイデアが出尽くしてしまってしかも直球勝負はなかなか現代では作りにくいかもしれなけど、ぼくは楽しみたいんだけどなあ。ラストの演説も気が利いているし、大オチの「君のためなら死ねる」は鳥肌もの。このSPいい味出す黒人俳優だなあ、何故か親近感もと思ったら、ミッション:インポッシブルシリーズルーサー役のヴィングレイムス。若い!痩せてる!禿げてない!気づかなかった。8点かなと思ったけどとても気分良かったので1点おまけの9点作品の高評価。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-09-21 14:38:32) |
4. デッドゾーン
《ネタバレ》 面白かった。現代基準からするとあっさり目だけど30年前の作品だしね。オチもきれいだったし、なんといってもウォーケンの演技がとてもよかった。ずっと緩むことなく鑑賞できたのは演出がいいから。 [DVD(字幕)] 7点(2015-11-17 14:12:21) |
5. テッド
可もなく不可もなく。有吉の吹替でみたけど、彼のキャラにあっていて、台詞回しは面白かった。でも、日本人には厳しい作品かな。日本人のためのテッドを製作したら面白いのにと思った。主演ジョン役のマーク・ウォルフバーグ、ずっとガイピアースがやってると思ってた。よく受けてくれたなあと思ってた自分に喝。猿の惑星ディパーテッドの人だったね。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2015-09-01 17:59:40) |
6. デンジャラス・ビューティー2
《ネタバレ》 2モノの典型。コスプレで遊んだり、アメリカンジョークがどんと盛られて。主役のキャラクターをゴリ押し。内容もスカスカだったけど、気楽にみることができた。1が奇跡的に成功したんだなあ。1の成功のご褒美。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-05-17 14:32:41) |
7. デンジャラス・ビューティー
面白かったよ。デートムービーとしてならベストだろうね。後味も最高。サンドラブロックの持ってるがさつぽいキャラをうまく活かした。ハマリ役だなあ。ミスコンもうまくパロっている。でもなんと言っても、マイケルケイン。巧いよなあ。僅か少しの表情の違いでさえ上手く表現している。ただ、主催者がなぜ爆破行動をしたかったかが判りにくい。ちょっと残念だった。誰もが気づくんだろうけど、ハート捜査官の所作を、ガリレオの柴崎コウ参考にしてるよね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-04 15:36:25)(良:1票) |
8. デビル(1997)
なかなか切ない感じで観れた。正義感のハリソンワイルドなブラピ、双方ともキャラ通りの配役で、プロモーションビデオを見ているかのようだった。ただ、ここという見所がハリソンブラピの正体が割れた場面での対峙したブラピの独白の時だったため食い足りないとこもある。哀愁の漂う絵は雰囲気をだしていた。2大超ビックスターの競演ということで楽しみたい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-25 17:18:39) |
9. テルマエ・ロマエ
《ネタバレ》 原作の大ファン。普通は原作があるとそれを映画の尺にどう凝縮するかが難しいものだけど、この作は逆に原作のエピソードを間延びさせて薄めさせる結果になってる。原作自体がギャグ作品であって、ぶっとい人間ドラマが薄いために作品化が難しいのも解かるが。作品観てて、テイストがのだめカンタービレと酷似しているなあと思ったら、やはり監督が同一人物であった。のだめの演出や作風はその原作の味を活かして素晴らしかったとは思うけど、だからと言ってそれをそのままテルマエに持ってきたのは非常に残念だった。もっとシュールな感じの方が良かった気が。キャスティングでルシウスに阿部寛は素晴らしい。結婚できない男桑野さんドラゴン桜桜木なんかで演じた理屈ぽい偏屈さは随一の味だし、容貌まで備わっているから奇跡に近い。まさにルシウス。演出脚本みるとフジテレビがやっつけで仕上げた感が強いけど、ロケーションやセットではかなり頑張っている。ゆえにそれを残して別の制作で入魂で制作してみて、テルマエが海外でどう評価されるかを原作の根底にある日本論を問うと言う意味でも試したかったところ。自分が原作ファンだけに残念なところが多い作ではあるけど、でも、娯楽作としては楽しめたんで良かったとは思いますよ。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2012-12-02 12:02:15) |
10. デイライト
なかなか面白かったよ。ポセイドンアドベンチャーになっちゃったね。水攻めで余計意識しちゃった。シルベスタスタローンは好演でした。面白いけど、オリジナリティには欠けるな。設定や、登場人物キャラ含めて。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-16 13:48:58) |
11. デスカッパ
0点献上すると制作側の狙い通りになりそうなので、2点を。日本的映画の過去の逆の意味でのリスペクトオマージュ作品。お笑いのスベリ芸的な作品って感じか。でも確実に狙いにきてるんで、天然で制作されてるわけではないんだよね。だから珍作見たという感じはしない。見どころはないんだけど、いろいろシュールな面白さはある。かっぱ様の意匠と動きは素晴らしいね。ぼく自身はエロもトッピングされてて面白い提案作と思ったけど、普通の真面目な映画ファンはふざけ過ぎている、製作費をどぶに捨てていると切って捨てられるだろう。正直言うと自分の中にもそう考えるもう一人の自分がいるから。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2012-06-05 17:21:25) |
12. 天使の贈りもの
ちょっと尺が長い感じがした。90分ぐらいでサラッとまとめて欲しかったな。いろんなエピソード放り込んでいるわけではないんで。デンゼルが上手くて且つ存在感あって単調にみえるストーリーをぐっと心暖まるものにしてる。ホイットニーの歌ありきの演出にもみえたなあ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-06-02 18:41:05) |
13. 天空の城ラピュタ
25年前の名作をじっくりとは初鑑賞。出来は素晴らしいね。この世界観がこれ以降の日本のRPGに大きく影響してること考えたら、非常に大勢の日本人の基本的な感性にも大きな影響を与えてると言ってよく、賛辞を与えざるを得ない。後半からの盛り上がりはすごいね、忘れられない名言も多数。名作。 [地上波(邦画)] 10点(2012-03-26 18:00:57) |
14. デビルマン
再見。0点を付けるために何の因果か2度目の観賞となった。漫画(アニメじゃない方)の熱烈なファン。その原作の良いところをカットして、どうでもよいエピソードをチョイス。脚本家に原作に対する愛がないために勝手に自分風のデビルマンを描いてしまったようだ。で、日本映画SFにありがちな展開に。演技はこの際おいておこう。たとえ高校文化祭レベルとしても。カメオ出演の多さがこの神原作を馬鹿にしてるのがわかる。どうせ、漫画だからと、監督演出制作の意識の根底にあるのだろう。永井豪はこの作品の完成を見てなにを思ったのだろう。彼にとってデビルマンとは、キューティーハニーやハレンチ学園の映像化とは意味合いは違ったであろうに。できることなら、もう一度ハリウッド制作で再挑戦させてあげたい・・・。この映画は日本の文化とも言える漫画を愚弄し日本映画史において大きな汚点となった。改めていうけど原作は素晴らしいんだよ。この映画もってデビルマンは語ってはならない。ここは強調しておきます。 [DVD(邦画)] 0点(2011-05-21 09:45:30)(良:2票) |
15. ディスタービア
制限区域内とか設定が陳腐。少年探偵団気取りも緊張感削がれるし、あげくに個人的に苦手なアメリカ青春モノも少し入ってる。イライラさせられ放し。まず覗きというのがなあ、印象悪い。ベタ過ぎる展開、もあるしうーん評価低いなあ。シャイアラブーフ、ヘタレキャラもこう続くとハリウッドを代表するキャラということになるんだろう。 [DVD(吹替)] 3点(2011-02-04 16:29:35) |
16. 天使のくれた時間
とってもいい映画を観たという印象です。ニコラスケイジは得意のユーモア交えた困惑表現する演技、はまり役でした。Tレオーニは可愛らしい奥さんを好演。幸せな家庭、生活もよく理解できたし、ウォール街の華やかさもよく理解できます。幸せとは?の制作側の提示もよい。ドンチードルも好演。呼び鈴がいまいち解らなかったのが少し残念でしたが。ものすごくはまりました。もしかしたら、いやきっとこれは男性向けのラブストーリーだったんですね。 [地上波(吹替)] 9点(2010-02-01 20:34:46) |
17. 天使と悪魔
なんか大きな山場とかホッーという謎解きもなく順番で追跡が続くのが物足りない。前作よりは確実にワンランク落ちちゃうかな。ただ、やはりロケーションは素晴らしい、映像も音楽また素晴らしい。なんか観てて荘厳感があるんだよね。コンクラーベを絡めて歴史文化を紹介しながら観客に対して丁寧に説明を織り込んでくるところなんかは親切。ただSFちっくな反物質や爆発入れたのはエンターテイメント入れ過ぎで客に媚び過ぎか。人間関係などのストーリー展開は少し典型的で読めてしまいそうなのが残念。Tハンクスの演技はとにかく冴えるし、このシリーズのファンなんでこれからも続いてくれるのを望んでます。珍しくBR買っちゃおうかなんて少し思ってます。じっくり地図片手にバチカンの風景観たいなと思ったりしたもんで。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2009-11-27 22:20:01) |
18. DEATH NOTE デスノート the Last name
かなり面白く仕上がっている。もちろん原作の力に負うところが極めて大きい。原作とは中途から変更されている部分もあるが違和感なくストーリーに入り込むことができる。藤原松山も原作のキャラにちゃんと当てはまっていると思う。特に藤原は。 尺の長さも気にならないほどグイグイ引っ張ってくれる。 [地上波(邦画)] 8点(2008-12-04 20:51:18) |
19. デイ・アフター 首都水没
映像は良かったし、お金がかかっているのも解る。パニック大作はハリウッド製作が多いのでこういったものはたいがいアメリカ都市が多いからイギリス都市映像を見れたのは個人的には収穫。でも本編は、突っ込みどころ満載。死んで当然な行動が目立ちすぎるし、話の運びも典型的過ぎる。危険を煽る音楽もワンパターンかつ古臭くてイラッとくるくらい。なかなか映画作りって難しいもんですね。 [地上波(吹替)] 4点(2008-09-15 13:58:34) |
20. ディープ・インパクト(1998)
なんとなく安い作り安物感があるけどそこそこ楽しめるのではないでしょうか。パニックに陥いるであろう人々の演出にはおおいに?マークがつきますが。やはり生命をつなぐと言う観点では赤ちゃんの存在感は大きく、ラストの宇宙飛行士と妻赤ん坊のシーンはグッとくるものがありました。アルマゲドンとどうしても比較してしまいますが、 こちらの方が私的には好みです。出来はともかく。 [地上波(吹替)] 6点(2008-08-26 18:26:55) |