1. 天使と悪魔
天使の指す先があまりにもヒントなのはさておき 緊迫感は良い描き方と思う。 8,9,10... と数的に追い詰めていく様はドキドキ。 ただ、細かな好みで「反物質」 というものを 「宗教に対峙させる科学」 として使うのは尚早かなと。 ヴァチカン内部を恐い演出させるのであれば、 科学側の描き方も逃げてはなるまい。 「核に似た威力の反物質」 という反物質の描き方が ちょっと釣り合わないなと思いました。 ラストのミステリアス感は好みで、 ラーメンに胡椒をかけるよりも薄めのインパクトなので 映画本編の味わいには関与しませんでした。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-01-12 21:42:59) |
2. テロ,ライブ
マスコミと政治の両刃を研ぐ人がいないのは、 ここ何十年なのか若輩者の私が語れはしないです。 テロの動機は分かりやすい。 そして、踊らされるキャスター(DJ)も分かりやすい。 分かりやすいものは 分断によく巻き込まれるとは漢字が表しているなと思うばかりで、 では果たしてこのキャスターが実行犯の無念を自分のことのように 感じているかといえばそんなことは無いだろう。 そんな果てしない虚しさ、の描写という点では、 キャスターのテロに関わる部分が少し弱いかなと思いました。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-12 22:49:18) |
3. 手紙は憶えている
じいちゃんが銃口をじいちゃんに向ける、 と書いてしまえば荒唐無稽な感があるが、 そこにナチと収容所の思い出に関する復讐が絡み、 緊張感を終始程よく保っている。 誰に復讐すべきなのか、 じいちゃんの家族を失わせたのは誰なのか。 一人一人、可能性をつぶしていき、 最後に辿り着いた相手への詰問、 そして自己逆襲。 保たれた緊張感が、最後の悲哀で爆発する、 楽しく、そしてワクワクしながら観ることができました。 [インターネット(字幕)] 8点(2018-06-04 17:41:01) |
4. デイ・オブ・ザ・デッド
いつからかゾンビは高速で走り回るようになり、知恵も得た。 (この映画はそもそもゾンビ、じゃないのかもしれないけど) 母親、仲間のバド、なんとなく思い出を残しそうで、 残しきれない。 ゾンビは先述通り、走ってくるから所謂おそろしさはなく、 ジェットコースター。 C級ホラー映画って感じ? [インターネット(字幕)] 4点(2018-04-22 21:45:41) |
5. テルマエ・ロマエ
《ネタバレ》 おバカな展開、老人が古代ローマ人に対するリアクションがちょっとわざとらしいが、 それが絶妙でバカバカしさに拍車をかけて面白い。 テルマエに対する誇りや愛情を存分に感じながらコミカルさを前半楽しみ、 後半は急にシリアス路線をぶっこんできて、これが残念だった。 シリアスでも良いのだけど、どう感動させたいのかがいまいち分からず、 現代から救援にきたジッチャマや竹内力たちが奮闘する姿も そのミスマッチさが面白さや感動に繋がっていない。 ウォシュレット使用時の幸福表現が一番好きです。 [地上波(邦画)] 6点(2017-07-16 10:46:09)(良:1票) |
6. デイ・アフター・トゥモロー
《ネタバレ》 うーん。必ず助けにいくからな、みたいなやりとりからして、 感動しなさそうだなぁと構えてしまったが、その通りになってしまった。 ヘリコプターで直ちに助けにいくことが出来るのに、そこを歩いて助けにいって場所を特定しないといけない理由は何だろう。 一瞬で地球がお怒りになるようなNY崩壊の画は迫力があるけど、 最後の大統領のコメントは脈絡がとても弱く、興ざめする。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-03-26 15:03:23) |
7. 天使のくれた時間
巡りめぐって、人は最後にようやく幸せの形を知る。 そのためにラッキーな人は天使との出会いという形で、 背中をひと押しされるのかもしれない。 幸せに常に疑問を持ちつつ、今を噛みしめる、 そんな不安定ながらも享受できたものは、かけがえがないよね。 if [ $myPleasure -eq "$nowOfLife" ] ;then $chooseAnother else $keepGoing fi [インターネット(字幕)] 8点(2017-02-26 22:24:35) |
8. ディープ・ブルー(1999)
《ネタバレ》 格好つければ格好つけるほどにパクッといかれるのが、 良い意味であきらめが良い。 尋常ではないスピードで襲ってくるサメは ジョーズの迫りくる恐怖感とはまったく違うが、 いわゆるパニックものとして楽しむことができた。 バードは生き残って欲しかったが、バードのかたきに燃えたからこその生存かもしれないな。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-02-12 21:12:02) |
9. ティファニーで朝食を
《ネタバレ》 歴史を超えて恋をさせられる可愛らしさにストーリーがついていくというか、 とにかく凡庸なはずのストーリーが色めき立つのは凄い。 しかしやはり平凡なストーリーで、ティファニーで「うちは物分りのよい店ですので」と ところどころお洒落な言葉が飛び交うも、 中心にあるのは理由わからず惹かれる男女二人。 パーティでの一幕も華やかさが漂うも、なんとも締まりの悪い幕引き。 最後に抱かれるネコちゃんが、さほど嬉しそうじゃないのがなんとも印象的。 [DVD(字幕)] 5点(2017-01-30 22:00:00) |