1. 天気の子
《ネタバレ》 良い映画なのかな?テンポはすごい良いけど。 たしかに、主要人物はみんな良いこと言ってるし、やってるし、良い映画なんだけど、表層的というか、心の奥までじわーっと沁みるものが無いというか。 まずいくら何でも、雨がそんなに降り続けるわけないじゃん…って思ってしまう。 君の名は。のときもそんな感じだったので、根本的に肌に合わないのかもしれない…。 あと、ここが熱い!ここで泣ける!みたいなシーンでRADWIMPSの楽曲が駆使される手法も、前作のまんまでしたね(笑) 新宿TOHOシネマズで観たのもあり、馴染みのある街並みがそのまま登場したりしてそれは面白かった。 言うまでもなく作画はキレイ。 雨の描写はリアルなのに、ホダカの涙の描写はマンガチックなところとかも、アニメっぽくて良いなと思いました。 主人公のホダカだけど、結局なんでわざわざ島から出て東京で暮らそうと思ったのかは謎。 闇を抱えてそうな設定の割には素直な良いやつすぎるし、でもいざとなれば人に向けて実銃をぶっ放すぐらいのクレイジーさはあるんだよな。 んで結局なんだかんだあって地元の卒業式出てるし。あんま感情移入はできなかった。 このへんは、物語のテンポの良さの犠牲になったという感じでしょうか。 今作で感情移入がしやすいとなれば須賀さんか。 小栗旬の演技が上手いなあと思った。 最初、クレしんのお父さんかと思った。 [映画館(邦画)] 6点(2019-09-12 22:46:05) |