1. デッドマン・ウォーキング
最後の処刑のプロセスを順追って、緊迫感あふれる空気が漂う中で行われる場面が衝撃的であった。罪とは何か? 死刑は必要か? 被害者遺族の心境は、どんなものか?を問いかけながら、終結を迎える。地味な映画ながら、意味深いメッセージは非常に鮮明な印象を残す。製作者側の意図したことが、鑑賞者に見事に焼き付けることに成功した好例と言える。 7点(2003-05-21 20:11:29) |
2. デッドリー・フレンド
これは、懐かしい。昔、地上波で2回ほど観ただけだけど、よく覚えてます。機械工作マニアの少年の恋人が、ロボットの頭脳を埋め込まれて蘇生したため、手の部分が、ロボットらしく、硬直したような状態で無表情で動き回る場面が印象的です。ジャンル的にはホラーなのかな? ウェス・クレイブンだし。「ペット・セメタリー」の主人公も、この少年ほどの頭脳があればなあ(笑) 6点(2003-05-03 06:18:58) |
3. ディープ・インパクト(1998)
こうも乱発するパニック映画ブームの昨今に、誰でも食傷ぎみになるのは当然。ただし、高まる緊張から混乱する群集のドラマの描き方という点では「アルマゲドン」より、遥かにいい。 5点(2003-05-02 18:56:13) |
4. ディープ・ブルー(1999)
パニック映画流行時期に見事に便乗した作品の一つ。いまさらジョーズネタでヒットを狙おうとしたのだろうか?CGもこの時代なら、これくらいは出来て当然。インパクトあるシーンも皆無。ただ、とんでもない駄作ではなく無難にまとめた感はある。 3点(2003-04-25 18:50:57) |
5. 天空の城ラピュタ
まったく無駄のない展開とテンポの良さ、キャラクター設定とストーリーの質が、非常に高い。だれもが子供のころ、一度はこういった冒険をしてみたいと思っただろうし、今もそう思っている人もいるかも知れない。それと、今の殺伐とした時代、ドーラのような話のわかる犯罪人は、まず、いないだろうけど、こういった役柄のキャラクターは絶妙な味を出してますね。アニメだからこそ、成し得た躍動感と爽快感にひたすら感動。 9点(2003-04-24 21:29:15) |
6. デーヴ
政治的風刺を見事に気持ちいい展開のコメディ的ストーリーに置換えた発想が素晴らしい。たとえ政治色が強くても妙に説教がましくないので、見る人を選ばない。 8点(2003-04-19 18:32:27) |