1. トリコロール/赤の愛
《ネタバレ》 みなさん気になるボーリング場での割れたビールグラスとマルボロの箱の正体。わかりました。授業の中で見た後で、教授が解説してくれました。あれは若き裁判官になったAugusteが近々恋人と別れるということ暗示しているんだろうです。このシーンの前に彼はマルボロを買いに行きますよね。そしてビールも飲んでいます。それが粉々になったということは彼の幸せが近いうちに崩れるというメタファーなのだそうです。なるほどといったところですね。この作品は決して派手ではありませんが繊細な映画技術がいろんなところに散りばめられていて偶然繋がっている人間たちをうまくリンクさせています。私もラストには脱帽でした。青はまだ見ていないので近いうちに見たいです。 [DVD(字幕)] 7点(2007-11-25 07:28:35) |
2. 鳥(1963)
とても不気味でした。いきなり何の前触れもなく襲い掛かってくる鳥たち。恐ろしすぎでしょう!鑑賞中になんでアメリカ人はみんな笑うのでしょうか。そんなおもしろいかな?確かにわざとらしく見える技法を使っていたかもしれないけど、私にはやけにリアルに見えましたよ。まんまとヒッチコックの世界に引きずり込まれた感があります。これを見終わった後に自宅アパートの通路にスズメの死骸を見つけた時に思わず声を上げて逃げました。 [DVD(字幕)] 7点(2007-03-07 07:37:45) |
3. 時計じかけのオレンジ
グロイ。意味がわからなかったこの世界。カタカナの俗語がたくさん出てきますが、真剣に考えたらダメですね。事態と雰囲気でとらえるしかない。もう本当に自己満足の世界。アートな映画は嫌いじゃないです。でも頭の悪い、センスのない私にはまだわからない作品。それにしても本当にグロイ。 [DVD(字幕)] 5点(2006-09-04 12:07:41) |
4. ドラムライン
ニック・キャノンがかっこよかったっていう感想が先にきてしまう…笑。ティーン映画を見尽くしてきたためか、ストーリーはありきたり、読めすぎ。こういうもんだよねってわかりきってしまうのです。パフォーマンスは楽しかったです。紅一点ドラムの女の子がかっこよかった。あんな強い女に憧れます。こういうティーン映画でハッピーエンドではないものが見てみたい。 [映画館(字幕)] 6点(2006-02-14 12:53:41) |
5. Dolls ドールズ(2002)
これは評価が難しい。とにかく鮮やかさが目に残っている作品。なんだかんだ言って評価する資格が私にはないような気がしてならない。とりあえず芸術作品として7点にしておこうと思う。 7点(2005-02-21 20:12:13) |
6. トーク・トゥ・ハー
かなりヨーロッパらしい映画。ずーっと見たくて、でもなかなか見れなくて。やっと見れた今、とても幸せです。期待してただけありました。ものすごく好みです。“オール・アバウト・マイ・マザー”より断然好きです。奥深い、それでもって精細な作品。ところどころ区切って2人つづに焦点を当てるあたりとかうまいなと。アリシアの切ない表情が印象的。ベニグロのアリシアを愛し過ぎてしまったが故のあの過ち。そこからのどことなく少しゆったりとした急展開がしっかりと焼きついて離れません。あのラストのこれから何が起こるのかと期待させる終わり方も最高によかった。色使いも素敵です。音楽も心情をうまく表しています。本当にヨーロッパの映画って奥深くて好き。こういう映画をこれからも見ていきたいものです。 [映画館(字幕)] 9点(2004-12-18 22:23:36) |
7. トレーニング デイ
デンゼル・ワシントンもイーサン・ホークもすっごくかっこよかった!私はこういったスピード感あふれる映画はよりも、ゆったりした感じの映画が好みなので、見る前はどうなんだろうと思っていましたが、実際見始めると惹き込まれるものなんですねー。なかなか楽しめました。麻薬捜査官の背景にこんな過酷さが実際あるものなのでしょうか。めちゃくちゃ恐いですね。デンゼルの役柄が最後まで読めなくて、どうなることかとハラハラしました。正に命がけの仕事。イーサン・ホークの魅力にさらに漬け込まれました。 7点(2004-02-22 19:48:27) |
8. ドクター・ドリトル2
高1の頃オーストラリアにホームステイに行っていた時に、2コ年上の姉ミシェルと3コ年下の妹ニコルと一緒に見に行った映画です。英語があまり得意でなかった私のために、わかりやすいこの映画を選んでくれました。その映画館は私の地元のしょぼしょぼ映画館とは比べ物にならないほどのデッカさ。またとても綺麗で、ポップコーンの量にも驚かされました。もちろん字幕なんて出ていないので、私に内容を理解させる為にミッシェルは小声で私に簡単な英語で幾度にわたり説明してくれました。おかげで100%とはいきませんが、70%くらいは内容を理解できました。日本に帰ってきて、英語の授業でたまたまこの映画を英語学習の材料として再び見ることになりました。「あ~こうゆうことだったんだ」とか自分の中でまた新たに気づくことも多くあり、楽しかったです。エディー・マーフィーのコミカルさが国を超えて私たち3人を笑わせてくれた、大変思い出深い1本です。 7点(2004-02-07 21:41:09) |
9. ドライビング Miss デイジー
ほのぼのゆったり単調なのに、当時の人種差別問題や老人問題を取り入れてそこら辺も観客に考えさせている、そしてまた小春日和にピクニックにでも行っているかのような気分にさせる。これは言わば単にのほほんと見れる映画の域を超えています。キャストが素敵な方ばかりでした。特にモーガン・フリーマンが演じるホークの優しい人柄にほっとさせられました。 7点(2004-02-05 22:09:10) |
10. 遠い空の向こうに
ノンフィクション大好き人間として、この映画はずっと見たかったのですが、ストーリーを読んでみて「ロケット」というキーワードからずっと避けてきました。なんたって私は典型的な文系人間でして、難しそうに感じたからです・・・。しかし、みなさんのレビューを読んでみてそのような偏見がなくなったので、やっと見ました!あぁ~良かったですー。これが本当に実話だっていうんだからすごい。やはり人は「好きこそ物の上手あれ」ですね!ラストシーン最高でした。ロケットが果てしなく空高く昇っていく・・・素敵です。また最後の最後に現在のホーマー達がちらっと映るのも最高でした! 8点(2004-01-25 04:01:11) |
11. トレインスポッティング
テンポと映像は良かったです。でもその他は素直に理解できませんでした。薬物というのはここまで人間を蝕んでいくものなんだと改めて気づいただけ良かったかな。幻覚が起こるシーンでは、ユアンの迫真の演技によって恐ろしささえ感じます。こんな風に実際は見えるんだと。ジャケットのポスターとかとても有名でオシャレですよね。ずっと見たいと思っていた映画だったので見れて良かったのですが、ちょっとイマイチでした。ユアンは坊主のほうがかっこいいかなと。 6点(2003-09-07 12:19:11) |
12. トゥルーマン・ショー
全然心に残らないし、なんとも思いませんでした。どこに感動するのかさっぱりわかりません。評判が良かったので、期待して見たのですががっかりしました。 1点(2003-04-27 05:03:03) |