1. トロピック・サンダー/史上最低の作戦
ギリギリで笑えるレベルではあるかな [地上波(吹替)] 5点(2023-08-02 22:56:38) |
2. トリスタンとイゾルデ
《ネタバレ》 寝取った時点でアウトでしょう。忠誠もへったくれもない。最後は無理やり美談にしたけど、これでは王が哀れ。原作?はもっとヒドイようだが。 [地上波(吹替)] 4点(2023-07-16 00:04:03) |
3. ドランク・モンキー/酔拳
子供の頃に見た記憶はあるが、数十年ぶりに再見。訓練シーンはよく覚えていたので印象的だったのだろう。総じて子供向けだとは思うが、大人になって見てもそれなりには楽しめる。ネットで調べたところでは、実在の人物がモデルだったということに驚き。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2023-07-05 23:55:05) |
4. 東京流れ者
映像的には多少の特徴は感じられるが、登場人物にもストーリーにも魅力がない。 [地上波(邦画)] 3点(2022-11-23 17:15:07) |
5. 10日間で男を上手にフル方法
ずいぶん中身の濃い10日間だなあ。脚本は中々よく出来ていると思うが、ヒロインがカワイイとは思えなかったのが難点。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2022-09-03 17:26:15) |
6. トゥルー・クライム(1999)
《ネタバレ》 30分程度カットされたものを視聴(過去に一度見たような記憶があるのだが)。謎解きサスペンスというよりも死刑や冤罪といった司法制度や黒人差別等々の諸々社会問題を批判的に扱いつつ、重くならないように軽いタッチでエンタメ風に描いているのは好みが分かれるだろうが、良くも悪くもイーストウッドらしさが感じられ、無難によくまとまっている印象。ただし、ペンダントであっさり犯人特定できちゃうのはちょっと安直という気も。 [地上波(吹替)] 6点(2022-08-05 11:18:31) |
7. とらわれて夏
「遥かなる山の呼び声」のアメリカ版というか出来損ないという印象。双方の時制が交錯しているのがわかりにくい。ケイト・ウィンスレットのオバサン臭さは悪くはない。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2022-06-02 11:37:33) |
8. トラ・トラ・トラ!
記録映画のようでエンタテイメント性はないが、史実に基づき結構細かく丁寧に作られているし、演じる役者も似せているので歴史の勉強として見るにはよいかもしれない。1点気になったのは、山本が近衛(演者がちょっと老けてるのも気になったが)に説明したのは「半年か1年の間は随分暴れてご覧に入れる」であって、作中台詞では半年ぐらい多めになっており、ちょっと時間軸が違うかなということかな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-12-12 16:52:01) |
9. Dr.パルナサスの鏡
《ネタバレ》 「物語がなければ世界は存在しない」から物語を構成するのは言語という事で、「言語がなければ世界は存在しない」へと解釈を拡大すれば、この世はフィクションという事になる。Dr.パルナサスは鏡を境界にして「想像の扉」を開き、現実と空想の世界を往来するわけだが、この世がフィクション(想像)であるのだから、そもそも境界自体が曖昧であるとも言える。そういった世界観を映像的に表現しているとも言えるわけだが、内容的難解というか少々不可解な点もあって観客を置き去りにしている部分もあるように思える。「俗」の象徴であるトニーが当て馬的な役割で、これだけ壮大な世界観を提示しておきながら、最終的には「結婚・子作り」という「ささやかな幸福」的な無難なオチになってしまったのが尻すぼみで勿体なかったかな。 [地上波(字幕)] 6点(2021-01-04 17:46:45) |
10. トゥームストーン
カート・ラッセルがミスキャストな感じがして終始違和感があった。 [地上波(吹替)] 4点(2020-12-30 15:32:15) |
11. 図書館戦争 革命のつばさ
実写版を先に見ているせいか、テーマの重たさがアニメだと軽くなる印象。表現の自由をめぐる裁判はこれまでに何度も行われているが、自由がどこまで許されるのか?というのは中々難しい問題で一概に善悪で語れるものでもない。そもそも「表現」とは人を不快にさせたり、人を傷つけたり、社会を混乱させたりする可能性があるものである。それでも自由は守られるべきなのか?本シリーズは「正義」である図書館隊目線で描かれてはいるが、あえてメディア良化隊側から描いてみるバージョンがあっても面白いのではないのかと。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-11-23 01:21:13) |
12. トゥルーライズ
『T2』後のシュワルツネッガーブームが最高潮の時に製作された本作。911を経験してしまうと、イスラームによるテロを題材としてコメディ的アクション映画を製作するのはもう無理だろう。そういう意味では、今見ると悪く言えば古臭くてフザケタ作品だし、良く言えば古き良き90年代ならではの大らかで貴重な作品でもあるとは言える。尚、正味100分程度の放映なので40分程度カットでの視聴。 [地上波(吹替)] 5点(2020-10-17 17:55:57)(良:1票) |
13. 図書館戦争 THE LAST MISSION
「表現の不自由展」の騒動やSNSの言論規制等、表現の自由が問題となっている。という意味では「メディア良化法」が制定されてもおかしくはない状況でもないとは言えないわけで、非常に重要なテーマを扱っている作品ではある。しかしながら、中途半端な戦闘シーンばかりで問題の核心には迫っていない。国民の表現の自由への無関心と図書館隊の無力感をもっとしっかり描くべきではないか。原作未読なのでわからないが、戦闘ばかりしてるわけじゃないだろう。それじゃあ小説にならないし。基本的な対立構造としては国家組織と地方組織の武力衝突になっているわけだが(ここが荒唐無稽過ぎていくらフィクションとは言えリアリティーがなさすぎるという難点があるのだが)、あいちトリエンナーレでも問題になったように国家と地方の問題も重要なテーマであり、これらのテーマをしっかりと映像化すればとても興味深い作品になりえたと思うが。 [地上波(邦画)] 4点(2020-09-16 01:04:47) |
14. 20センチュリー・ウーマン
監督の実体験に基づいているようだが、俗な言い方をすればひと夏の経験として15歳の少年に性教育をする話。高尚な言い方をすればフェミニズムを教え込む話とでも言えばよいだろうか。基本的には女性向けで、米国現代史や女性史にある程度の知見が必要だし、70年代の西海岸の田舎町の雰囲気を理解するのは困難でもあり、内容的には日本人向けではないように思える。少なくともコメディとは思えないのではないだろうか。 このような特殊性の中から普遍性を見出すとすれば、母ひとり息子ひとりの親子関係という事になるのだろう。当然の事ながら人は自分の生きた時空しか体験する事ができないし、例え時空を同じく生きたとしても世代によって価値観も異なる。母には母の生きた時代や価値観があるだろうし、息子には息子の生きる時代や価値観があるだろうし、そういった「ズレ」のようなものは感じるし、2人の「教育係」の女性が媒介役になっているのだろうが、基本的に男不在・男排除している事に偏りがあるし、イデオロギー色が強くて説教くささを感じる部分が多々あり、その分ドラマ性には乏しくて共感までには至らなかった。 [地上波(字幕)] 4点(2020-09-08 11:30:25) |
15. 翔んだカップル オリジナル版
ドラマのイメージが強いせいか、映画はあんまり話題になっていないように思える本作。若い頃に見た覚えがあるような、ないようなという程度で、コブラツイストやお面被ってチクリ電話するとか、モグラ叩きとかは見覚えあるのだが、名場面集で見ただけなのかもしれない。という程度の印象しかない作品。 初監督作品という事もあって躊躇や遠慮があったのか、その後の作品に比べると思い切りが足りないような。坊ちゃん・嬢ちゃんの群像劇という原作との相性がよくなかったか。初主演の薬師丸ひろ子の魅力は引き出せてはいると思うが、鶴見辰吾はミスキャストかな。基本的にウジウジ悩む優等生系というイメージが強く、それをブレイクできていない。尾美としのりと石原真理子は可もなく不可もなくだが、やや元気が足りないかな。素材は悪くないんだからもうちょっと料理できたんじゃないのかと。ちょっと期待しすぎたのか全体的には残念な作品。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2020-07-09 14:03:40) |
16. 殿、利息でござる!
原作は読んだ事があるのだが、どれも地味でマイナーな話ばかりだった。で、こんな地味な話が2時間の映画になって面白いのか?と思ったが、それなりに作品として成立はしていたように思う。が、シリアスな話が軽いタッチで描かれていてリアリティーが感じられず、全体的には中途半端な印象。 原作の題名は『無私の日本人』なので、著者や製作者が訴えたい事は日本(共同体)のために、無私になれますか?もっとハッキリ言えば、カネ出せますか?って話で、公共心や愛郷心・愛国心を問う作品である事は間違いない。製作当時は舞台が宮城という事もあり311が念頭にあったと思われるが、現在コロナ禍で、共同体のあり方や公共心が再度問われる事態になっている。時代が変化した今、あらためてこの作品をどう受け止めて、どう考えるのか?江戸時代から明治へと近代化し、昭和の敗戦を経て75年経過した令和の現代は、江戸時代と何が変わり、何が変わらないのかを考える上で、ヒントになる作品ではある。 [地上波(邦画)] 6点(2020-06-30 14:55:29) |
17. 翔んで埼玉
これはおバカ映画のテイストではありますが民族(地域)差別をテーマとした作品でしょう。という意味では非常に普遍的なわけです。関東圏の人はそれなりに理解できるかと思いますが、そうでない人は埼玉≒中国と考えればスッキリすると思います。そして千葉≒日本ですね。今や、世界中国化計画が進行している中で、日本(千葉)は戦前思想のアジア主義を復活させて中国(埼玉)と同盟結ぶのか?それとも米英(東京・神奈川)に媚売り続けるのか?それとも第3の道を突き進んで「独立」を果たすのか?そういった米中対立や中国脅威論が台頭する中での日本の行く末を考えさせられる比喩的な作品であるのかと。つまり本作は飛翔する埼玉(中国)ではなく、取り残される千葉(日本)の視点で見るべき作品であると思います。 [地上波(邦画)] 7点(2020-02-10 01:33:16)(良:2票) |
18. ドラゴンへの道/最後のブルース・リー
《ネタバレ》 裏切りの理由が「労働者に未来はない!」って所が何とも言えない。冒頭から暴力での応酬が始まるので、オイオイと思ってしまう。勧善懲悪・仁侠映画的には、嫌がらせやイジメに耐えに耐えて最後に爆発というパターンなので。カンフーアクションは小出しにしていかないと客がついていけないのか?そこがキャラや演技だけで引っ張れないカンフースターの限界なのかなと思ったり。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-02-16 12:18:41) |
19. トキワ荘の青春
映画としては地味で盛り上がりもない。寺田ヒロオについても全く知らなかった。が、調べてみると、それなりに頑固な人だったようで、実際はちょっと違うのかなあという印象も受けた。高度成長の始まりとしては、時代背景にやや勢いに欠けるし、トキワ荘の雰囲気が実際どうだったのだろうか?という疑問もあるのだが、時代の流れに迎合するか否かはアーティストとしてのジレンマなのだろうとは思う。「漫画なんだから売れるモノを描けばいいんだよ」という編集者の言葉が印象的。トキワ荘についてはよく知らなかったので、その背景・経緯について知れたのは勉強になった。漫画家アパートで、その後売れっ子輩出したのは偶然ではなく、必然だったし、その影で敗者もいたんだなあと。 <追記>6年ぶりに再見。今回は予備知識を持って見られた。実際にはトラブルも色々とあったようだが、当時は存命の方も結構居たので悪い話は描けなかったのか、その辺は一切省かれており、結果的には表面的にあっさり描き過ぎてしまっている。映像的にはCGを使わずに時代感を出そうとしてるのは評価できるのだが、やはり内容的には物足りない。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-11-23 22:12:30) |
20. ドリーム・チーム(1989)
バブル時代のアメリカ映画のテイストが懐かしい。ノリとか音楽とか。患者4人の個性の違いがもうちょっとあってもよかったかな。精神病患者を異常者扱いしてコメディ映画を製作するのはもう難しいだろうな。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-06 12:35:17) |