1. ドニー・ダーコ
《ネタバレ》 いやあ、好きですねえ、これ。5回は観ました。登場人物が全員、微妙にヘンです。冒頭の家族の会話もヘンです。お父さんはピザ食ってるし。ところでエンジン落下の直前、姉が外から帰ってきますが、2回目の時だけクラクションが入ってるんですよ。またひとつナゾが増えてしまったなあ。 10点(2004-05-12 08:02:14) |
2. ドラグネット・正義一直線
信じてもらえないとは思いますが、この二人が出演しているにもかかわらずつまらないです。これだったら、2人にそれぞれ1時間ずつ与えて、スタンダップ・コメディをやってもらったほうが1万倍いいです。いっこも笑えませんでした。下の方の仰っているのを見ると、パロディとしても中途半端なようですね。せっかくの夢の競演と期待していただけに残念です。 [ビデオ(字幕)] 1点(2004-03-18 18:03:11) |
3. 東京の宿
ここのシーンは当時きっと、館内大爆笑だっただろうなあ、と想いを馳せるのが、小津映画を観る時の習慣になってしまった。それほど小ネタが(たぶん戦前の作品のほうが)多い。これなどは、彼の作品群の中でも人気の無いほうだと思うが、それだってもう70年近く前のものだし、テーマが現在とそぐわないのも、いたしかたないところでしょう。「何年(生)?」「〇〇!」などは、個人的にさりげなくいい感じでツボを押すのです。 5点(2004-03-12 16:03:19) |
4. 遠い夜明け
あれだけ毎日、理不尽な暴力(貧困も、暴力の一種だと言っていた)を受けていたのに、復讐や怨嗟に走らず、壮大なビジョンを仲間達に唱え続けていたビコ。理性を失わない闘い。尊敬され、護られるべき文化。白人に迎合しない、黒人としての誇りを持ち続けられるコミュニティーの建設。彼の目には、未来が見えていた。だから、彼の言葉はポジティヴなエネルギーを失わない。それこそが人間の神髄だと思うのだ 8点(2004-03-11 11:22:55) |
5. 東京の合唱
《ネタバレ》 同窓会で、一人遅刻してくるところとか、ホントにうまい。ああいう発想、どこから湧いてくるんだろう。 8点(2004-03-04 15:59:53) |
6. どん底(1957)
山田五十鈴が壮絶。世界の三船もタジタジでやんす。 9点(2003-08-02 22:20:38) |
7. 虎の尾を踏む男達
この映画がエノケン初体験です。くるくる変わる表情や、ひょうきんな動きに何度か声を出して笑わさせられました。藤田進の表情が絶品でした。クロサワは、源頼朝のような(肉親に対して愛情を持てない)人間が、いちばん嫌いなんでしょうねえ。 7点(2003-08-01 13:06:24) |
8. トゥルーマン・ショー
《ネタバレ》 すべてがラストの一言に収束した。それにしても、あの視聴者たちときたら・・・何も知らないトゥルーマンを覗き見して楽しんでいたくせに、脱出を試み始めた彼を、今度は応援するなんて! まったくこの映画は奥が深すぎる。 10点(2003-08-01 12:44:51)(良:1票) |
9. 突撃(1957)
《ネタバレ》 ラストが激しく不満。あのオッサンのMCじゃ、誰だって「この娘はヌードダンサーか、売春婦だな」と思うでしょう。歌自体も「泣く程のモンかよ」ってカンジでした。カーク・ダグラスはカッコ良過ぎです! 上司にしたい男NO.1間違い無しですね。 6点(2003-07-30 20:11:40) |