1. ドラキュラ(1992)
この映画には思い出があります。ロードショーされてたときに有効期限ギリギリのペア券をもらって、一緒に行く人が誰もいなかったので仕方なくなぜか父と一緒に見に行ったのでした。 なんか親と一緒に見るようなジャンルの映画じゃないし、しらけた気分で見終わった記憶があるのですが、意外にも父は鑑賞後、「結局、あの女の子が好きだったんだなあ~」としみじみとつぶやいていました。別にそれから映画についてなんの感想も話すこともなく、映画館をあとにしました。 最近見直すと、キアヌとアンソニー・ホプキンスが出てるじゃないですか!なぜかこの二人の出演は全く覚えていなかったです。 私的にはオールドマンの演技は素晴らしいのですがキャラ的にミスキャストな感じがします。 もっと彫りの深い、洗練された凄みのある俳優を使うべきかなと。 ヴァン・ヘルシング教授は原作を読んでいないのでよくわからないのですが映画によってなぜか全然雰囲気が違いますね。・・・この作品ではちょっと影が薄いような気がします。 最後にウィノナが演じたミナは最高に素敵でした。 映像にも凝っているし、ロンドンでミナと若返った伯爵が出会う場面のシークエンスは気に入っています。ドラキュラ映画としては微妙な採点をつけたくなる作品ですね。 7点(2004-11-20 13:12:33) |