1. トイ・ストーリー2
前作よりさらにスケールアップして展開されるが、映像はもちろん内容のクオリティもアップしている。脚本の完璧さや伏線の巧妙さも前作同様に非の打ち所が無い。 「スターウォーズ/帝国の逆襲」のパロディの使い方が、最高に上手い。 前作の設定を無駄なく利用している点も素晴らしい。 例えば、前作のオチとなるクリスマスプレゼントの犬とミセスポテトヘッド、それに本作で舞台となる玩具店は、前作でバズが自分がオモチャだと認識するTVCMで登場する。 10点(2004-07-10 20:40:53) |
2. トイ・ストーリー
個性的なキャラクター、無駄のない脚本、巧妙に張られた伏線、アクセントの効いたギャグ、時間差を置いての台詞の繰り返しによる味付けの妙味。 どこを取ってもパーフェクト。 細かな箇所を2で最大限に活用しているのは、既に1から計算済みなのだろうか? それとも、1の細かな箇所をピックアップして2は構築されたのだろうか? 2で舞台となる玩具店が、ちゃんとCMで登場していたりする。 10点(2004-07-10 20:34:42) |
3. 逃亡者(1993)
この作品は、往年のアメリカのTVドラマの焼き直し(観たことは無い)であるが、 大筋の醍醐味は、やはり、連続モノで見てこそハラハラドキドキ感がボルテージアップして行く物と思われる。 2時間以内にまとめあげても本来の面白みは再現できなかったことであろうと、推察する。 5点(2004-06-13 22:07:38) |
4. ドラゴンへの道/最後のブルース・リー
ブルース・リー作品の中でも、高い完成度と人気を誇る作品である。 ハリウッド資本の入った「燃えよドラゴン」は映画作品としては洗練されていて他と一線を画す。しかし、純粋に「格好いいブルース・リー」を最も存分に味わえる作品と言えば本作であろう。 本作での名場面は数々あるが、やはりクライマックスのローマ:コロシアムでの死闘は、迫力満点で、映画史に残る名シーンだ。 リーの映画で一番好きな作品である。 8点(2004-06-12 15:27:12)(良:1票) |
5. 時計じかけのオレンジ
やはり、キューブリックとは相性が悪い。 よくわからん。 わからないで観るのも一興なのだろうか。 しかし、最後の意味を誰かに説明してもらわないと、気持ち悪くてしょうがない。 4点(2004-05-04 19:41:11) |