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プロフィール
コメント数 105
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自己紹介 お久し振りの方、初めましての方、
こんにちは。

只今、写真家として水面下より目立たない所にいます。
新聞に載っても名が売れない写真家…最早、自力で行きます。
新レビューはまだ未定。

ハリポタ見るくらいなら、B級を選ぶ偏屈です!
新作は5年は寝かせます!!

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1.  時計じかけのオレンジ
人は欲望の奴隷であると共に、 理性の生き物である事を再確認した 灰汁の強い作品。 自分の性癖を否定されている様で 恐怖さえ感じた。それ程完成度の 高い一作。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-12 02:25:17)
2.  となりのトトロ
宮崎監督を捕まえて「あの監督は、子供に夢なんか与えてんのか?あ?自己満足だろが」と切って捨てる、アンチ宮崎な伯父貴に「遅かれ早かれ、お前もイヤになる…」と呪詛(笑)をかけられながら差し出されたジブリアニメのビデオを複雑な気持ちで受け取っていた(当時小学生の私) トトロは正直微妙に可愛いし?(特に小トトロ)、自分の生活している環境と似た風景に親近感さえ覚えて、さつき・メイの小さな冒険に憧れてもいた。ただし、それは長く続かなかった… 時間が経っても、色あせないノスタルジーを描いた代表的な一本で有りながら、実のところ、表面的なキレイ事ばかりで、フィクションの裏側に存在する現実を遮断する様に、パーティションで覆っている。何とも御都合だ。エンターテイメントである映画は必ずしも「真実を伝えなくてはならぬ」と云う誓約の下、創られる物ではない。自由であって、然るべき!と判ってはいても、どうしても鼻に付く「良い子チャン」主義に疑問を持ってしまうんです。 悲しいかな、伯父貴がかけた呪詛は強力な様で、監督の新作が出る度、斜めに見てる純粋さのカケラもない、イヤーな大人になってしまいました!
4点(2004-07-28 01:52:27)
3.  都会のアリス
彼の望む『風景』はファインダーを覗き込んだ瞬間に逃げてゆく。其れは、彼自身の現状から逃げ出したい、離れたいと云う願望の現れか..。或いは、自己の存在を確認する術か..。迷うペン先が触れるのは、アメリカの現況ではなく消えかけた足跡なのかも知れない。「キレイな写真ね、空っぽで」少女の無垢な瞳が裏付ける。そして、その言葉の主もまた、“何か”が欠落している。  故郷に帰る事を決心し向かう空港、そこで出逢った母子。此処で波線は徐々に繋がりを求めて伸び始める ― どこかに忘れてきたのか、それとも完全に壊してしまったのか…空っぽ同士(“LOST SOUL”)の自分を修復する、あてどない旅路の始まり。 少女と青年は、お互いを『他人』の枠で囲い、根無し草の如く彷徨い始める。やがて、紡がれ始める絆は綻んだ傷口を覆うものとなり、2人に変化が訪れる。露出オーバーの背景に彼らの影は一層薄く..だが、確実に繋がった絆は切れる事無く存在し。孤独もまた密かに付き従う。そして、突如訪れる旅の終わり…“自分探しの旅”は彼らの中では、終演を迎えることはない…。 アンチ・クライマックスを感じさせる俯瞰の映像に、観る側は平穏と不安を同時に憶える。其の線上に、予定させる結末を霞ませる程に。
9点(2004-05-23 21:04:26)
4.  2 days トゥー・デイズ
種々雑多なエピソードが入り乱れ、一見関係無い話の連続のように見せかけ、ラスト伏線が一つの点に収束すると云う、B級味ながら見事な料理法には正直唸った。ただ、その味付けの為にだけ使い捨てされているキャラクターが何とも勿体ない。ちょっと魅力的な設定だったのに…(残念) 悪役ジミーに、笑いを堪えつつ「なかなか嵌り役じゃん」等と思っていたら、あのアイロエの禿げッぷりに唖然!本当に剃ったらしい事を聞いて絶句!そこまでしてあの作品に出演を?そう思うと何だかアイロエの「身体張ってます!」が痛々しい(笑)S・セロン…ここでも脱ぐのね..と大凡の期待(?)を裏切らぬ型のハマリ方も当時の流れでしょうか(?)J・スペイダーのB級を観るつもりでこの作品をハントしたが、思わぬ面白さに7点献上!
7点(2004-05-23 20:47:05)
5.  ドリームキャッチャー 《ネタバレ》 
『純正ホラー』ではないと云う事だけは、鑑賞前に耳にしていたので「これなら、自分でも..」等と馬鹿な考えを起こし、お気楽に本作を手に取ってしまったが運の尽き。どうやらそのバチが当たった様だ。  序盤はどことなく「スタンドバイミー」を彷彿とさせる、青臭くも心温まる友情劇で、すっかり私は油断させられのほほんと画面を観ていた。 だが“それ”は静かに近付き、息を潜めその時を待っていたのだ(!) だんだんと雲行きが怪しくなり始め、<41分40秒>ボンクラな私はやっと“それ”の気配に気付く「なんかイヤな感じ..」<44分46秒>そして、嫌な予感的中! <48分20分>「なんてこった!ホラーはホラーでも、きしょいクリーチャーが出てくるモンスターモノだったのか!?」私はこの作品を観た事を心底後悔した、正にキャッチコピーそのまんま!!その後、重苦しさとむかつきを抱えたまま鑑賞を続行。<1時間6分57秒>私はもう一つの“それ”に気付く。この辺りから胸のむかつきは期待へと変化する。主演の繊細な演技も加味して見応えは充分。「なんと、SFだったのね(笑)」はさほど気にもならず、序盤の雰囲気が徐々に戻ってゆく感じが良かった。この作品の意外性と云うか、突飛な展開は効果的ではなかったのかも知れないが、終点に待つ“友情”“絆”に私は好感を持った。 しかし、まんまと制作者サイドの思惑に嵌ってビビリまくっている自分が可笑しい。
7点(2004-04-25 22:45:59)(笑:1票)
6.  トランスポーター
前半はスタイリッシュで小気味よくまとまっている。ベッソンだなぁ~と喜んでいると、やがて序盤で掴んだ雰囲気をポロッと取り落とす「あれ?」 中盤から肉体派?アクションに持って行くのであったら、もっとこう…破壊的カタルシスが欲しい。迫力がガクンと落ちてしまうのも非常に勿体ない。しかし、くどくどしたギミックで小手先の派手さを演出しない事にとても好感を持った。 欲を言えば、カーアクションに終始して欲しかったと思う。BMWは趣味じゃないが、あんな車良いですねぇ~。
6点(2004-03-22 01:09:57)
7.  トゥルー・カラーズ
監督はダンス映画を多く手がけている、H・ロス監督。  この作品は2人の主人公の7年に及ぶ愛憎劇です。野心の為に汚い手を平気で使い、親友までも裏切るピーターと、真摯過ぎるくらい正義の道を歩もうとするティム。2人は対極にある為、ピーターの憎々しさが際立っています。勧善懲悪を演出しているのかも知れませんが、その効果は中途半端。かえってその中途半端さが「善人ピーター」の欠片を生み出している様に思いますが。   人物描写の甘さやメッセージ性の希薄さが目立ちます。救いはラストの2人の掛け合い。個人的に好きなシーンの一つです。 
6点(2004-02-08 20:50:50)
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