1. トゥー・フォー・ザ・マネー
《ネタバレ》 大谷さんのお金で何億もをつぎ込んで捕まった人が浮かびました。 この人もこんな感じでのめり込んでいったのか「何で?」の答を見た感じです。 足を知ることを知らない欲の皮が突っ張った者たちの狂騒ぶりが描かれていました。 体型が崩れていない65歳アル様通常運転の台詞回しに大満足。流石。 マシュー・マコノヒーと共に地獄に堕ちるのだろうとの予感はハズレちゃって盛り下がったのは残念。 イマイチだったレネ・ルッソは制作総指揮の役得だったのでしょうね。 [DVD(字幕)] 6点(2024-10-20 10:57:40) |
2. トム・ホーン
《ネタバレ》 無慈悲に射殺を続ける、濡れ衣であっても縛り首を受け入れる。トム・ホーンが見せる虚無感が闘病中のマックィーンに重なりやるせない。 彼を利用して手のひら返しで葬り去るご都合主義の正義感はかの国ならではか。胸糞の極み。 病を押しての出演でキレも華もないマックィーンを観るのが辛かった。 [DVD(字幕)] 6点(2024-09-07 08:33:48) |
3. とび★うぉーず
他愛ないお話ながらも、お兄ちゃんが見せるピンチでの諦めない姿はなかなかの見応えがありました。 お目当てアラン・リックマン。魚界悪の帝王ジョーはインテリで自信家で野心家という十八番な役どころ。鱈の邪悪な顔つきが段々と彼に見えてくるのがあら不思議。歌声も聴けてあぁ嬉し。 子供から大人まで楽しめる作品。デンマーク製というのにビックリ、本国でダンサー・イン・ザ・ダークを超えるヒット作というのに無限へぇ。マッツ・ミケルセンも観たのかなぁ・・・ [DVD(字幕)] 7点(2024-08-31 20:01:27) |
4. 翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜
《ネタバレ》 大阪と言えば吉本新喜劇、新喜劇と言えば池乃めだかさん。彼の衣装を纏った片岡愛之助が圧巻でした。 いっそのこと共演してくれてたら。 大阪府民として興味津々だったのですが大して笑えなく他愛ない話を淡々と眺めてお開きとなりました。 自虐とディスりのバランスに欠けてたようで、続編の難しさを思いました。 [DVD(邦画)] 4点(2024-08-25 16:51:44) |
5. 特捜部Q 知りすぎたマルコ
原作者がニコライ・リー・カースを嫌ってキャスト総入れ替えになったそうで。 新しいカールは年の功の落ち着きはあるものの、身のこなしが年相応(?)でモッサリしているのはいけません。 マルコは殆どストーリーに絡まず、作品を観て邦題をつけているのか疑問です。 大がかりな舞台の割には、謎解き人情話共に盛り上がりが無い作品でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-14 11:02:02) |
6. 特捜部Q カルテ番号64
《ネタバレ》 優生思想を絡めた展開は見応え有り。 「ローセの為に残って欲しい」 自分に正直になれない不器用男の真骨頂を見せたシーンに+2点 ニーデが海の藻屑となってなかったのに興醒め-1点 [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-14 10:47:43) |
7. 特捜部Q Pからのメッセージ
お話には結構引き込まれたのですが、警察のお粗末さに水を差されてしまいました。あと、カールのメンタル疾患模様が鬱陶しいのも残念。一人勝ちなアサドの魅力を感じた作品です。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-11 23:33:18) |
8. 特捜部Q キジ殺し
エログロ暴力描写に嫌気が。 派手(過ぎ)に傷を負うカールを白け気味に見ていましたが、「死にたいと思う時もあるが、死ねば人の役に立てないから死なない」(だったか)に+3点。 どうでも良いのですが、私的にクールなイメージのチータの性悪そうな顔にショック。更に、焼け死んじゃったのかなぁ・・気になって結末の余韻もどこかへ行ってしまったのが何ともはや。 でも何となく興味が湧いたので次作も観ることにします。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-10 23:19:06) |
9. 特捜部Q 檻の中の女
特捜部Qの存在が興味深かったのですが、主役に華も趣も感じられず退屈なひとときでした。 加圧装置が目を惹きましたが話に活かされてないようで残念です。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-07-31 22:47:19) |
10. トップガン
初見。政治色を考えずトム・クルーズ青春物語として観る分にはまずまず楽しめました。 ただ、美人さんの教官(何歳の設定なのか)とのロマンス模様は、作品の彩りだったとしても幼稚で白けてしまったのが残念です。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-05-04 22:58:35) |
11. トーマス・クラウン・アフェアー
ピアース・ブロスナンのスタイリッシュな言動は流石ではありますが、スティーブ・マックイーンが醸し出す虚無感には数段見劣りしました。新旧両作出演のフェイ・ダナウェイはどのように感じているのか興味深いところです。 [DVD(字幕)] 6点(2023-11-18 01:12:42) |
12. ドミノ 復讐の咆哮
脚本、演出、演技。酷いの一言。監督目当てでしたが、船頭多くして船山に上る状態でご自身不本意だったのではと思いたい。 ガイ・ピアース、出演理由を知りたいところですが、しょうもない役どころでも他とは段違いの存在感に+2点。 [インターネット(字幕)] 2点(2023-11-05 01:36:58) |
13. トリコロール/赤の愛
《ネタバレ》 ジャン=ルイ・トランティニャン目当てでレンタルしようとしたら3部作との事で青白赤の順での鑑賞でした。イレーヌ・ジャコブが特筆ものの美しさで赤に映える姿に目を奪われました。見た目のみならずしっかりした言動にとても大学生には見えません。トランティニャンへの「息をするのを止めたら」がアッパレ。そんな彼女に永久凍土が溶け始めたのか?と思わせるトランティニャンの佇まいは流石の名優ぶり。全員集合シーンは息をし続けられる事に感謝しましょう!と感じたところです。 [DVD(字幕)] 7点(2023-08-06 17:14:30) |
14. トリコロール/白の愛
カロルの胸中「何で俺だけ泣かなアカンねん、お前も嫌って言う程泣け」に対してドミニクのは分かり辛い。金に魅力を見いだしたのだろうか。what is love ? やるせない結末ながらその奇抜な復讐單に目が離せなかった作品です。 [DVD(字幕)] 7点(2023-08-06 16:50:19) |
15. トリコロール/青の愛
夫の愛人のいけしゃあしゃあとした物言いに虫唾が走る。夫の同僚の厚かましさにもイライラする。そんな二人に対するジュリエット・ビノシュにも「はぁ???」 おフランスならではの人間関係に呆れるばかり。娘がほったらかしな展開にも腹が立ちます。 [DVD(字幕)] 3点(2023-08-04 07:57:27) |
16. ドライブイン殺人事件
《ネタバレ》 冒頭での首がスパッと落ちるのに力がはいったのですが。画質が恐ろしく悪く夜のシーンの見辛さに肩が凝る。犯人を見届けようと我慢を重ねたのをせせら笑うかのような舐めた結末に絶句。鑑賞後IMDBのTrivia欄にある脚本7日、撮影4日、(意味不明だった)倉庫シーンは尺を伸ばすため土壇場で追加・・・等々、大人とは思えない舐めきった製作過程に-1点。 [DVD(字幕)] 0点(2023-06-23 02:44:53) |
17. 鳥(1963)
初見。ジェシカ・タンディ出演に100へぇ。ダラダラ描かれる人間模様が思わせぶりなだけで全く興に乗れず、何時になったら鳥が暴れるのか退屈でした。イナゴや砂漠飛びバッタのように理由も無く暴れる鳥の描写はなかなかでしたが、それだけの作品でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-11 19:50:44) |
18. どん底(1936)
ゴーリキー作品と言うことで難解又は辛気くさい予感は嬉しいハズレでカラリとした味わいある作品でした。MIPはルイ・ジューヴェで落ちぶれたとは1ミリも思っていないあっけらかんとした姿は妙に励まされました。生きてるだけで丸儲けというのでしょう。流石のジャン・ギャバンも貫禄負けの感がありました。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-04-11 02:07:26) |
19. トゥモロー・ワールド
原因不明で世界で子供が生まれなくなり18年、英国以外暴動によって国が崩壊、押し寄せる難民を排除する治安部隊。 人類舐めたらアカン!設定を封印してSFモノとして観るぶんにはまずまずといったところ。 ビッグネームのマイケル・ケインとジュリアン・ムーアの雑な扱いに大いに異議あり。 ケインが語る「信念と運命」に加点。 乳児見守り一時停止からドンパチ再開シーン、全編に亘ってのゴミクズ溢れかえる街並みに、産まなければ始まりませんが、産んだ子供に教育と道徳を授ける事が重要かと思わされたところにも加点。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-07 14:07:06) |
20. 特攻大作戦
《ネタバレ》 アルドリッチ好みの役者を揃えての十八番反骨野郎物語。盛り上がりは模擬戦闘がピークで実戦は大作戦も何もあったものでないグダグダぶりを経た結末に完全に冷めてしまいました。将官のみならず紳士淑女もろとも焼き殺すというのはアルドリッチならではでしょうか。「戦争に綺麗も汚いもあらへんで! 核爆弾で何十万人もの老若男女焼き殺しとるやないか」とでも言いたげなライズマン少佐の姿でした。いくら主役とは言えチャッカリ生き残ってるのが不愉快なところでアルドリッチそこは妥協したのでしょうか。 [DVD(字幕)] 5点(2023-03-07 15:38:51) |