1. ドラッグストア・ガール
あとワンテンポなんだ、ワンテンポ遅い。脚本のスピードに役者がついてきてない。故に笑いきれない。三宅裕二の演技がなんとも狙いすぎでこれも気に障る。なにからなにまで田中麗奈に都合よくできているため、見終わるととりあえずあー田中麗奈はかわいーなーとはなる。うんなるな。良々とカップルっつーのもほほえましいじゃあないか。 5点(2004-12-12 23:40:40) |
2. トレインスポッティング
終始なんとなく悩んでる、そしてふんだりけったりのレントンを、なんとも無責任な感じで、ただみかけのスタイリッシュさを追求して撮りきった監督の乾いた感覚がなんともかんとも素晴らしい。公開当時、古着屋で青いジャージを買い、黄色いTシャツを買い、黒のスリムジーンズを買った。そしてアディダスのエンジ色スニーカーは発見出来なかった。最近靴屋でみかけた。つーかABCマートとかでぼろぼろ売ってやんの。つーかおせーよ! 10点(2004-08-16 12:41:37) |
3. となりのトトロ
東洋の最果て!島国!平和主義!嗚呼、日本てなんて素晴らしいのかと思える作品 8点(2004-07-24 15:36:25) |
4. トゥルー・ブルース<TVM>
ジュリエットルイスに尽きる。リアルで、破滅的で、且つ愛らしい。 9点(2004-07-19 11:40:27) |
5. 時計じかけのオレンジ
おぎやはぎのやはぎが好きな映画なんだよ。知ってた? 10点(2004-07-11 17:29:30) |
6. ドッグヴィル
なにが傲慢でなにが傲慢でないか。興味のない輩には果てしなくどうでもいいことを、3時間かけて、キッドマンさん主演でやってのけるという、まさに芸術家のみに与えられた特権。同時に、生きていく上でなんの役にも立たないことを大真面目に訴える、これぞ映画の醍醐味ともいえる。 8点(2004-07-11 16:02:54) |
7. トーク・トゥ・ハー
切なくも醜い男の欲望。不遇な半生、哀れな末路に同情はすれども、所詮は変態。たとえそれが真実の愛だったとしても、対象にされた方はたまったもんじゃない。しかも彼女は、何の価値判断も、選択も、許されないのだから。ベニグノによる献身のおかげで、アリシアは綺麗なままでいられたわけだが、彼がそのあとトイレでマスかいてる可能性だってゼロじゃない。さらに彼はそういった行為に罪悪感を抱いてないからタチが悪い。彼は、健常者である。そこを忘れてはいけないと思う。ただきれいなだけで終わらなかったのはよかったと思うが、欲をいえば、もう少しベニグノを断罪するような展開でもよかったように思う。主題はタイトルにもあるとおり「会話は大切」なんだろうが、この展開ではストーカー礼賛と解釈する変態も少なくなさそうだ。カメラワーク、音楽を入れるタイミングなど、映画的にはそりゃもう一級品。 7点(2004-01-31 19:12:12) |