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1.  同窓会(2008) 《ネタバレ》 
面白かったですよー。ラストの2段オチは、自分は思いっきり騙されました。号泣しちゃいましたよ。高校時代の雪を演じた尾高杏奈が、たまらなくかわいいですね。なんか、青春時代の甘酸っぱさを思い出させてくれました。好きな映画。
[DVD(邦画)] 8点(2013-05-27 01:28:46)(良:1票)
2.  となり町戦争 《ネタバレ》 
「戦争」とはどういうものなのか、ということを、恐ろしいほどのリアリティを持って描いた傑作です。今まで見たどんな戦争映画よりも胸に突き刺さってきました。江口洋介の芝居のうまさも手伝って、息苦しくなるほど「ホンモノの戦争」を体験させられます。あえて「となり町との戦争」という設定にすることで、戦争の本質が浮き彫りになる「構造」は、見事の一言。ちょっと反戦色が強すぎるところと、ラストあたりがメロドラマ過ぎるところがマイナス点ですが、こんな傑作映画がそれほど評判になっていないのは、タイトルのせいでしょうか?それとも平和ボケしすぎた日本人の国民性のせい??
[DVD(邦画)] 9点(2011-10-18 01:44:10)
3.  突入せよ! あさま山荘事件
面白かったです。人間が大勢あつまって仕事をすると、こんな感じになりますよね。警察なら、なおさらでしょう。すごくリアリティがありました。現場仕事をしていた頃のことを思い出します。身につまされる映画で、見ていて疲れましたが、満足感がありました。役所広司は、やっぱりうまいですね。
[DVD(邦画)] 7点(2008-09-30 23:28:14)
4.  富江 tomie 《ネタバレ》 
同監督の「うめく排水管」が面白かったので、こちらの作品も見てみました。こっちはダメダメのグダグダホラーでした。残念。ただ、意図したものかは不明ですが、笑えるところがいくつかあって、そこはよかったです。一番面白かったのは、洞口演じる精神医が「催眠療法中に月子が言ったセリフ」を録音したテープを聞きながらメモをとるシーン。紙に「トミエ」とメモした後、「トミエ」と書いた下に「とみえ?」って。仮名なら一緒だろ! 要は、「トミエ 富江?」とか、「富江 登美枝?」のパターンのパロディなんでしょう。いくらなんでもあれは意図的にウケを狙ったんでしょうね。その後のシーンでも月子に、「トミエ とみえ」と大きく書いた紙を見せて「この名前に心当たりは?」とか聞くし。なんでそこでも二つ書くの(笑)。ひらがな読めればカタカナも読めるって。でも、面白いのはそこらへんまで。途中から笑えるシーンがなくなってきて、ただただ苦痛の退屈な時間が続くのでした。
[DVD(邦画)] 2点(2008-09-20 19:39:40)
5.  ドグラ・マグラ(1988)
原作は読んでいませんが、これは映画として非常によくできていて、なんというか、完璧な仕上がり。ストーリー、役者たちの演技、映像の雰囲気、テンポ、など、非の打ちどころがありません。数年に一度見ています。何度見ても面白いです。主役の三人のキャスティングはまさに絶妙。
[ビデオ(邦画)] 9点(2008-09-20 11:23:50)
6.  砦なき者<TVM> 《ネタバレ》 
これは面白いです! 妻夫木も役所も、一筋縄ではいかない、厚みと深みのあるキャラを演じていて、飽きさせません。よくできたサスペンス。メッセージ性もほどよくある、良作です。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-08-13 23:31:16)
7.  ドッペルゲンガー 《ネタバレ》 
前半はおもしろかったです。あの感じで最後まで作って欲しかったなあ。
[DVD(邦画)] 6点(2007-08-13 23:26:46)
8.  Dolls ドールズ(2002) 《ネタバレ》 
未成熟な中学生のようなセンチメンタリズムに満ちた異色作。とにかく愛情表現が、どれをとっても押し付けがましい。特に自分の目を潰しちゃう人とか。人の気持ちを思いやれずに独善的な自己犠牲に走る人間たちの幼さに、まったく共感も同情もできませんでした。
[ビデオ(邦画)] 3点(2007-08-13 23:06:57)
9.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 
面白かったです! いろんなテーマがうまく盛り込まれた、青春ストーリー。考えさせられるようなところも多かったです。最後のほうの「未来で待ってる」「走っていく」の解釈は、みなさんのレビューを読んで「なるほど!」と思うものがいくつかありました。いろんな解釈ができるオープンエンディングですね。矛盾点に関してですが「千昭が未来に戻れば、クルミを手に入れて、また会いに来れるじゃん」は、僕も思いましたが、千昭は未来のルールをおかしたから、もう会えないということなんでしょう。そういうセリフがありましたよね。「千昭がタイムリープを使った時、何故真琴の記憶が消えなかったのか」に関しては、実は真琴の記憶は消えています。千昭が戻した時間が短いためにわかりづらいですが、「あの2人、一回死んでるんだぜ」と、千昭が真琴に説明していることで、それがわかります。
[地上波(邦画)] 8点(2007-07-27 14:49:21)
10.  頭頭 <ОV> 《ネタバレ》 
 とても好きです。僕はこれを、コメディとは思いませんでした。シリアスなテーマを、正面から撮っていった作品だと感じます。 松本をはじめ、すべての出演者たちの演技もすごくいい。 たんたんとした、ほの暗いトーンの中に「めちゃくちゃリアルなもの」が浮かび上がってくる。そんな作品です。 「頭頭」という非現実的なアイテムをぶち込むことで、世界観がぐっとリアルになる。 老人問題(と一言で片付けてしまうことには抵抗があるが)を取り扱ったものとしては、山田太一のいくつかの作品と並ぶ、名作であると思います。 ラストのオチも、「頭頭」がそれまで象徴してきたものが何であるかを思い出しながら見ると、まったく違う意味を持って、私たちの胸につきささってきます。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-06-06 12:43:04)
11.  ドリームキャッチャー 《ネタバレ》 
みなさんのレビューを読んで、驚きました。なぜなら、みなさんの書いていることがだいたい同じで、しかもそれは、僕が思ったこととも同じだったからです。見た人の意見が、ここまでわかれない作品もめずらしいのではないでしょうか。かえすがえすも、CM(予告編)と、本編の前半はすばらしかったですね。
[地上波(字幕)] 5点(2007-03-10 08:13:07)
12.  トータル・リコール(1990) 《ネタバレ》 
SF映画の中で一番好き!人格はどこに存在するのかという深いテーマをしっかりと描きながら、単純なエンタテインメントとしても充分機能している傑作!必見!
[ビデオ(字幕)] 9点(2004-02-20 13:29:04)
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