1. 東京物語
原節子は魔性の女だな。20代に観たときは甲斐甲斐しい健気な後家という印象があったけど 今観たら他人だから親切にできるんちゃうかと。まだ杉村先生のほうが根が単純いうか真っ直ぐに思える。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-12-19 18:26:34) |
2. 動乱
女の境遇を思えば抱いてやればいいのに亡くなった部下への節義を通したいのか、 その律儀さと鈍感さが軍人としての愚直さと重なりあう妙味が高倉健だけあって 見応えがある。そして吉永小百合は素晴らしい。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-09-07 15:51:29) |
3. 閉ざされた森
一言で言うと「ちょ、ちょ待てよ」 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-06 22:04:04) |
4. 東京流れ者
任侠したいのか、前衛したいのか。 [DVD(邦画)] 6点(2010-03-24 16:56:23) |
5. 時をかける少女(2006)
時をかけすぎ。 [DVD(邦画)] 6点(2009-09-14 23:03:10) |
6. トニー滝谷
ときおり吹く風が浮遊感を醸し出していて良かった。 [DVD(邦画)] 7点(2007-03-05 00:09:11) |
7. トイ・ストーリー
大奥を連想した。 [DVD(吹替)] 8点(2006-08-17 22:47:20) |
8. となりのトトロ
子供のころはジブリの中でそれほど好きな映画じゃなかったのに、いつからか、深い緑とトトロを見るたびに涙ぐんでしまう。歳をとったのだと思う反面、そんな自分を少し好ましく思えたりもする。つまるところ、確実にトトロに会えない大人が感動する作品だと思う。 [地上波(邦画)] 8点(2006-07-29 21:33:32)(良:1票) |
9. 都会のアリス
何より車が印象的だった。単に乗り物としてだけでなく、プライベートな空間としての魅力が、このロード・ムービーを観てすごく感じた。 [映画館(字幕)] 6点(2005-08-25 22:20:09) |
10. 東京原発
まるでマイケル・ムーアの映画を見た後のように、この映画では原発について自分の無知を実感させられた。たとえば、日本のエネルギー予算のほとんどは原発にかけている為、次世代のエネルギー開発は他の先進国に比べ遅れをとっているなど・・。原発の是非はどうあれこの映画の中で語られている原発についての情報は、日本に住む者の1人として知っておかなければならないだろう。 7点(2005-02-21 17:15:45) |
11. 東京ゴッドファーザーズ
出来すぎてる展開の映画は嫌いじゃないけど、この作品の場合は “あざとさ”目立ちすぎていた。「ここでこうつなげれば面白くない?」みたいなノリの脚本家たちの声が聴こえてくるようだ。「この看護婦が実はギンの娘にしてー」とか「ここで越路吹雪を歌わせよう」みたいな狙いがバンバン伝わってきた。 オープニングのスタッフ紹介からして、「どう?センスあるでしょ」的な匂いがして 受け付けなかった。終わり方もイマイチ。エンドロール後にエピローグがあるのかと 期待してたのに。テンポと清子という名前は良かった。 6点(2004-09-18 20:47:01) |
12. トレーニング デイ
《ネタバレ》 最後までアロンゾはよくわからない男だった。 用意周到な割にはどうしようもなく短絡的面もあるし、アウトローな割りに胡散臭い偽善者の一面も見せる。 だけどこの煮え切らなさが妙にリアルだと思う。 並みの役者が演じてたら、わけのわからんうすっぺらな悪徳刑事にしかならなかったはずのキャラだろう。それがデンゼル・ワシントンが演じると、アロンゾに人の奥深さを感じてしまう。さすがだ。 [映画館(字幕)] 7点(2004-05-18 22:43:09) |