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プロフィール
コメント数 124
性別 男性
年齢 36歳

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1.  都会のアリス
静かな映画ですが、見終わった後に噛み締めるような感動があって、日を追うごとに好きになっていきました。とっても愛らしい映画です。
[ビデオ(字幕)] 10点(2007-08-05 02:38:34)
2.  泥棒野郎
初期のコメディでは一番笑えたと思う。ジョークもわかりやすいし、ウディっぽさも出てて、処女作に作者のすべてが…云々って感じだった。
[DVD(字幕)] 7点(2007-05-27 04:33:24)
3.  ドゥ・ザ・ライト・シング 《ネタバレ》 
「正しいこと」とはいったい何なのか?それはいまだわからない、それがこの映画の結論だと思います。この映画の登場人物たちの行動で目に付いたのは最後に暴動を起こした黒人たちの多くがサルに対して何の恨みも持っておらず、むしろ「俺たちはあのピザで育ったんだぜ」とさえ言っていることです。つまりあの暴動の発端はサルに対する怒りではなく、差別や苦しい生活の現状そのものに対するぶつけどころのない怒りがサルを引き金に爆発したということなんだと思います。それは暴力の矛先が何の罪もない韓国人にまで広がっていく様子からもわかります。サルはこの映画の登場人物の中では善人です。ムーキーに対しても息子同然というほどで、黒人に対する差別的な態度もあまり見受けられません。閉店後に来た黒人客にもピザを出す(そして、これが暴動の原因になっていくというのも興味深いところ)しかし、その関係性がラジオを壊すという一つの行為によって崩壊する。ピザボイコットに反対した若者たちが次の瞬間にサルを襲う。止めに入っていたムーキーが最終的に店を破壊する。破壊された店の中で「権力と闘え」という歌声が響く。しかし、サルは権力ではない。むしろ同じマイノリティの反権力です。結局あの暴動は普段から蓄積していた矛先を知らない怒りが引き起こした発作です。権力とはラヒームを殺した警官たちです。しかし、人々は彼らのことはみすみす見逃す。権力には抗えないからです。「正しいことをしろ」と言った市長とそれを聞いたムーキーが最後にとった行動はまったく別のものでした。それが最後のキング牧師とマルコムXの言葉ともリンクし、さらにそのどちらが「正しいこと」なのか結局は何もわからない。とても考えさせられるラストでした。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-12-01 00:04:40)(良:1票)
4.  トラブルボックス/恋とスパイと大作戦
ウディ・アレンらしいコメディですが、そんなに面白くはない。設定自体がまさにコメディという感じの設定なのですが、ウディの饒舌なジョークがシチュエーションとあまり噛み合わない。彼のジョークと映画の進行が別々に一人歩きしている感じ。ただ個々に見ていくと結構面白いところもあります。最近のアレン映画は全体的にそんな印象(ただ、コメディ色が強いので全盛期の作品よりは見やすいと思います)。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-10-17 14:05:31)
5.  トリコロール/白の愛 《ネタバレ》 
話がわからん。コメディタッチだから、あえてなのかわからないが、話の展開が非常にラフな感じがした。死んだ振りするってのはいいアイデア。
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-04-18 19:41:19)
6.  トッツィー
予想よりもあっさりという印象。綺麗にまとまっているという感じですね。でも、それが良かったのかも。このネタでやりすぎは禁物です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-09 14:29:43)
7.  トロイ(2004)
単純明快でよかったんだけど、なぜかしつこいという感じがした。みんなテーマを口で言いすぎだろう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-03 21:39:01)
8.  突然炎のごとく(1994)
白黒の映像とか、独特の雰囲気とかがあるにもかかわらず、シーン一つ々々が自然であるのはいいと思う。ただ、全体としてみると、どうも描ききれてない気がする。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2004-11-04 19:09:22)
9.  時計じかけのオレンジ
かなり衝撃的な作品。いろいろな解釈が可能なようですが、考えてみれば当時はヒッピームーブメントなんかの名残で自由、自由ってみんながはやし立ててた時代だと思うんですよね。自由がどんどん拡張していっていた時代。当時のストーンズのライヴなんか見ると男の観客が殴りあったりとかラリッた?女の人が突然服を脱ぎだしたりとかして、かなりやりたい放題です。他者危害の原則が崩れかけてた時代だと思うんです。制限のない自由。自分がしたいことを好きなだけやるのが本当の自由だ。そういうふうに考えるとアレックスってまさに自由の体現者だとも思えてくるんです。結局アレックスをかっこいいと思う人と最低と思う人がいるのはこの制限のない自由に対する憧れとそれによって引き起こされる無法状態への嫌悪が原因だと思います。アレックスだけが最後まで自由な悪人であり、ほかは不自由な偽善者。しかし、アレックスのいる世界は暴力的な無法地帯で、偽善者たちは不自由ながらも秩序のある世界に住んでいるんです。
[ビデオ(字幕)] 9点(2004-06-01 17:36:16)
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