1. トップガン マーヴェリック
4DXで観賞しました。 前作はリアルタイムではないですが、 『It's the 80'sというテクノポップな音楽がクールな青春映画。軍の宣伝としても青春映画としてもミュージックビデオとしても完成度は高く、若者にアピールする「映画の一つの完成系」』として本サイトで10点をつけていました。 80年代の空気のさわやかさは年が経るごとに増幅し、60を越えてもトム・クルーズのさわやかさは未だ衰えず。 それにしてもこの映画ほど4DXで見たことへの満足度を感じる映画もないのでは。 80年代のMTV的青春映画は、21世紀の現代のテクノロジーにより四次元の青春映画に。 若者にアピールする「映画の一つの完成系」は平成生まれの若者には青春映画として、昭和生まれには青春を回帰させる映画として 『青春映画』新たな代表格。 [映画館(吹替)] 10点(2022-10-03 10:23:33) |
2. ドゥ・ザ・ライト・シング
この監督は、自分の作品は20年後も30年後も見られるという意識がないのか、意識して(当時すでに)古臭くしていたのか、単に古くなったのかがわからない微妙な選曲と演出をいつも感じるのだが、この作品は特に違和感を感じる。とにかく古いしダサいしうるさいしついて行けない。ただ価値があるのはLA暴動よりも前の作品ということだ。偏らずリアリティのある群像劇。なぜ今やセンスの無いプロパガンダしか生み出さないようなしょうもない監督と化してしまったのか謎である。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-10 02:07:32) |
3. ドラえもん のび太とロボット王国
相変わらずドラえもんの無駄使いだが、一応真面目に感動させようとそれなりにまとまった脚本を作ってある分、駄作が2本続いただけに若干持ち直した印象はある。それだけに素人声優どもの存在が駄作感を増幅してるのが痛い。それと糞みたいな主題歌。ドラえもーーーーん、じゃなくて武田鉄也先生助けてください。 [DVD(邦画)] 4点(2012-09-14 09:50:59) |
4. ドラえもん のび太と翼の勇者たち
かつての大長編のような大人が感心するようなよさは微塵もないが(子供向けの)冒険活劇としてはまあまあな分、無責任な寄せ集めパクり映画の太陽王伝説よりはマシかという程度。 [DVD(邦画)] 3点(2012-09-14 09:43:28) |
5. ドラえもん のび太と竜の騎士
冒険活劇に振れているおかげで若干子供向きのキャラクターが多いが、純粋にSFとして書かれていたらどこまで傑作だったのだろうという進化論をモチーフにした作品。純粋な悪役がおらずさまざまなエゴが絡み合う展開も現実世界への皮肉が利いていて良い。若干ミステリー色もあり、細かい謎が最後に1つの線としてつながる瞬間は見物。子供の頃に見るより大人になってから見たほうが脚本の出来の良さに関心する一本。藤本先生天才です [DVD(邦画)] 9点(2012-09-14 09:33:24) |
6. ドラえもん のび太の日本誕生
《ネタバレ》 太古の日本で面白い秘密道具を使いながら夢のある自給自足生活をおくるのび太たちに胸を躍らされ、冒頭から衝撃的な時空乱流、神隠し、しゃべる土魂などといった不気味な要素に肝を冷やされる。実際の人類の歴史などを取り入れた要素も上手く絡まり、ギガゾンビの正体などらしいSF設定も発揮された10周年の名に相応しい大冒険活劇。客観的に見れば海底鬼岩城や魔界大冒険などのほうが傑作だとは思うが、個人的に一番好きなのはこれ。特に序盤の秘密基地を作って生活してる辺りの楽しさは何度見ても心惹かれる。主題歌の時の旅人もいいんだよなあこれが・・・ [地上波(邦画)] 10点(2012-09-08 07:04:49)(良:1票) |
7. 2LDK
タランティーノが好きな人にはお勧めできる映画かもしれない。俺もパルプフィクションは面白いと思ったが、この映画はどちらかというとレザボアドッグスと同じく、単なる殺し合い映画でアクションやスリルやアイロニーがあるわけでもなく評価すべき点が見つからなかった。つまらなくは無いがセンスが合わないんだろう。 [DVD(邦画)] 5点(2012-05-24 09:23:12) |
8. 東京タワー
アウトラインは悪くないんだけど…フランス人がやればチャタレー婦人の恋人になるんだろうが、日本人がやるとどうしてこんなクサいドラマになってしまうんだろう。あるいは役者達が日本人にしてはキレイすぎたか。まあ原作のファン層のメロドラマ好き、あるいは腐女子向けの少女マンガ好きにはウケるだろうからそれほど悪い評価にはしないが…凡作 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-10-15 02:11:46) |
9. 隣のリッチマン
登場人物に毒が無さすぎるんだよなあ・・・当たり外れのでかいベン・スティラーの主演映画としては当たりでも外れでもない中間に位置する珍しいまとまりようだがコメディなんだから突き抜けて欲しいよね。シチュエーション自体は面白く退屈はせず最後まで見れる映画だがコレといって見所もない。 [DVD(字幕)] 6点(2011-10-07 02:39:54) |
10. 特命係長 只野仁 最後の劇場版
ドラマのファンには期待通り。もともとカンフーアクション気味で映画に向くこともあるが、TVドラマの映画化としても出来はいいほうではないかと思う。ファンには7点、それ以外には6点。 [DVD(邦画)] 7点(2011-09-27 01:35:01) |
11. トイ・ストーリー3
科学技術と制作費の向上はこの作品にはそのまま自由度の拡大になる満を持した3作目。前作を見た人は冒頭を見ただけでストーリーの想像がつくだろうから即刻ハンカチを用意するべき。10年間のブランクで、前作を子供の時に見た人達もいい年頃だということを考えると余計に感慨深い。バック・トゥ・ザ・フューチャーもゴッドファーザーも成し遂げられなかった、鮮やかな三部作の完結。 [DVD(吹替)] 9点(2011-09-26 16:09:52)(良:1票) |
12. トイ・ストーリー2
科学技術の進歩は凄いなあと思わされる前作とは比べ物にならない質感の向上。前作でキャラが立ったことを生かしたコメディの数々やミセス・ポテトヘッドなど魅力的なキャラの増加、そして「おもちゃの運命」という考えさせられるストーリー。子供は楽しみ、大人は泣ける。まさに傑作 [DVD(吹替)] 9点(2011-09-26 15:59:09)(良:1票) |
13. トイ・ストーリー
シリーズとして見た場合はCGアニメ黎明期らしい模索感が感じられるただの粗いアドベンチャーと言った所だが、(実在も含む)おもちゃが動き出すという斬新な設定とこの映像でなければ出せない質感、とにかく当時は衝撃的な新感覚映画だった。唐沢&所ジョージの吹替えで十分楽しめるのはアニメの良いところ。ダイヤモンドユカイの主題歌もGOOD! [映画館(吹替)] 8点(2011-09-26 15:50:35) |
14. 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007)
最近流行りの昭和ノスタルジーの日本映画の1つ。周りの友人は揃って感動して泣いてたが、個人的には感動というより微笑ましかった。「母の死」という題材1つで多くの人を感動させ、また一部には微笑ましさで笑顔すら与えるのは樹木希林の為せる業。昭和と日本と家族を描いた傑作です。 [DVD(邦画)] 8点(2011-06-15 23:04:02) |
15. 鳥(1963)
どうもスリラー部分が断片的で連続的な緊張感がない人工的なホラーのように感じてならない筋書き通りのストーリーだが、ただの合成じゃなく動物を扱ったスリラーとわざわざ困難に困難が積み重なるようなことにあえて挑み、当時不可能であったことを可能にした技術は評価したい。ただしキングコングやゴジラみたいに今見てもそのデキが信じがたい特撮もあるし、ヒッチコック自身もサイコなど今でも十分通用する一流のサスペンスを残しているだけに相対的に評価は落とさざるを得ないのは仕方ないところか。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-15 22:31:33) |
16. 東京島
ベースになったアナタハンの女王蜂事件はあれほど魅力的な事件なのに全く生かしきれていない支離滅裂なストーリーに。それでも原作が評価されてるのだとしたらストーリーではなく小説的な心理描写だと思うのだが…主人公のプロフィールを見る限り、容姿も特にさえない「中年おばさん」がチヤホヤされ周りがフリ回されるという部分がキモなのに木村多江というのは完全にキャスティングミスだろう。木村は確かに端的に見るといわゆる美人ではないし中年だが、妖艶というか何と言うか男をひきつける魅力は非常にある女性である。別に無人島でなくても「モテて」しまうような女性を主人公に充ててしまってはいくら窪塚に「オバサンオバサン」言わせても話の印象が変わっちゃうよね。いや、確かにじゃあリアルな映像を取れる女優を主役にしたてて興行的にいけるかというとそれは難しいけど。製作者に片桐はいりをキャスティングする勇気があったら讃えてたねw [DVD(邦画)] 3点(2011-06-05 16:32:21)(笑:2票) (良:1票) |
17. トラブル・イン・ハリウッド
みな既に「ハリウッドってこんなとこだろう」って想像ついてしまっているからどのエピソードもさして面白くない。日本で民放が垂れ流してるサラリーマンドラマのほうがよほど理不尽な話ばかりというのは社会の皮肉だ。それにしても振り回され役がハリウッドの頂点であるデニーロっていうのもどう考えてもミスキャストだろう。振り回すほうより振り回されるほうがオーラバリバリの大物って、こんなリアリティの無さで楽しめと言われてもキツイ。 [DVD(字幕)] 4点(2011-05-27 17:27:27) |
18. トロピック・サンダー/史上最低の作戦
安定したコメディ映画を続けてきたベン・スティラー主演作だが本作は万人受けするとは言いがたいありがちなB級ナンセンスアメリカンコメディ。ただし制作費はおそらく超A級だ。ベン・スティラーならもはやなんでもありなのか?やりたい放題とはまさしくこの映画のことだ。まあストーリーからいって「バッラバラになってしまった失敗アドリブ映画」と言い張ってしまってもいいんだけど… [DVD(字幕)] 3点(2009-07-05 04:39:41) |
19. ドン・サバティーニ
ゴッドファーザーマニアとして見ました。話しとしてはつまらなくはないが、せっかく「伝説のドン(本物)」を得たんだから、もっともう下手したら訴えられるほどゴリゴリパロって欲しかったと思う。中途半端に終わりコメディとしても似たようなオチの「恋するための3つのルール」とかのほうが面白かったなぁ [DVD(字幕)] 6点(2009-06-04 06:06:14) |
20. ドラえもん のび太と鉄人兵団
ストーリーの完成度にはケチのつけようがないが、個人的にサイエンスフィクションではなくファンタジーの方へ大きく振れているのは少しマイナスで、更にこれまでは隠されていた「メッセージ」が前面に打ち出されすぎ「蛇足」の多い左傾映画であること、出来は良い映画なのだが年端も行かない子供に見せるのは悪となりかねないのが残念だ。あと一歩でプロパガンダというテレビ朝日の意図が見えすぎる部分がありとても最高傑作などとは評価できない部分があるが、押し付けがましさものが多いメッセージの中ではなく、ある程度隠れた部分、キリスト教に対する強烈な皮肉が痛快で原作者の本来の意図はそちらにあったのではないかと思う。 [DVD(邦画)] 6点(2009-04-01 10:31:05) |