1. トランスフォーマー
一言で言えば「面白い映画」。完全な娯楽大作。こういうのを待ってました。何も考えず、垂涎寸前で驚きながら観られる映画。本当に楽しかった。 2ヶ月も前から楽しみにしていて、できるだけ予告編も見ないで臨みました。そしていよいよその時!「!」しまった!前に座りすぎた!…。最後の決戦を楽しみにしていたのにあまりにも大画面で画面が揺れるので、何がどうなっているのか、整理するのに必死。でも、コンボイもといオプティマスたちを迫り来る大画面で見られたのは大満足。 そして変身シーンの見事さは究極。ワンカットで見せるスタッフの情熱は半端ではありませんな。 そして、何と言っても金属生命体たちが「かわいい」。頼もしくてかっこいいのに、なぜか可愛らしい。人間ぽい表情(仕草)を隅々まで描ききった事による効果でしょう。だから「庭で駐車場」みたいな私にとってのツボな場面が生まれるわけで。戦闘シーンをじっくり見るために次はちょっとだけ引いた席に座ってみます。そして「玄田コンボイ」を堪能します!何回でも観られる映画って本当に楽しい。 [映画館(字幕)] 9点(2007-08-05 11:46:12)(良:1票) |
2. ドラえもん のび太のワンニャン時空伝
絵柄が変わってからわずか2作品で最後の作品になってしまいましたね。これでもうあの強烈な五人の声を聞く事が出来なくなると思うとしみじみとしてしまい、内容よりキャラを重視してしまった作品です。最後の最後でかつてのドラ映画の片鱗を垣間見る事ができたと思います。1000年の時を越えた友情は気持ちよい。 [地上波(邦画)] 4点(2007-02-10 11:56:59) |
3. 時計じかけのオレンジ
うーん。なんというか、いちいち脳がチクチクするんですが。一言で言えば「強烈」です。ウイリアム・テル協奏曲とか喜びの歌とか、狂気の沙汰を壮大な、軽快な歌で表現するのは反面教師的なものとして一応効果をあげてるようですが、いかんせん精神的に痛すぎる。「芸術ってのはこうなんだよ。分かるか?ほれ、もっと見せてやる!これがハイセンスってやつよ!狂気ってやつよ!」という言葉が聞こえてきそうで。楽しむことは出来ませんでしたが一生忘れないと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-21 11:35:36) |
4. ドラえもん のび太の日本誕生
《ネタバレ》 「リニアモーターカー…ごっこ」で腹がよじれるくらい笑った。劇場で見た記憶がある数少ないドラ映画です。これを観た人は教科書で土偶を見たら100%ツチダマを考えるでしょう。強烈ですから。自然の描写が綺麗だった事も覚えています。神隠しの場面の神社の描写、あれ怖いです。 [映画館(邦画)] 8点(2006-09-14 07:23:01) |
5. ドラえもん のび太と鉄人兵団
間違いなくドラ映画の中で一番です。題名と物語の、アイデアの参考とされたのが海野十三の「火星兵団」らしいと知り、読んでみました。こちらは時代背景のことも相まって、理論等がぶっ飛んでいるのですが、そんなものすらふきとばすゴリ押しのパワーを感じました。「鉄人兵団」も然り。巨大ロボットを動かすなんてもうロマンの極地ですよ。しかしそれは悪の手先で、頭脳を改造して、怪しげな少女が出てきて、ロボット軍団が襲ってきて、東京が破壊されて…もうぐいぐい引っ張られてあのラストです。こんなアニメがあるんですよ。世界では「夢がある」だの「子供向け」だのという視点で見られてるような気がしますが、こういう作品も観て評価して欲しいですね。ところでこの作品、「ターミネーター」よりは後の作品ですが、「T2」と共通する点がいくつか見えます。「頭脳の改造」「機械の感情」「涙」等。「T2」より5年も前の作品なのに… [ビデオ(邦画)] 10点(2006-07-27 15:28:17) |
6. 突入せよ!「あさま山荘」事件
なかなか見ごたえのある作品でした。当時は私は生まれていなくて、鉄球などの映像は記録映像やニュースなどでしか知らなかったので、「なるほどこういう作戦だったのか」と感じました。現場の緊迫感と混乱が生々しく描かれ、しかも警官同士のプライドと規則の板ばさみによる葛藤も見られて、外国の警官映画のようなヒーローというより、地に足のついた警官像が見られて興味深かったです。そして唸ってしまったのがこの台詞。「どいつもこいつも現場指揮官になった気でいやがる」…現場の事は現場の人しかわからないんですよね。 [DVD(邦画)] 7点(2006-06-16 11:37:59) |
7. ドラえもん のび太の魔界大冒険
アイデアは素晴らしいと思います。メデューサの「まあ~て~」「逃げろ~!」「廊下で騒いじゃいけません!」のくだりがなんとも好きです。ただ…少し魔界での迫力が少ないと思います。というか気味悪さが前面に出ている珍しい作品です。(円盤人さんのあらすじにもありますが)魔法に対する「魔法」=「科学」という考えはやっぱりドラワールドですがね。錬金術という言葉もこの作品で知りました。 [ビデオ(邦画)] 7点(2006-06-07 23:46:08) |
8. ドラえもん のび太と翼の勇者たち
《ネタバレ》 完全に惰性で作ってる感丸出しです。トリノ博士は森繁さんですが絶対に「ものの○姫」を意識しての起用でしょうね。進化は度々ドラの中で語られるテーマですが、はたして鳥を進化させたら翼突きの人間になるでしょうか?そんなことが可能なら今どこかに鳥人間は存在してると思います。もし放射線源で自由に方向性を変えられるとしても人間としてやってはいけない行為でしょう。それを「パラレルワールドだから」の一言で片付けるのはいかがなものかと。あと、フェニキアを宇宙に、しかも誕生以前の地球軌道上に放り出すとはもう酷いです。 [地上波(邦画)] 1点(2006-05-25 11:47:56) |
9. トゥルーライズ
面白い。非常に楽しい。コメディとハードアクションのとんでもない融合ですね。キャメロンとシュワのコンビがなせる業だと思います。個人的に好きなのは「何とか言ったら!」「…なかなかいい馬だね」(馬、尻尾を振る)のくだりです。作品全体のテンポが良く、すいすいサクサク進んで退屈しません。楽しんで作っている感じがします。ラストの戦闘機の空中戦は興奮します。 [地上波(吹替)] 8点(2006-05-20 22:00:36) |
10. ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ
敵が比較的魅力的だった。Drウィローは「柳」じゃなくて食い物の「ウイロ」なんでしょうかね。 [地上波(邦画)] 5点(2006-05-18 20:21:35) |
11. ドラゴンボールZ
後の劇場版に比べると格段にテンポが良くサクサクと小気味良く見られました。筋肉のつき方とかはまだ「Z」以前のものをひいている感じでしたが、全体的にパワーがありました。神谷明ハマッてますね。 [ビデオ(邦画)] 7点(2006-05-18 20:14:14) |
12. トゥームレイダー
《ネタバレ》 「インディジョーンズ」をぬるくしたような感じをうけました。「レイダー」ってついてますし。最初のロボットの戦闘はなかなか迫力ありましたが、遺跡の石像戦はちゃちいです。あんなものがあったら現地の人がうっかり触れたりしたこともあったでしょうに。 [DVD(字幕)] 4点(2006-05-03 23:32:53) |
13. ドラえもん のび太の宇宙小戦争
《ネタバレ》 この作品で特筆すべきはやはり無人戦闘艇と改造ラジコン戦車で戦ったスネ夫としずかちゃんでしょう。もちろん主題歌も。あの戦闘シーンは少し安孫子氏が関わったんでしょうか?原作の作者欄には「藤子不二夫」とありましたし。言ってはいけない問題としてビッグライトの件がありますが「もしかしたらこれ以前のドラはビッグライトをもってないのではないか」と考えてみて、それなら合点がいく…と思ったら使ってましたね。「開拓史」で。この時期のドラは本当に面白い。 [ビデオ(邦画)] 9点(2006-04-22 12:41:38) |
14. ドラえもん のび太と竜の騎士
《ネタバレ》 いやはやもう感服です。すさまじいまでのイマジネーションですな。今回は明確な敵がおらず、戦闘は少ないですがストーリーとスケールがぐいぐいと強力な魅力で引っ張っていきます。彗星の衝突説は当時恐竜絶滅の一説にすぎなかったのにそれを踏まえてあの冒険にするとは…。あと題名もかなりよいと思います。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-04-22 12:21:55) |
15. ドラえもん のび太のパラレル西遊記
《ネタバレ》 快作ですね。「お前たちこそ一体…ぬわにものだあああ!」ああ先生!このシーンが超強烈でそのイメージが作品のイメージとなってしまってます。ゲームから魔物が出てきて現実世界を支配するというアイデアは秀逸です。始終現代世界に漂う不気味さは「魔界大冒険」のようでスリルがありました。そして孫悟空の謎。タイムマシンを使ったうまい見せ方ですね。三蔵の「観世音菩薩様…」も面白い。 [ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-22 12:07:56) |
16. ドラえもん のび太と銀河超特急
後期ドラ映画が盛り返す勢いを見せた作品。テンポとアイデアとロマンがかみ合ってなかなか見ごたえがある。純粋に楽しめる。クラシック音楽が使われているのには驚いた。 [地上波(邦画)] 6点(2006-04-22 11:56:14) |
17. ドラえもん のび太の太陽王伝説
《ネタバレ》 ぬるいです。SFの要素が皆無ですね。あと「ものの○姫」の焼き直しが随所に見えて幻滅しました。あんな呪術を用いる敵がいるのに対抗するシャーマンなりなんなりがマヤナ側にはいなかったんでしょうか。とにかく楽しむことが出来ませんでした。 [地上波(邦画)] 1点(2006-04-20 11:37:15) |
18. ドラえもん のび太のドラビアンナイト
《ネタバレ》 初めてオープニングがCGになった作品でしたね。バグダッドの雰囲気(もちろん行ったことはありませんが)が活気があってよかったと思います。絵本の世界にタイムマシンを使って入り込むというアイデアがうまいです。時代の渦に巻き込まれた物語に参加する、というのは「TP・ぼん」のような感動があります。 [ビデオ(邦画)] 7点(2006-04-19 22:07:05) |
19. ドラえもん のび太とアニマル惑星
《ネタバレ》 メルヘンですが戦闘が結構過激でした。ニムゲ星潜入はスリルがありました。ピンクのもや、月の悪魔、禁断の森、星の船など、神話とSFを混ぜた展開もよかったです。ただ、ショックガンの威力の低下に愕然としました。「鉄人兵団」で兵士を吹き飛ばしてなかったか? [ビデオ(邦画)] 5点(2006-04-19 13:20:23) |
20. ドラえもん のび太の創世日記
《ネタバレ》 SF短編に似た話がありました。あっちはかなりサスペンスフルで哲学的だったのですがこちらもそのテイストは少し盛り込まれているようですね。各時代の主人公が描かれていたり、神話の場面に立ち会ったりするところがよかったです。人間ドラマは薄いです。 [地上波(邦画)] 5点(2006-04-19 13:10:46) |