1. トイ・ストーリー4
《ネタバレ》 ぷははっ 完全に今までのシリーズを壊しにかかって来てますね。全体的にネガティブな要素が増えてどことなくダークな雰囲気になってるというか。何しろフォーキーの口癖が「ぼくはゴミだぁ~」ですから(笑) わかりにくい例え方ですけど、「エイリアン3」をリアルタイムで見たときと同じようなザラつきを覚えました。 でもこの居心地の悪い、「観客が望んでない感」も嫌いではないです。ウケが悪そうなダッキーとバニーのブラックな妄想とか。 ボニーの態度やウッディの最後の決断などが、日本の多くの観客から拒絶されたようですが、人(オモチャも)の考え方が永久不変ではないという見方をすれば何となく感慨も湧いて来るというものです(そうか???)。 この様子だと"5"でアウトローと化したウッディとボーの活躍が見られるということでしょうね。ヤレヤレ。 [地上波(吹替)] 4点(2022-07-06 09:44:03) |
2. 透明人間(2020)
《ネタバレ》 H・G・ウェルズ原作のジェイムズ・ホエールの映画版「透明人間」が元ネタということで、"元祖"透明人間のリブートということになるのだが、透明人間の現代版は20年も前にバーホーベンが「インビジブル」でもうやっちゃってるし、「姿は見えなくても殺意は見える」みたいなキャッチ・コピーまで同じと来ている。 二つは全くの別物で原作もそれぞれ違うが、透明人間を現代的なアプローチで描くというコンセプトが同じでは印象が被っても仕方ないというもので、もう少し新味が欲しかったというのが正直なところ。 透明人間の正体も捻っているとは思うけど、何と言うか・・・SFではもはや定番の姿が見えなくなるギミック(という表現に留めておく)がようやくここに来て「透明人間」に使われた、という何とも複雑な気分だった。 [映画館(字幕)] 4点(2020-07-21 00:22:52) |
3. ときめきサイエンス
《ネタバレ》 80年代の空気がギラギラしていて懐かしくもあり恥ずかしくもある。若き日のロバート・ダウニー・Jrや今は亡きビル・パクストン、バーノン・ウェルズにマイケル・ベリーマンまで出てくるキャスティングは楽しいけど、いかんせんSFとしてもコメディとしても全く面白くない。そのだだスベリっぷりに最後のほうは逆に変な笑みを浮かべながら見てしまった。イメージが具現化してしまう科学とも魔法ともつかない適当な描写の数々に全くついて行けなかった。別にリアリティを求めている訳じゃないけどもう少し何とかならなかったのだろうか? [CS・衛星(字幕)] 2点(2017-09-12 23:07:38) |
4. ドリラー・キラー
《ネタバレ》 主人公が日常のストレスでおかしくなっていく様を淡々と描いた怪作。 まだビデオの時代、廃版になっていて入手困難であった本作を血眼になって探して見た。 が、あまりに退屈で初回は途中で寝てしまった・・・ 最期のバッファローの絵を巡る展開が余りに予想通りで、人間堕ちて行くときはこうだよなあ、としみじみ思った。 [ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-11 22:30:39) |
5. トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
面白いかと言われるとそうでもないが、夏休み映画としてこういうのは必要でしょう。 しかし、CMのコピー「アバターの監督大絶賛」ってジェームズ・キャメロンって言っても 通じないと思われてるのかなあ? 普通にスピルバーグ製作総指揮とか、マイケル・ベイ最新作とかスタッフの名前じゃ客が呼べない時代なのね・・・ それならそれで何か作品の魅力を謳うべきであって不自然なキャッチ・コピーはやめるべきだと思うのだが? [映画館(字幕)] 3点(2011-07-31 01:15:28) |