1. TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ
役者の演技レベルにはバラツキあり。メイン4人の中で上手いの下手のと半々ぐらい。 キャストが豪華なのであまり期待せず観に行ったが、クドカン脚本の過去の映画作品と比べると誰でも楽しめる良作だった。 ドラマは良いけど映画は微妙…というクドカンへの評価を変えさせられた作品。 [映画館(邦画)] 7点(2016-07-10 07:24:08) |
2. ドニー・ダーコ
苦手なタイプの作品。 SF+暗いというカテゴリーで、期待して借りたが、大きく裏切られた。 見終わるまでに3,4回かかり、結末もだからなに?というもので、自分には合わない作品だった。 [DVD(字幕)] 5点(2015-09-21 08:56:09) |
3. トランス・ワールド
OPで想像と違う作品だと感じ、終盤にまた想像を裏切られる…良い意味で、予想外に進んでいく作品。 ご都合主義的な部分で少しマイナス。 [DVD(字幕)] 6点(2015-08-17 20:37:57) |
4. 東京プレイボーイクラブ
《ネタバレ》 救いようが無いと聞いてはいたが、予想以上に屑な人間たちばかりで(ヒロイン以外)どうしようもない展開が続くので、少し疲れた。 一番悪いと思う、客引きの若者が終盤に出てこないのは、一番悪いからこそ?(フューチャーされないことが制裁というメタ的な [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-11-29 22:42:20) |
5. トゥルース 闇の告発
《ネタバレ》 評価が難しい。それはどうしても、先進国目線で作られているから。 大きな疑問として、主人公が「自分で救う!」と意地を張らずに、最初から外国のマスコミに事実を公表しておけば、少女は殺されなかったのでは?と感じる。 外部(先進諸国の人間、主人公がその象徴)が国に介入するから、外部(先進諸国の集団、本作では国連がその象徴)の人間が関わる犯罪が起きるのでは…。 発展途上国と定義される国々への、先進諸国の価値観を正義とした介入に懐疑的だったが、更にその思いが強まった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-24 23:07:16) |
6. トレインスポッティング
《ネタバレ》 ダニー・ボイル監督特有の疾走感のある映像はさすがだと思うが、内容に共感できなかった。 掴み所のない主人公の他に、頭が悪い男、暴力癖のある男、女を道具としか思っていない男…と友人にも恋人にもしたくない男達が勢揃い。 一番マシだと思っていたトミーは死んでしまうし。男性なら内容に共感できるのかなー… 主人公が底辺から這い上がろうと足掻くタイプの話が好きな人なら楽しめそう。 最近のイギリス映画だと「フィッシュタンク」もこの系統、こちらは女性主人公だったが、やはり楽しめず。 追記、当時日本でヒットした(らしい)というのは、バブル崩壊後の日本社会の閉塞感とイギリス映画でよく見られる「這い上がりたいがどうしようもない」閉塞感がシンクロしたからなんだろうなー。 イギリスは根強い階級再生産社会だけあって、「這い上がりたいが無理」という現実を描いた作品が印象に残る。 アメリカはまだ、一発逆転のチャンスがあるので(格差はイギリスより酷いが)映画において「どん底からのハッピーエンド」も見かけることができるのだが。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-23 20:14:12) |
7. トゥルー・グリット
疲れていて、凄くわかりやすい作品を見たかったのでよかった(笑) 西部劇は王道でわかりやすくていいなー、と。 子役の子も可愛かったし! [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-25 20:31:42) |
8. トト・ザ・ヒーロー
《ネタバレ》 最後以外はつまんない!(爆)代わりに殺されるという展開や、ラストで活きてくる主人公のナレーション(?)は良い演出だと思ったけども…妄想が挿入されたり時系列が目まぐるしく変化するのに、ぐったり(苦笑) 最近、フランス映画が苦手かも…と気付きましたが、やはりフランス映画のファンタジーは苦手な模様。以下、フランス映画でも何が苦手で何なら楽しめたかを分析(笑)製作国のクレジットは、ここのデータを参考にしています(ので間違ってても責任は取れません) フランス製作で楽しめた作品…「シラノ・ド・ベルジュラック(フランス・ハンガリー)」「インドシナ」「あるいは裏切りという名の犬」「ラ・ジュテ」「13/ザメッティ(フランスが製作トップだが監督はグルジアの人)」…うーん、こうして見ると、大河・歴史系やミステリー・サスペンス系はフランス製でも楽しめる模様。 評価は高いが、楽しめなかった作品…今作(フランス・ベルギー・ドイツ)、「赤い風船」「チキンとプラム(フランス・ドイツ・ベルギー)」「アンジェラ」「キリクと魔女」…やっぱりフランス+ファンタジーの組み合わせは苦手な模様。フランス製ファンタジーは不条理な感じがするんだよね、怖い。 加えて、フランス+ベルギー製作が合わない可能性も(笑)「少年と自転車」「ある子供」「息子のまなざし」、全部楽しめなかった(って、監督が同じだからか(笑)) 上記ほど合わなかったわけではないが、評価ほどでは…と感じたのが「サン・ジャックへの道」「おとなのけんか(フランス・ドイツ・ポーランド)」「最強のふたり」「オーケストラ!」「ルビー&カンタン」「ぼくを葬る」…どうやら、フランス製人間ドラマもあまりハマれない模様…上手く言葉にできないが、なんかしっくりこないんだよなぁ。 フランスが製作に携わっていながら、クレジットがトップではない作品に好きなものが多いとも気付けた(笑)「オール・アバウト・マイ・マザー」「迷子の警察音楽隊」「灼熱の魂」「シティ・オブ・ゴッド」…どれも毛色は違いますが、素晴らしい作品達。 まとめ、フランス製ファンタジーは合わない!人間ドラマは普通、評価ほどは楽しめない、だけど時代モノやサスペンス・ミステリー系は楽しめる!(笑) フランスが製作2番手3番手になっているのは、楽しめる可能性あり、そしてベルギー製作には注意!(笑) [DVD(字幕)] 6点(2013-09-07 03:36:57) |
9. 時をかける少女(2010)
評判が良いのはアニメ版(2006年)の方なんですね。なにか勘違いして、この2010年実写版の方かと思い、これ面白いかぁ??と思いながら見てました(笑) 別にめちゃくちゃつまんなくはないですが。仲りいさが高校生に見えない!とそればっかり気になり(苦笑)仲りいさも中尾明慶も好きな役者さんではないので、あまりハマれず… 出てた主要キャストで好きな人って言ったら勝村さんぐらいでしたねぇ… 次は間違わずにアニメ版を見ようと思います!(笑) [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-09-03 22:14:59) |
10. 12モンキーズ
《ネタバレ》 一番ツッコミたいのは、科学者たち間違いすぎだろ!と(笑)物語上必要なのはわかるが、3回目にしてようやく目的の時代へ到着… そういうツッコミ所はあれど、主人公が自分のアイデンティティーを疑ったりする過程や最初は信じてくれなかったヒロインが徐々に協力的になっていく過程など、上手く描けていたと思う。観客は序盤ではヒロインたち「主人公を狂人扱いする立場」にもどかしさを感じ、中盤からは「自らを疑い始める主人公」にもどかしさを感じ…うまく観客のフラストレーションをコントロールする作りになっていたと感じる。 良いなと思ったのは、“正統派イケメン”といった(自分の)イメージとは違った狂ったブラピと、映画館での主人公とヒロインのシーン。シーン自体もよかったが、「映画も過去も事実としてそこに存在するが、見る立場の自分の認識によってその都度変化する」というような台詞(要約&意訳しすぎているかもしれないが)に大きく共感できた。 主人公は、自分の死を目撃→囚人になる→タイムトラベル数回→幼い自分に見られながら死ぬ…ということを繰り返すわけだが、黒幕がわかっているのだからなんとか回避できないのかなーと…。考えてみたが、記録(録音など)に残っていないと主人公がいた未来には伝わらないので、黒幕がわかった時点で記録に残していない今の状態では、この悲しいループを繰り返すしかないのかなぁ…と。 追跡装置&瞬間的に未来に戻せる技術があるのだから、主人公が見たものがそのまま科学者たちに伝わる技術(次元を超えたカメラ中継(笑))があってもいいと思うが、送る時代を間違えまくる科学者たちには無理か(笑)というかそんなものがあったら、この話がなりたたない(笑) タイムトラベルものは矛盾が生まれやすいが、この作品は大きな矛盾がなく、最後まで上手く見せてくれたなーという印象。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-08-31 13:43:31) |
11. 扉をたたく人
《ネタバレ》 雰囲気は好き。けど登場人物の行動が優しすぎるというか話を展開させるための行動で、リアリティや一貫性は乏しいかも。最初は偏屈だなーと思っていた主人公に対して愛しさを感じられようになるのは、作り手がやりたかったことが成功しているのでは。 ただ、結局問題が解決できないままで台詞にあったように「我々は無力だ」というまま終わってしまうのが、少し物足りない。優しすぎる登場人物たちなのだから、ハッピーエンドでもよかったのでは(それは作り手がやりたい話ではないのだろうけど ラストの、きっかけとなった地下鉄で太鼓を叩くという主人公なりの問題への向き合い方は良かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-06 06:22:26) |
12. ドッペルゲンガー
《ネタバレ》 「叫」で黒沢清監督作品を初めて観て、面白かったのでこの作品も観たのだが・・・ 前半ホラー、後半はギャグのちロードムービーという感じ。 役所広司の演技はよかったが、肝心の脚本が何を伝えたいのかがわからなかった。 あまりにも話が支離滅裂すぎるのと、ホラーと銘打っておきながら怖くもなんともないのとで低評価。(ある意味終盤のキャラクターの行動は、理解し難く怖いといえるかもしれない) 理解し難い作品を見たい方には、おすすめ。 [DVD(邦画)] 4点(2011-01-27 18:07:45) |
13. 東京ゴッドファーザーズ
今敏がパーフェクトブルーのような作品ではなく、万人受けするような作品を作ったのがこの映画。 やはり見ていて飛び抜けた感が無いので、どこか消化不良だが、終盤のあるシーンには圧巻。 未だに脳裏に焼き付いているほど、美しい映像だった。 クリスマスシーズンにちょうどよい映画。 [DVD(邦画)] 6点(2011-01-27 17:29:05) |
14. トーク・レディオ
《ネタバレ》 中盤までは、DJバリーとリスナーとのやりとりが面白かったが、ジャンキー少年をスタジオに入れた辺りからつまらなくなった気がする。ラストも納得できなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-01-21 20:14:32) |
15. トゥモロー・ワールド
近未来SF、そしてアクションもの。それだけではなく、この作品には『暗い』というイメージが付く。 不思議なジャンルだなと思いながら見ていたのだが、少女と主人公を取り巻く人々の裏切りや優しさを見ていて、この映画は近未来SFを土台にした、ヒューマンドラマなのかもしれないと感じた。 SFとして見ると、これから・・・というところで終わってしまので物足りないが、ヒューマンドラマという観点から見るとこれもありかな、と思う。 全体的に暗い雰囲気の映画なので、軽い気持ちで借りて見るのには向かない。 [DVD(字幕)] 7点(2011-01-21 20:11:15)(良:1票) |