1. ドラゴン・タトゥーの女
《ネタバレ》 官能的なオープニングタイトルから始まるこの映画。相変わらずカッコいい。 ストーリーはというと殺人事件は添え物にすぎないという印象。事件を通してリスベットの心へ入り込んで行くことが今回のテーマのようだ。そんなリスベットの物語ですがこれがなかなかせつないエンディングを向かえてしまうのです。まさかこの映画をみて自分が胸キュンするとは思いもしませんでした。いい意味で期待を裏切られた。やっぱりシナリオにぶれがありませんよね。どこに焦点をあてて描くかが明確だった。「ソーシャルネットワーク」も単なる物珍しいFaceBookを描いただけでなく、確かな青春ドラマとしてみせてくれたから面白い映画になったように、シナリオって大事ですね。カメラはRED ONEでしたがもうフィルムは使わないのかな~なんかさみしい気分。 あとモザイクは台無しだよ。続編も同じキャストで是非見たい。 個人的にはフィンチャーの映画としてはやっぱり「ファイトクラブ」がベストですね。 [映画館(字幕)] 7点(2012-03-07 13:47:45)(良:1票) |