1. 時計じかけのオレンジ
《ネタバレ》 非人道的な行為を繰り返す主人公に治療による選択の意思のない善行(時計じかけのオレンジ?)… バイオレンス、コミカル仕立ての中でいろいろありましたが最後は政局も絡めて元の木阿弥。 原作の「人はいつでも変われる」というメッセージのようなハッピーエンドを取っ払ったキューブリック版の皮肉なバッドエンド。 こちらの方が心の奥底に潜む変えることのできない人間の本性のようなものが伝わってきて納得感がありました。 [インターネット(字幕)] 8点(2024-07-03 09:34:14) |
2. トップガン マーヴェリック
60間近の年齢を屁とも思わないように演じる主人公、実機での新世代トップガンキャストの真に迫る演技… 自分の中の前作評価は「中身より形にこだわったかっこ良さ」でしたが、この36年の時を経た続編への半端ないリアリティ追求のこだわりを大きなスクリーンで堪能できて大満足。 ご都合主義的ストーリーも吹き飛んでしまうような共感と爽快感は久しぶりです。 [映画館(字幕)] 9点(2022-07-21 21:09:29)(良:1票) |
3. ドライブ・マイ・カー
行き場のない喪失感を抱えながらの主人公の振る舞いがヒリヒリと伝わってきます。 そしてミステリアスな展開に引き込まれます。 違和感や曖昧さが漂うハルキワールドはどちらかというと苦手ですが、長めの上映時間や不自然さも殆ど気にならない。 原作未読ですが脚色に魅了されたかな… オスカー受賞を祈ってます。 [映画館(邦画)] 7点(2022-03-09 20:44:46) |
4. ドント・ルック・アップ
《ネタバレ》 社会的なリアリティには欠けますが金や権威が物言う分断社会を想起させる風刺の効いた笑える世紀末映画。 皮肉っぽいクレジット後の2シーンはもっと意外性を期待したのですが… 評価も分断されていますが、見たいものしか見ようとしないフェイクに弱い人間の本性が気になる映画でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-18 21:59:48)(良:1票) |
5. ドリームガールズ(2006)
てっきりダイアナ・ロスのモデルはジェニファー・ハドソンかと思ってましたがビヨンセでしたか(綺麗ですね)・・・ ストーリーはかなり脚色されているようですが、どうしようもない人間関係のゴタゴタ感は伝わってきました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-09-18 23:17:57) |
6. トレイン・ミッション
すべてことごとく監視できる犯罪組織がなんでこんなに手の込んだリスクの高い事するの? という違和感を許せるくらいのサスペンス感はありました。 後味もそれなりだし、もうちょっとリアリティを加えていただけるとよろしかったのでは・・・ [地上波(吹替)] 5点(2020-06-13 20:05:12) |
7. 翔んで埼玉
次々と繰り出されるネタとギャグで、普段きれい事を言っているけど本当は格差が大好きな人間の本性があぶり出されてとっても楽しい。特に人間臭さ全開の前半部分とエンディングのはなわの歌が痛快。 [地上波(邦画)] 7点(2020-03-17 23:46:00) |
8. 突撃隊
なかなか共感しづらいキャラクターですが、戦場が自分の居場所であるかのような主人公。低予算ながらも緊張感溢れる戦闘シーンにあっけない幕切れ。ちょっと想定外の戦場映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-16 22:34:57) |
9. 東京暮色
《ネタバレ》 子供のために離婚は我慢、当時の価値観が分からなくもないですが、冷めきった両親を見て育つ子もどうなんだろ。列車に接触して入院した妹がてっきり一命を取りとめたと思いきやあっさり亡くなってしまう、いままでの丁寧過ぎる展開とのギャップが意外でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-10-23 23:08:28) |
10. トゥルー・ロマンス
最後の三つ巴銃撃戦はもはやコメディ。終ってみればメデタシメデタシのバイオレンスなお伽話のようなストーリーでしたが、やはり私の中ではこの監督の作品に外れなしです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-19 13:01:47) |
11. トップガン
中身がなくても徹底して形にこだわるとかっこよく見えます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-25 21:26:47) |
12. トレーニング デイ
最後まで緊張感の持続する映画だけど、アロンゾのキャラに自分の先入観を打ち消してくれるだけの説得力がなかったので、結局ラストまで悪人には見えなかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-03 15:32:33) |
13. となりのトトロ
何度も観ているけど真剣に観たのは初めて。気楽に観る映画なのがよく分かった。 [地上波(邦画)] 7点(2016-11-10 21:03:26) |
14. ドノバン珊瑚礁
どこがいいのかまったくわからない。一度も笑えない高慢コメディ、苦笑すらできなかった。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2016-09-19 22:15:56) |
15. トランザム7000
吹き出すシーンはいくつかあるけど、総じて可笑しくない。メチャクチャな突っ走り感も伝わってくるけど、爽快感を満喫するにはちょっと中途半端。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-08-10 23:09:46) |
16. トッツィー
女性の魅力は演技力だけでは伝わってこないのが分かった。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2016-06-30 21:54:07) |
17. 突破口!
《ネタバレ》 いかにも70年代みたいな頑丈なアメ車と緩いBGMのハードボイルド映画。歯医者に忍び込んで自分のカルテを相棒のものとすり替えるあたりでラストの察しがついてしまうが、冷静な主人公と冷酷な殺し屋の絡みが決まっている。最後の突破口は随分リスキーだけど、中味はダーティハリーより面白かった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-06-03 23:12:09) |
18. 東京家族
《ネタバレ》 68歳の母親が随分婆さん臭く描かれていますが、その死が身近で起きるので母親に絡むシーンには涙を誘われます。父親の方はキャラクターがブレているようであまり人間臭くないです。親への不義理感も時代が豊かになっている分ソフトです。なんだかんだとオリジナルと比較してしまいますが、今風のアレンジで人間の本質をより身近なものに感じさせてくれます。 [地上波(邦画)] 7点(2016-03-09 23:26:42) |
19. 東京物語
夫を亡くしてもなお夫の両親や親族に献身的でいい嫁を演じる原節子さんに感情移入できないのは、自らの当時の空気に寄り添う姿勢の欠如でしょうか。登場人物の人間関係を把握するのに時間がかかりましたが、それにしても長男・長女役とそれほど年も違わない笠智衆さんの老け方は見事でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-01-23 23:56:44) |
20. 図書館戦争
アクションはよかったけど・・・真実を知ることや表現の自由が制限されるのは大きなストレスだけど寓話のような正義と悪の戦争ごっこで表現されてもねぇ・・・ [地上波(邦画)] 5点(2015-10-10 22:23:00) |