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自己紹介 ここに限らず、よく「見る回数」に2回以上だとすごく見ているみたいに書いている人がいますが、気に入ったものであればレンタルでも二回、購入したものであればそこそこ気に入れば10回は見るのでたかだか2回以上で、すごく見た、すごく名作と言う神経がわかりません。
個々人の感性の違いなのでとやかく言うつもりはあまりないですが、2、3回でまるでものすごい回数見たかのように言うのは違和感を感じます。

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1.  ドラえもん のび太の宇宙開拓史 《ネタバレ》 
よそでも書きましたが、見るならDVDよりAmazonプライムがいいです、HD画質。  映画は恐竜、開拓史、大魔境から鬼岩城、魔界大冒険からと、ドラえもん作画が目まぐるしく変わった時期。  内容としてはF氏の集大成。 まず、大好きな西部開拓時代をベースに、自分が考えたキャラクターや世界観をこれでもかと詰め込んでます。 大魔境以降のドラは、舞台とちょっとしたキャラクターだけ準備して物語を練ってますが、 開拓史は、月が二つ、重力が軽い、のび太がスーパーマン、四季がある、奇妙な動物がものすごくたくさん出る。  ストーリーもいい。 まずは、映画としての手法が定まっていなかったからか、ドラとのびだけで物語が進むのがいい。  何よりいいのは、ロップルくんたちの世界に、のび太たちは二度と辿り着けない、というところ。 時間的に全く別な世界か、別次元か知らんが、 ドラの科学力を持ってしてももう二度とロップルくんたちに会えないところが良い。 ぶっちゃけた話、のび太の恐竜のピー助にだって会おうと思えば次の日にでも会える。 他のほとんどのキャラもそうである。 なのにロップルくんたちにだけはもう二度と会えないのである。 万能に近いドラ能力を持ってしても会えないというところが非常に良い。  まぁ映画については、ころしやの倒し方に不満。 新映画にいたっては新キャラもそうだし、脚本がアホかレベル。 本当に、本当に、漫画を底本にして素直に映画作れば大傑作間違いなしなのにねぇ。。。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-06-18 00:36:04)(良:1票)
2.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 
良作だとは思うがそこまで好きになれない。 本当は他の細田作品をレビューしようとしたら、サマウォ9点、おおかみ7点、ミライ4点(主人公の声変えれば6点)、バケモノ3点でレビューしてあって それのどれかに サマウォ>>>時かけ>おおかみ>>>ミライ>>>バケモノ と書いていて、めちゃめちゃ自分ってブレないなぁと思った次第。  ただ一つ訂正、時かけよりおおかみのほうが好きです。 一般的に時かけのほうが好かれるでしょうが時かけは5回くらいしか見てない、おおかみは20回くらい見てます。 ちなみにサマウォは50回くらいかな。 好きの基準はいろいろですし見るのは一度だけでもそれはいいんですが、三回くらい見て「たくさん見た」と言うのはやめましょう。 劇場で何度も見ていい時代に同じ作品を朝から晩まで4回見たことありますよ。  とどうしても細田作品だと全然関係ない話をしたがってしまうが、話はいい。 男の友人二人との友情。 タイムリープというSF要素。 悪くはないんだが、致命的ポイントになる踏切、あれがどうにも多分好きになれない。 自分なら救えるはずの救えないもの、という描写はわかるがどうにもね。 でも、「彼」が「来た」理由も好きだし、それがどんなものでもそれはどうでもいいのだ。 それは彼の問題であって我々の問題ではない。 例えばサマーウォーズのエンディング曲は不評が多いが、細田は山下達郎ありきであの作品を作ってるはず。 つまり彼の見たかったものが仮に山下の歌だったとしたらお前らは「え? そんなもの?」となるんだろう。 そうじゃないんだよ、お前にとって大切なものと俺にとって大切なものは違うし、 みんなちがってみんないい である。って、本当に本編の内容を何も語ってない気がするが、とにかくおおかみよりは下の7点でお願いしまーーーーす!!!!
[DVD(邦画)] 7点(2019-11-29 13:46:06)
3.  ドラえもん のび太と竜の騎士 《ネタバレ》 
大長編ドラえもんは傑作揃いですが、これもまたなかなかの完成度。 この作品のいいところは、前半で話のオチを作っているところです。 逆にいうとF氏は、まず見切り発車して後半でオチを作るケースが多いので 大魔境や鉄人兵団はちょっとひどいオチ、といった感じになります。  それにしてもよく見ると大長編ドラの多くは社会主義的な空気、もしくは独裁が色濃く見られます。 大魔境、海底奇岩城、宇宙小戦争、鉄人兵団もそうですし。 それぞれが、敵がそのようである、というように描写されて、 最後それが倒され、民主主義や王政復古などがラストに提示されます。  まぁこの作品は竜の騎士たちの文化を否定することなく、 つまりはドラたちは何かを倒すことなく終わるので初期ドラとしてはかなり異質な出来です。 ただ、何かを倒さないということで非常にオンリーワンな出来になっているのも確か。 ここから大長編ドラは敵や仮想敵を倒さない形を取るケースが増えてきます。
[DVD(邦画)] 7点(2019-11-01 21:08:10)
4.  ドラえもん のび太の海底鬼岩城 《ネタバレ》 
今、Amazonプライムでドラえもん映画が全てHD画質で見られます。 恐らく大山ドラのBDは出ないので、プライムで見るのがよろしいかと。  バギーがなんたらというレビューがよそも含めかなりあるが、 バギー=ロボットの象徴であろう。 そして、徐々にしずかに惹かれるというのもロボットに人間性が芽生えた象徴であろう。 その対比になるのがポセイドンであり、人間がいなくても自動報復システムを延々動かしている。  まぁ、人間がロボットみたいになる場合もあるよね。 自動報復どころか勝手に他国に攻めたりして。  以下のレビュー。 【にんじん】さん [DVD(邦画)] 9点(2019-10-30 12:57:16)  大長編ドラえもんとしては四作目。 アメリカとソ連の冷戦を見立てたムー大陸とアトランティス大陸。 地上よりも広くて深い海底を舞台にしている。 夏休みという開放的な気分と、海底という暗い部分のコントラストが素晴らしい。 味方であるはずのムーがアメリカ的ではなくソ連的な閉塞感のある社会主義的な描き方をしているのも秀逸。 全体として非常に暗い演出ではあるが、それでも海底1万メートルや海賊船、謎の魚、死なないジャイスネ、プランクトンから食事を作るといった要素が非常に魅力的。 初期5作のうち唯一リメイクされてないが、冷戦が根本だから難しいのかな? それでも90年代後半には舞台化されているということだし、今作るにはそれはそれでいいのかもしれないが、それこそ社会的な要素が大きくてリメイクできないのかも。 ドラえもん好きじゃなくても面白がれる要素多々あり。  尚、ポセイドンの声は日テレ版初代ドラえもんの富田さんです。
[インターネット(邦画)] 9点(2019-10-30 12:57:16)(良:1票)
5.  ドラゴンボールZ 復活の「F」 《ネタバレ》 
設定に欠陥あり。  フリーザは今まで努力をしなかったが今回はじめて努力した、という展開はなかなか良かったが、一番いけないのがビルス様だっけ?  宇宙一だか強い人を横目に戦うって展開がどうにもね。  宇宙一強い人がいて、宇宙の二位以下を決めようみたいな感じって見ていて面白いもんかね?  自分はつまらなかったです。  そこ以外は全体的に悪くなかったんだけど、そこが致命的。
[DVD(邦画)] 5点(2019-10-14 20:51:51)
6.  となりのトトロ 《ネタバレ》 
これも初放送時のを録画してなんどか見た。  ご多分に漏れず、これも前半は最高な映画。 田舎町(村)に引っ越してきた姉妹(の特に妹)が緑の中で遊んでるうちにトトロに会う。 この話のクライマックスは種を蒔いたらトトロたちがその前で踊りをやっている、というシーンだろう。 ああやってがんばって芽を出していく植物たち。 そこからは夢とも妄想ともつかない世界になだれ込んでいくが、 次の日「夢だけど、夢じゃない」、これがこの作品のピークです。 多分監督が作りたかったのはここまででしょう。  宮崎監督の作り方ってのは独特で、ラストまで話を作らない。 最初の1/3から半分くらいまで話を作って見切り発車しちゃう。 そのちょうどいいところが今回はこの芽が出るというシーンだったと思われる。  なのでその後のメイの失踪は、他のジブリ作品に比べればまあまあ整合性は取れてはいるけど やっぱり映画作品としては取ってつけた「終わらせるための装置」だよなぁと。  それでも全体は面白いから5歳くらいのお子さんがいる人はBD/DVD買っても見なさい。 ついでに火垂るの墓を買うのも情操教育にいいかもしれません。
[ビデオ(邦画)] 9点(2019-06-02 05:03:38)
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