1. トラフィック(2000)
ドラッグに関するさまざまな問題点を3つの視点からどどどーんって洗い出し、かつひとつのストーリーにまとめてある。すごくいい映画だと思う。はじめ見始めたすぐは話しややこしすぎて頭混乱。でもだんだんと話は単純に。それがよかったんじゃないかなぁ。ドラッグに関することはとにかく複雑でややこしすぎる。でも、それを解決していく大きな力となるのは、家族の団結とか、固い友情だとか、強い意志とか、そういう単純だけど一番大切なものなんだなぁと素直に思えたね。しかし、何か物足りなさを感じてる中高生、その何かを探しているうちにふとしたことで出会うのがドラッグ。きっつい問題だなぁとおもう。ドラッグから子どもを守る力っていうのをこれから親や教師になる人はもっとかないかんね。 8点(2001-12-17 02:29:19)(良:1票) |
2. 東京マリーゴールド
なっちゃん主演の映画。海外に彼女のいる男に惚れたなっちゃんが、期間限定の恋愛をしてちょっとだけ大人になる話。無器用だけど恋にも仕事にも誠実であろうとする男の子の気持ちと、田中レナの期間がせまってくるにつれての切ない気持ちがジーンと伝わってくる。野球のシーンがたくさん出てくるんだよね。一年しか咲かないマリーゴールドと、一年終わってもまたつぎの新しい一年がやってくる野球をうまくならべてある。「野球しませんか?」で終わるCMは印象的。あと、途中の寺尾聡の言葉はイミシン。「見ることはしばしば暴力」「イマジネーションはある意味差別」。そして、ラストの田中レナのなんともいえない表情はいい味出してるよね。 8点(2001-12-17 01:33:34) |
3. トレインスポッティング
刺激的な映画。でも、人生の階段を踏み外す瞬間を何人か分集めたらそうなると思う。重いテーマをあくまでおしゃれに描いてるんだけど、重いとこに目が行ってしまうオレなんか見てへこんだよ。人生でおまえは何を選ぶんだ、ということ。何を選んでもいいという自由でありながら、しかし何かは選ばなければいけないという矛盾、これにやられそうになったころを思い出しちった。 8点(2001-12-07 00:29:20) |
4. ドクター・ドリトル(1998)
ごめん、おれこういうのだめ。 5点(2001-12-07 00:09:21) |
5. となりのトトロ
頭で見るんじゃなくて、心で感じる映画。 10点(2001-12-06 23:54:05) |
6. ドラッグストア・カウボーイ
薬物系のどろどろした映画。でも、こういうどうしようもないのはかえってぐっと来て、ちょっとの光明にまぶしいぐらい感動するんだよね。この主人公は今の自分の状況について誰のせいにもしていない。薬物にハマる人の持っている優しさみたいなのがじんわりと感じられて、良い映画だと思いました。でも、現実は厳しいよなぁ… 8点(2001-10-30 01:48:12) |
7. 時計じかけのオレンジ
かなり強烈、かつかなりおもしろい。ただ、これを見たのがクリスマス・イヴだったのでちょっとへこんだ。 9点(2001-10-30 01:15:21) |
8. 遠い空の向こうに
この映画はここ2~3年くらいで一番良かったんじゃないでしょうか。見終わった後の感動と爽快感。まさに名作。父と息子の葛藤というありがちなテーマをこういう形で映画にしてしまえるというのは本当に脱帽です。 10点(2001-10-21 19:43:29) |