3. 鳥(1963)
正直、これで終わりなの?と思ったけど、バカな私にはこの映画の意味するところが分かりませんでした。ただ、「鳥でも集まれば、怖い存在になる。」などということを伝えたかったのではないでしょう。もっと、奥深いものがあるはず。また、いつか見直したい作品です。ということで、評価は今の時点では可もなく、不可もなくにさせてください。ヒロインの相手役の男の母親役の演技がインパクトありました。「お父さんさえ生きていれば、こんなことにはならなかった!」的なセリフを狼狽して言うシーンがあるんですが、この瞬間の顔がなんとも恐ろしかった。それと、最後の車に乗り込むシーンで、はじめて母親のやすらかな顔が映し出されるのですが、その意味するところは一体何なのか?一人では生きられないと自分自身を語る母親は、自分を頼りにしてくれる人が欲しかったということのか?いろいろ考えてしまう作品でした。 5点(2002-12-09 14:28:31) |