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21.  M(1931) 《ネタバレ》 
ドイツで実際に起きた殺人事件を描いたこの作品、音への拘りがとにかく凄いのと、モノクロの映像から伝わってくる恐ろしさ、例えば犯人の吹く口笛えと1番最初に殺人者が出てくる場面で少女に声をかける時も顔を一切見せずに声と影だけで見せるその映像、全てが本当に恐怖というものを観ている側に暗示させる。何でも見せれば良いというものではない。この監督さんはその辺りが最近の監督とは大きく違って、よく解っている。光と影と音の効果によって見えない恐怖を描くことで、より恐ろしい作品に仕上げている。見習うべき点が今の監督さんには沢山、あるのではないかな!作品のタイトルにもなっているMの文字の使い方も見事です。見つけた犯人の背中に「M」の文字を押し付けるといった試みによって描くことで、追う者と追われる者との戦いをスリリングに描く効果を上げている点も見逃すわけにはいきません。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-02-12 20:57:48)(良:1票)
22.  江戸っ子奉行 天下を斬る男 《ネタバレ》 
中村錦之助と丘さとみ、本当にこの二人、いつもいつも一緒でずるいなあ!と思ってしまう。しかし、この二人なら許す。とにかく本当にこの二人が画面に出てくるとそれだけで感情移入させられてしまうほど、この二人は東映時代劇のメンバーの中でも一番のお似合いのカップルだと思う。今回は博打で大負けした兄の身代わりになってしまう丘さとみ、同じくそんな丘さとみを助ける中村錦之助、そこに絡んでくるお家騒動、色んな要素が絡み合って、しかも僅か89分という短い時間の中でこれだけテンポ良く、悪党どもを最後は約束通りの展開ながらも気分良くやっつける。観ていて本当にスカッと致しました。それにしても丘さとみ、今回も物凄く可愛い!益々惚れてしまう。またそんな丘さとみと並んで大川恵子の美しさもこれまた見所の一つで、中村錦之助を訪ねにやってきた時の大川恵子と丘さとみのツーショット、ファンにはたまりません。作品全体の雰囲気、俳優達の演技もそして終り方も良い。また一つ面白い時代劇を観ることが出来て良かった。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-02-05 11:41:36)
23.  江戸の名物男 一心太助
わっあ~い!やっと見つけたぞ!早速、借りてきて観ました。この作品!いやあ、何と言うのかこれまた可笑しくて笑ってしまった。中村錦之助の一人二役、ここでも本領発揮!活きっぷりの良さ、啖呵切る時のあの眼が良いねえ!同じ男なら絶対、憧れるよ!男ならこうなりたいってね。何しろ作品全体に元気があって宜しい!このシリーズ、これが3本目だけど、今のところでは二番目かな!それでも十分、楽しめたしこのシリーズやっぱり良いですねえ!ようし!こうなりゃ近くのレンタル屋さんに置いてある中村錦之助出演の作品、全部制覇してやるぞ!ぐらいの勢いも出るがな!本当は9点でも良いんだが、敢えて8点にしました。このシリーズ、個人的ベストワンは私もMrs.sozeさんと一緒で「家光と彦左と一心太助」であります。それにしてもこれもまたたった二人のレビューとは、勿体無いなあ!このシリーズ、本当に面白いのになあ!  
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-19 22:41:49)(良:1票)
24.  エド・ウッド
エド・ウッドはどんなに駄目な監督でも一人の人間として考えると物凄く愛しくてたまらない人物に見えてしまう。そんなエド・ウッドを演じたジョニー・デップともう一人、ベラ・ルゴシを演じたマーティン・ランドーの2人の演技が素晴らしい!勿論、監督のティム・バートンの演出も素晴らしい!映画が本当に大好きなんだという気持ちが映像と共によく伝わってきました。モノクロの映像、これがまた何とも良い。こういう映画を撮ってくれるからこそ私は時には「猿の惑星」のリメイクのような失敗作を撮ってしまうティム・バートン監督、大好きです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-08-30 22:22:24)
25.  L.A.コンフィデンシャル
ラッセル・クロウの出ている映画の中ではこの映画がナンバーワンです。この映画、まずは何と言っても1950年代の雰囲気が画面全体に伝わってきます。なんて言うのかなあ?レトロな雰囲気たっぷりの中で繰り広げられる熱い男たちの戦いというものがひしひしと伝わり、そしてまた、本当にかっこいい映画だというのが観ての感想です。
[映画館(字幕)] 8点(2005-06-07 22:46:20)
26.  映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ペコと5人の探検隊
ドラえもん映画を映画館で見るという行為は幾つかある行事のうちの1つみたいなものになりつつあって、例えるなら寅さんや釣りバカシリーズを映画館で見ていたのと何となく似ている。当然、当たりもあれば外れもある。そういう意味じゃ寅さんと似ている。そんなドラえもん映画、二年ぶりのリメイク作品は果たして?最初は何か嫌な予感しかしなかったのにやはり見てしまう。ジャイアンの正義感溢れる姿が今作でもよく描かれていて、ジャイアンはやっぱり単なるガキ大将じゃないのが分かる。自分のせいで招いたピンチを男らしく一人でも立ち向かう姿にジャイアンて格好良いなあ!てなるのだ。リーダー的立場なジャイアンがいるからこそ他の仲間だって、あれだけボロクソ言いながらもジャイアンを見捨てたりしない。そこがドラえもんというアニメ(漫画)の良い所です。今でも相変わらず声が嫌だ。前のが良かったなんて言う人(大半は大人達)の意見なんか無視して、これからも沢山の子供達もドラえもんファンの大人同様、映画館で笑い、時には感動して泣ける作品を沢山見たいし、ドラえもんはいつの時代も子供達の味方であって欲しいと思います。ドラえもんを見て育つ子供達がいずれ大きくなり、大人になった時にドラえもんの話で盛り上がる。また現在大人である人達もドラえもんで盛り上がる。そんな世の中がいつまでも続いて欲しい。だから私はドラえもん映画をこれからも映画館で見ようと思う。  
[映画館(邦画)] 7点(2014-03-17 21:45:15)(良:1票)
27.  エドワールとキャロリーヌ 《ネタバレ》 
喧嘩するほど仲が良いとはよく言ったもんで、この映画の二人の主人公、若いカップル、エドワールとキャロリーヌを見ていれば解る。キャロリーヌのドレスの着方、そのドレスについても短すぎるから嫌だと愚痴ばかり言ってはキャロリーヌを怒らしてしまうエドワール、しかし、この二人、最後は元の通りの仲良しに収まるのだが、それも偏にキャロリーヌの可愛さあればこそである。ドレスの着替えのシーンで見せるキャロリーヌの表情やラストのベッドの上での場面のあの可愛さは男なら見れば誰しもこのキャロリーヌという女性に対して可愛い女だなあ!て思うに違いなく、話なんて大した話でもないし、ただ男と女が喧嘩して、また仲良くなるだけのどこにでもありそうな話だけど、作品全体に漂うフランス的なというよりはどちらかというとハリウッド映画の良かった頃の喜劇のような味わいがあり、これはフランス映画が苦手な人にも気楽に見ることが出来る作品になっていると思います。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-02-15 13:20:49)
28.  江戸っ子肌
おう!山形勲が、何と何と信じられないほど良い奴を演じている。これは何とも新鮮です。話そのものはそれほど大騒ぎして楽しい作品ではないけど、そこはマキノ雅弘監督、流石に短い時間の間で男と女の恋愛絵巻、時代劇としてもなかなかの出来栄え!テンポ良く見せるあたりはこの監督の実力の証!主演の大川橋蔵は文句なしにかっこ良い。そんな橋蔵との恋模様を展開する淡島千景、この女優さん、小津映画で見せる魅力とは別の大人の魅力全開、それと、私も桜町弘子の役、あれが丘さとみだったらもっと良いのにと思う。いや、別に桜町弘子が嫌いというわけでなく、丘さとみのが良いというそういう意味でして、まあ、なんだかんだ言いつつも結構、楽しめたのでこの点数です。
[ビデオ(邦画)] 7点(2008-12-06 19:49:22)
29.  “エロ事師たち”より 人類学入門
今村昌平という監督は真面目な人間、普通の人間にはあまり興味がないらしい。誰からも偏見的な眼で見られ、変人扱いされているような人間を描くことに力を入れているように思える。この映画など正にそれです。明らかに師匠である川島雄三監督の影響を強く受けていることが見ていても解る。小沢昭一のズブやんは確かに普通ではない。しかし、そこには人間が食べていく為に選んだ道がただ普通の人とは違うというだけのことで、食べるために、生きて行くために働かなければならないというそれこそこの監督がこの映画の中で問い掛けている問題だと思います。真面目な人間とそうでない人間との対比という意味からしたらここで描かれている人間像は不真面目に見えるかもしれないが、坂本スミ子の春との関係はけして、不真面目ではなく、それこそ人間らしい愚かな一面を描きつつもきちんとした愛情を見せている。作品全体の空気がやたらとドロドロしているのはこの監督らしいと言えばそうであり、師匠である川島雄三監督の描く可笑しな人間、不真面目な人間、変わっている人間を描く喜劇のような軽快さがまるでないのはいまひとつ好みではないものの、人間の持っているいやらしい部分を描くことに関してはこの監督さんはやはり上手い。
[ビデオ(邦画)] 7点(2008-03-16 11:58:10)
30.  江戸川乱歩の陰獣
原作がどれだけ変態要素を含んでいるかは分らないけど、少なくともこれほど凄まじい変態的なムードである中に人間はどこかしか変態的な要素を持ち合わせているんだとこの映画を観るとそう感じずにはいられなくなる。とにかく全てが変態ムードな異様な雰囲気、映像、やってることも明らかに普通じゃない。相変わらず加藤泰監督の映像感覚には日本的美とヨーロッパ的な感覚とが交じり合っていて吸い込まれる。ただ話としてはそれほど見ていても面白さというものを感じない。つまらなくはないので一応は6点てことですが、それとこの映画の殺人シーンやトリック、映像美は何だか横溝正史の原作なんじゃないのか?て思ってしまうのは出ている俳優が 「犬神家の一族」や「悪魔の手毬唄」の人だったりするからである。加藤泰監督は上手い監督だとは思うけどやはりこの不気味な雰囲気を演出するとすれば市川崑監督のが合ってる気がする。同じキャスティングで市川崑監督の若かった頃による演出で見たかった。
[DVD(邦画)] 6点(2012-09-09 14:10:05)(良:1票)
31.  遠雷(1981) 《ネタバレ》 
田舎の臭さ(勿論、良い意味での)そして、男の馬鹿さ、空しさが何とも言えないぐらいの作品になっている。正直、よく解らない映画である。凄い映画なのかもしれない。だけど好きか?て聞かれると好きとは言えず、でも嫌いではない。嫌いではないが、そう何度も観たいという気分にはなれない。石田えりの凄いおっぱいばかりが脳裏に焼き付いて忘れられなくなりそうです。男なら絶対に一度観ただけで石田えりが頭から離れなくなるはずです。見合いの相手、永島敏行との最初のドライブでいきなりモーテルへと行って、そして、凄い脱ぎぷり。あんたで五人目よって、残りの四人は?が気になってしまってなかなか話の中に入っていけない。観ていたら凄くトマトが食べたくなってきた。それと、ジョニー大倉が西田敏行に見えてきてしまったりと、なんでかな?
[DVD(邦画)] 6点(2011-09-23 21:10:39)
32.  駅 STATION
何と言うべきか?完璧に冬、北海道、雪、そして、演歌を思わずにはいられないのは監督、脚本、出演者の顔ぶれからして、どう考えても日本、正に演歌の世界である。劇中で何度も流れてくる演歌が日本以外の国を感じさせない上に高倉健主演で、いしだあゆみに倍賞千恵子、脚本も北の国からの倉本聰と何から何まで北海道しか頭に浮かばない。大滝秀治と田中邦衛までいしだあゆみと共演って、おいおい!見ている間、北の国からを観ているようで、北の国からを最初から全部、観たくなる。そういや、武田鉄矢の姿を見るに連れ、高倉健と倍賞千恵子に武田鉄矢って、「幸福の黄色いハンカチ」かよ!キャスティング、音楽、シナリオ、これで北海道以外、どうやって考えられる?映画そのものはそんなに特別、面白くない。でも、あの八代亜紀は反則だ!正直言って面白味に欠ける話も全て忘れさせらてしまいそうになるぐらい雰囲気はたまなく好きであるからして、本当は4点って内容も2点追加したくなる。よって6点!7点にしても良いかもしれない。でも、やはり7点以上付けるのはためらってしまう。それは何故か?健さんの本当の魅力、色んな健さん主演映画を見ていると何か違う気がしてしまうのだ。
[DVD(邦画)] 6点(2010-12-20 22:18:58)
33.  永遠と一日
テオ・アンゲロプロス監督作品はこの作品を観るまで「霧の中の風景」しか観てない私が言うのも何だけどその映像の美しさやら長回しなどはこの監督が詩人であると言われる理由であると見ていて感じることが出来る。一方で見ていてもけして、つまらないことはないが、もう一度、見たいか?て聞かれると私には見たいとは言えないし、「霧の中の風景」のように感動もしなかった。そういう意味では高い点数を付けるのはためらってしまいます。ただ映像の美しい映画は嫌いでないし、低い評価を与えることも出来ない。何とも評価の難しい映画であると共に、美しい映像、静かな中に人生に対する厳しさ、老いていくことの辛さ、そういうものが全て描かれているような言葉なんかなくても映像の力だけで見せてしまうという監督の映像的なセンスというものはここでもまた感じることが出来た。
[ビデオ(字幕)] 6点(2010-02-21 18:37:39)
34.  炎上
三島由紀夫の有名な原作を市川崑監督が演出したことで有名なこの映画、かなりの評価も解ることは解る。しかし、個人的には市川崑監督というと、私は喜劇の方が好きですし、文芸作品なら「ビルマの竪琴」勿論、最初のです。が一番だと思ってます。市川雷蔵の演技も素晴らしいし、宮川一夫のカメラ、撮影は相変わらず素晴らしい。特に金閣寺が炎上していく場面におけるあの映像は宮川一夫カメラマンにしか撮れない美しさと力強さを感じる。それでも話としての暗さがどうも気になって仕方ない。好みの問題という意味でこの点数ですが、一人の人間の心の中に潜んでいる闇、悪、心の葛藤など様々なものをきちんと映画化している所は流石は市川崑監督です。
[DVD(邦画)] 6点(2007-12-16 09:28:38)
35.  駅前旅館
森繁久彌にフランキー堺、伴淳三郎に淡島千景、その他日本映画の良かった時代の本物の映画俳優達が画面の中で動き回る。一人、一人を見ているだけでも楽しいのだが、何か物足りない。なんでだろう?三木のり平の姿がいない。観られなかったのが不満であり、残念!そんな中で、森川信の寅さんシリーズでのおいちゃんとは一味、違った演技が観れたのは嬉しい。内容的にはかなり雑であり、滅茶苦茶であるけど、嫌いではないし、それなりに楽しむことは出来た。どうやらこの作品が「駅前シリーズ」最初の作品らしいけど、他のも観て、見比べて見たいと思う。
[DVD(邦画)] 6点(2006-06-25 20:59:34)
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