1. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 この映画には監督の両映画に対するリスペクトは十分伝わってきたが、面白さを伝えることには失敗してる。主人公と共に行動し始めるプレデターには唖然。爆弾の説明とか鎖引き手伝ったりしてるし・・。こういうのがあると一気に冷めてしまう。地球外生物は孤高の存在であって欲しかった。人間側の介入方法は他になかったのか?個人的にはAVPVH(HUMAN)ぐらいの乱戦が見たかった。人間側はヘボくてもいいから(今回は襲われるだけだし仲間にしてもらうし・・)。とにかくエイリアンにもプレデターにも魅力を感じませんでした。軽すぎるぞ! [DVD(字幕)] 5点(2005-04-20 01:58:27) |
2. es[エス](2001)
映画化ということでどこまで誇張したのかわかりませんが、主人公の行いが全ての悪で、それが全体に加速していっただけとしか私は捉えきれませんでした。あの主人公のような人間が実際にいたとして、鎮静させても聞かず、さらには体臭のことまで言われたら、カチンとくる人間が多いはず。それで看守側も酒の勢いもあってやりすぎたもんだから、お互いヒートアップしてしまった。これは内心にある衝動ではなくて、ただの喧嘩の延長です。この映画を見て、ほんとの実験の内容、顛末がどういうものだったのかますます気になってしまいました。 [DVD(字幕)] 4点(2005-04-07 17:48:39)(良:1票) |
3. エンド・オブ・デイズ
シュワちゃん作品はあまり好きでなくなり映画館に足を運ばなくなっていましたが、これは上映前から期待をこめて観に行きました。終わって純粋な感想は「ふぅん」でしたが、ゴシックな雰囲気と、ハイアムズのセブンを意識したという色調が個人的にツボでした。確かに突っ込みたくなる場面が満載なのですが、電車の爆破や教会の椅子のドミノ倒しなど、いくつかすごく気に入っていているシーンがあって、個人的にそれが不満より凌駕してしまいました。ですので評価は高めです。今でもたまに鑑賞しますが、この作品はやっぱり好きです。 8点(2004-09-15 00:59:06) |
4. エニイ・ギブン・サンデー
《ネタバレ》 はっきり言ってアメフトのルールはさっぱりわかりません。前半の方も話に入り込めていない状態でやや退屈でした。ですが、パチーノのロッカールームでの叱咤が全て帳消しにしてくれました。「得るものも失うものも一瞬、一歩の中にある」、「自分は死んでもその一歩を勝ち取る」という言葉におお、と思いましたが、次の「隣の男を見ろ」「一緒にその一歩を進む男がいるはずだ」というところで、アドレナリンが大分泌しました。アメフトではないですが、昔バスケをやっていたので、その言葉が胸に熱く込み上げてきました。苦楽を共にした仲間やその時の自分を思い出し、まさにダマトに叱咤されるメンバーの中に入った気持ちになりました。そして、「無駄に生きるな、熱く死ね」という言葉でこの映画の評価が決まりました。結局コマンチの意味もわからないまま映画を見終わりましたが、自分にこれほど心に響いた言葉達はありませんでした。映画って好みもありますが、自分の感性に訴えかけるものもあり、何か自分に大切だったものを思い出させてくれるときがあり、本当に素晴らしいものだなと思いました。多分この場面、生涯忘れないと思います。 [映画館(字幕)] 10点(2004-05-12 02:17:06) |
5. X-メン
ブライアン・シンガーの個性が出ている映画だな、と思いました。初めて見た時はアクションなど物足りなさがかなりありましたが、先日2回目を見たら、不思議と全体的に満足してしまいました。荒いところもきっとあるのでしょうけれど、結構まとめてあるかな、と。自分で曖昧なので評価は中立で。シリーズのプロローグとしてはこれでいいな、というのが今の感想です。 5点(2002-05-07 00:50:37) |
6. エイリアン2
かく言う自分もそうなのだが、アクション好きにはこれほど堪能できる映画はないと思う。まだやるか!そこにも行くか!やっぱまたでたか!!などなど、興奮しっぱなしだった記憶がある。5,6作目のどっちかでいいから、またこんなんなってくれんかなー、って密かに思っています。でも、5作目は地球だから、ノリはプレデター2か。あ、でもそれもいいかも。ってことは6作目のエイリアンの惑星での対決で、ドンパチやってくれたらなぁ。シガニー出んのは仕方ないかも知れんが、個人的に、ジョン・ランボー連れて行きたい。むっちゃ強そう。あのひねくれた唇で叫びながら銃を乱射してほしいね。そしてジョン・ウー版のイーサン・ハント!最終的に殴りあいになって、ダンスのように華麗にエイリアンをぶったおす。でも体液浴びて即死。そしてそして、もう1人連れて行きたいのはラジニ・カーント演じる「ムトゥ」!流石のエイリアンも彼のタオルにはかなわない!よし、6作目の主役は、ムトゥでいこう! 10点(2001-07-01 05:47:27) |
7. エイリアン3
多くの方が誤解しているようですが、この作品、作る前から話がまとまってなくて難航してた上、脚本家が製作サイドと喧嘩して途中降板して他の人に変わり、その次の人も変わり・・。と、結局、脚本が2転3転して、もの凄い現場だった作品なんです。それを、CM界から呼ばれた、長編映画1作目となるフィンチャーが、全てを聞き入れながら作ったんです。彼の介入する余地は映像だけだったんです。非はフィンチャーにはないんです。それを分かってほしい。確かに作品はこけました。が、私の中ではこけなかった。苦しい中で作り上げられたあの映像美と重厚感。フィンチャーの才能の片鱗を覗わせるに足る仕上がりだったと思います。私は初見で7点を付けていました。変更した今も変わりません。 7点(2001-07-01 05:25:11)(良:1票) |
8. エイリアン4
なんだかしんみりするとこが今作の味でしょうか?エイリアンシリーズは、監督の選抜も面白いし、4作全て異なるテイストだから面白いですね。今作は、「ロスト・チルドレン」の監督のジュネだったから期待していましたが、流石。ちょっとブラックな美を上手に絵にする監督さんですよね。少々ハリウッド風な作り(仕方ない)ですが、それでも全編ジュネ節。しんみりしますが、アクションもいいです!登りハシゴのシーンは素晴らしい!一緒に連れてきた?パールマン、ピノンがこれまた味を出しまくりでしたね。でも正直、もうシガニーいらなかったな・・。リプリーは3作目で消えてほしかった。まあ、あとの5,6作目でも出るんだろうけど・・・。 8点(2001-07-01 05:07:39) |
9. エンゼル・ハート
私がこの映画を初めて観たのは、多分中2ぐらいだったと思いますが、私の中のベストの1つになっています。つい先日、機会があってまた観ましたが、「あれーこんなんだったっけ?」と思いました。でもこれは良い意味でも悪い意味でもであって、やっぱり今でもお気に入りです。当時、勧善懲悪ものが多い中、あんなショッキングな映画はなかったです。あのダークさ。これはあんまり比較したくないんですが、「セブン」が好きな人だったら観て損しないかもしれません。 8点(2001-06-30 00:10:19) |