1. L change the WorLd
《ネタバレ》 ナンちゃんの登場、前評判で知っていたのにもかかわらず大爆笑しちった。不意打ちだー。思うに中田監督、金子修介によるデスノートを映画全体使って笑いものにしたかったのではないか。デスノート自体バカ映画だが、特にショボイ部分を強調してさらにバカ度を増してみたのではないでしょうか。冒頭からいきなり前作でのた打ち回るくらいウソくさかった瀬戸朝香で脱力!前作の嘘くさいスーツ姿の外人FBI⇒ナンちゃんで究極の大暴走!完全に狙ったバカ演出としか思えない。”映画版デスノートなんてこんなもんだろ”とでもいいたいのか。チャリでの逃避行というショボイ展開を後半に持っていくあたり、脱構築とも言える大胆さ。映画全体でタカ派を笑いものにした”スターシップ・トルーパーズ”にも通じる方法論。問題はそういう方向性へのニーズが今回どこにも無い事だ。 [DVD(邦画)] 5点(2009-05-19 22:41:34)(良:2票) |
2. エイリアンVS. プレデター
面白い。ラスト含めて両シリーズのお約束ネタを上手く盛り込んで見事な娯楽作に仕上げていますね。ファンのための番外編的な企画だがそういう意味でよく練られています。ファンがこの企画を聞いたときに想像する”ああやって戦って、こうやって反撃するけど、ここでこうなって・・・。”とそういうモノはとにかく盛り込んでありますよ。面白いのはプレデター側の描写。微笑ましい、というか、確かにシリーズを見ているとそういう行動を取るのも分からなくない、という感じがありますなあ。ゆるい映画ですけど好きですね。ゆるさ含めて期待通り、アクションも期待通り、ラストのオチも期待通りです。コアなファンを100%満足させることは不可能でしょうが、”エイリアン”と”プレデター”の最大公約数を目指したとするならば目標達成、といったレヴェルですね。非現実的、とかそういうのは企画段階で無しですから。 7点(2004-12-19 22:15:22)(良:1票) |
3. エイリアン4
おお、よくぞここまで持ち直したもんだ。なかなか面白いじゃないか。S・ウィーバーの存在感も凄いし。娯楽性のあるアクション場面もあって楽しめる。でも人間の制御下にエイリアンがあるってところが怖さを半減しているのでは。クイーンエイリアンも哀れ、最後のベビーエイリアンが死ぬところはなんか可哀想(表情が切ないね)。S・ウィーバーもそういう表情をしているので、なんか複雑な気持ちに。次は地球を舞台に大都会の追跡アクションかな。 7点(2002-04-07 16:02:55) |
4. エイリアン3
いやー、あんまり面白くないのだな。でも雰囲気はいいよ、ほんと。問題はリプリー意外の登場人物のキャラが全然生きていないところだなあ。ビショップもあんなゴミ捨て場に埋もれてないでもっと活躍してほしかったよ。それだけでも随分違ったと思うけど。惜しいなあ。 6点(2002-04-07 15:57:02) |
5. エイリアン2
よく出来た続編だな。ランス・ヘンリクセンが良かった。前作でアンドロイドは悪い奴だった、という点と彼の無機質なルックスと声を上手く利用して最後までちょっと不安ってのがいい。キャラがそれぞれ生きていたよ。ステディカムカメラみたいなマシンガンも格好いいし。 9点(2002-04-07 15:53:32) |
6. エイリアン
シリーズ中ではやっぱり一番好き。それまでのきらびやかな宇宙船っていうイメージから正反対の工場の中みたいな感じ。サビの味がしそうなしたたる水とか、なんかみょーな暗さが子供心にも斬新だったなあ。今でもTVでやってると見てしまう。移動物体探知機みたいなのがスリリングだった。自爆装置のデザインもリアリティあって良い。けど、自爆装置って何のためについてんのかなあ。 10点(2002-04-07 15:49:19) |
7. エクソシスト
ありゃー、ここでは随分点数低いのだな。すごい意外。最近のショッカー演出満載のホラーになれた人には地味なのだろうか。寒寒とした雰囲気はたまらないし、人の弱みにつけこむ悪魔と神父の心理的対決、みたいなのが凄いスリリングで面白いと思うけど。悪魔が少しずつ実力発揮する様子もいいし。都会に住む人間の陰、というか弱い部分に悪魔が入り込む、という意味で凄い社会的なホラーだと思います。ラストもなんか寂しい気持ちになるし。 9点(2002-03-20 23:09:01) |