1. エイリアン:ロムルス
時系列的には初代と2の間らしいのですが、どちらかと言うと初代のリメイクのように感じました。 今作から観ても大丈夫な作りですが、初代や2を見た後だと懐かしさも新しさもあってより楽しめるかと思います。 [映画館(字幕)] 7点(2024-09-06 21:05:41)(良:1票) |
2. 英国王のスピーチ
実話だったとは知らず、良い話でした。ただちょっと地味かな。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-07-13 08:12:06) |
3. エイリアン2/完全版
《ネタバレ》 ずっと昔に通常版を観た時に、ニュートを救いに単身エイリアンの巣に戻るリプリーの考えが理解出来なかった。子供とは言え、生死不明の他人のために自殺同然の行動を取る事が不自然でならなかった。完全版では冒頭のシーンのおかげでリプリーがニュートに娘の姿を重ねていたことが分かり、違和感が解消されている点は評価したい。 逆に前作で極まっていたホラー要素が大分薄れてしまったのは残念。ラストの決着がまたエアロックでの追放だったのもイマイチ。 とは言えパニック映画・アクション映画として非常に良く出来ているし、登場人物のキャラクターも立っている。名作と言って差し支えないだろう。 [DVD(字幕)] 8点(2021-07-29 01:44:08) |
4. エイリアン/ディレクターズ・カット
《ネタバレ》 ずっと昔に通常版を観たもののレビューはまだだったので、見直しついでにディレクターズ・カット版を選択。 いやー、結末が分かっているのに凄い緊迫感だ。本当に恐怖の演出が上手い。特にエイリアンの姿をほとんど映さず、機械の反応で存在を示す手法が効いている。動きが少なく暗い「静」の画面の中で脅威の存在だけが「動」で迫ってくる恐怖は相当なもの。逆に猫関連の安易なビックリは不要だった。 また、生理的な嫌悪感とある種のカッコ良さが両立しているエイリアンのデザインも秀逸だ。終盤で全身を映した所で怖さが下がってしまうが、まあこれは視聴者へのサービスと言った所だろうか。 「地球外生命体の持ち帰りが最優先で、そのためにロボットが送り込まれている」と言う設定も良い。物語にメッセージ性が生まれた上に、フェイスハガーを船内に持ち込む理由を上手くクリアできている。 細かい所で突っ込み所はあるものの、ホラー・パニック映画としてとても完成度が高い。名作! [DVD(字幕)] 9点(2021-07-25 01:06:59) |
5. 映画大好きポンポさん
4年前にネットで見かけて記憶に残っていた漫画が映画になったとの話を聞いて見てみましたが、最高でした。鑑賞中に理由の分からない涙が出て、見終わった後にしばらく立ち上がれなかった作品は何年ぶりでしょうか。文句なしの10点満点です。 無駄のないシーンがテンポ良く続き、見所に次ぐ見所でとても90分とは思えないほど濃密な時間でした。映画オリジナルの追加シーンもドカンと盛り上がっていて、これのおかげでオチの重みがグッと増しているので原作既読の方も楽しめる作りになっています。原作は今でもpixivで読む事が出来ますが、映像の楽しさやテンポの良さ、追加シーンや音楽の力も手伝って映画の方が断然良いと感じました。 デフォルメが強い絵柄や子供っぽいタイトルで惹かれない方も居るかも知れませんが、どうか敬遠しないでください。映画が大好きな方、クリエイターとして何かを作っている方、色々なものを切り捨てて夢を追い続けている方に特におススメです。そうじゃない方にも是非見て頂きたい作品です。 ちなみに、私はニュー・シネマ・パラダイス(2時間の方)大好きです。 [映画館(邦画)] 10点(2021-06-13 01:23:42) |
6. 映画刀剣乱舞 継承
原作未プレイですが楽しめました。ストーリーが良いですね。エンドロールで小林靖子さんの名前を見つけて納得です。いわゆる歴史if物で「本能寺の変で織田信長が死なず、歴史が変わってしまう!改変を阻止せよ!」という所から始まるのですが、その後の展開は見応えがありました。 一方でキャラクター(刀剣の擬人化)は全然分からないわけですが、三日月宗近の底が読めない感じは気に入りました。終盤のある人物との会話シーンが良く出来ていて印象的でした。 突っ込み所もありますしコスプレ感も拭えませんが、歴史if物が好きなら原作抜きでも楽しめるのではないかと思います。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-06-28 08:16:54) |
7. HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス
《ネタバレ》 前作は実写化にあたって良くここまでやってくれた!という驚きがあったが、続編でそれが無くなると少々苦しいか。 一応アクションはパワーアップしていると思うが、設定がどんどん非科学的になっていくのは好みではなかった。「変態仮面の強さは普段30%しか使えていない人間の肉体の力を100%引き出しているから」という設定が頑張って現実に寄せているのに、空を飛ぶカニの怪物やエネルギー波を打つ人間、巨大化するアンドロイド等はそれに反するものだ。なぜか偽変態仮面が祖父として出て来るのも納得がいかない。 とは言え、スパイダーマンのパロディや変態奥義スパイダーヘルの絵面の酷さ、前作であっさりしていた生パンティ脱ぎシーンが改善されていたりと評価点もある。 [インターネット(邦画)] 5点(2019-08-09 10:44:39) |
8. HK/変態仮面
《ネタバレ》 「漫画・アニメ・ゲームが原作の実写映画化はコケる」法則の反例の一つ。 おバカでお下品な原作への情熱とともに丁寧に作られているのが良く分かる。鈴木亮平の体のつくり込みは肉体美を感じるほどに仕上がっているし、安田顕の偽変態仮面の怪演にも驚かされる。 普通のヒーロー物であれば「愛と正義」「理想と現実」の間で悩むのが鉄板なのだが、この作品だと「変態かノーマルか」を大真面目に悩むんだから笑うしかない。 一つだけ言わせて頂くならば、ヒロインがその場でパンティを脱いで渡すシーンがあっさりしていたので、もうちょっと恥ずかしがったりして演出して欲しかった。 [インターネット(邦画)] 7点(2019-08-09 07:32:50) |
9. 映画 聲の形
《ネタバレ》 原作未読。 障害がテーマの映画かと思っていたが、実際に見てみると障害は物語の材料の一つに過ぎず、テーマはイジメの方であった。登場人物それぞれに(多かれ少なかれ)嫌な部分が描かれており、感情移入し辛く見ていて疲れる(ただし結絃だけはとても良い子で可愛い)。 硝子の聴覚障害者としての喋り方の作り込みなどリアリティを追及している一方、硝子がイジメられている時にクラスの誰も助けない事に不自然さを感じてしまう。これだけ美人なら(下心があるかも知れないが)男子が放っておくとは思えないからだ。もう少し地味なルックスにするか、「男子に囲われている事に嫉妬した女子にイジメられる」とかの方が現実味があったかも知れない。 [地上波(邦画)] 5点(2018-10-27 12:06:45) |
10. エレファント・マン
《ネタバレ》 記録的・教育的な価値のある映画だとは思うが、映画として面白いかと言われると厳しい。一応、化け物だと思われていたのが段々と知性のある人間である事が分かってくるシーンあたりは良かったと思う。 [DVD(字幕)] 5点(2017-12-24 13:53:59) |
11. 80デイズ
特に見る気も無かったのですが成り行きで鑑賞する事に。最初にジャッキー・チェンが出て来たときは不安になりましたが、笑いあり友情あり冒険ありで非常に楽しめました。予告編に彼を登場させなかったのは正解だと思います。 憎めない悪役(の下っ端)であるフィックス警部補を始め随所に爆笑キャラがてんこ盛りで笑いが絶えませんでした。かと言ってコメディだけで終わっていないのが良いですね。ラストの締め方などもエンターテイメント映画としてバッチリです。 残念だったのは中盤以降の旅が足早になってしまった事でしょうか、シュワちゃんのシーンを省くなりしてそちらに時間を割いて欲しかったですね。欲を言えば日本にも寄って欲しかったかも? 家族や友達と一緒に見るのがお勧めです。 8点(2005-01-05 03:48:41)(良:1票) |