1. 映画 ビリギャル
吉田羊の演技を観て、言葉というのは何を言うかではなくで、誰が言うかが重要だと分かった。 監督が「逃げ恥」を演出した土井監督だと知って納得。わずか2.3分の妄想シーンに エキストラを100人単位で使い、実写の説得力を出してみせた「分かってる」人だ。 人が頑張る姿や子を見守る親の姿はそれだけで魅せられる。 役者が有村架純と吉田羊ならなおさら鉄板だ。 その鉄板にシンプルな題材を絶妙な塩加減で味付けしたのが土井監督というところか。 [地上波(邦画)] 8点(2017-01-04 14:01:00)(良:1票) |
2. 永遠のこどもたち
《ネタバレ》 すべて現実だった。大人にとってただの物置部屋が子供には秘密の部屋に通じる部屋に見えた。 [DVD(字幕)] 8点(2013-07-11 23:45:54) |
3. X-MEN:ファイナル ディシジョン
《ネタバレ》 ミュータントの権化であるジーンを何とかするのは人間でもなくミュータントでもなく、キュアのガキなんだろうなと思っていたら、ヒゲもじゃのおっさんがあっさりやってしまうとはなんとも肩透かしをくらった。 [DVD(字幕)] 7点(2007-07-14 23:16:49) |
4. エターナル・サンシャイン
《ネタバレ》 エピローグとエンドローグが情緒的。手の込みすぎたメインディッシュよりも、シンプルに素材を活かした季節の前菜とデザートがよかった。記憶を消したのにまた同じ人を好きになってしまうというファンタジーは素晴らしい。題の意味が分かった気がする。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-21 23:31:54) |
5. 映画に愛をこめて/アメリカの夜
映画の舞台裏は興味深い。 DVD特典のメイキングは必ず見るし、映画の舞台裏を撮った海外のドキュメンタリー番組や『ニューヨーク・アクターズスタジオ・インタビュー』もよく見る。また『鬼が来た!』で香川照之が書いた撮影日記は最高だ。 トラブルを乗り越えて役者とスタッフが一緒になって、作品を作る姿はおもしろい。 だけど舞台裏をそのままひとつの映画作品としてしまうとおもしろくなくなる。 なぜなら、ドキュメンタリーとしてなら実際に起こったことなので楽しめるけど、トラブルを作るフィクションになると見ごたえがなくなるからだ。 トリュフォー自身が監督役として出演した意図はわからないし、ドキュメントタッチなのかフィクションなのか曖昧で中途半端に見えた。 5点(2004-07-20 00:28:43) |