1. 映画ドラえもん のび太の月面探査記
小学3年の娘と、年長さんの息子と共に、テレビで鑑賞。子供達はそれはもう喜んでましたよ。小3の娘は、ちゃんと正確にストーリーを理解できてました。ギャグシーンも多く、年長の息子はゲラゲラ笑いながら楽しんでました。でもね、「宝島」は劇場まで家族で観に行って、私もそれなりに楽しめましたが、今回はテレビ鑑賞だったせいか、正直、私にはイマイチだった。どこかの映画監督が、近年の映画を評して、「これは映画ではない、テーマーパークだ」みたいなことを言ってましたが、この作品にもその言葉が当てはまるような。演出はド派手で、映像も綺麗で、もしも劇場で観ていたら評価はもっと高かったのだろうけど、自宅のテレビで観ると、ちょっと引いた感じの冷めた評価になるというか。脚本は凝った伏線もあって良い点もたくさん合ったのですが、そもそも毎回ドラえもんたちが「世界を救う」みたいな大風呂敷を広げなくてもいいんじゃないかと思ったり。まあとにかく、ドラ映画は劇場に足を運んで、お祭りとして楽しむべきものなんだと思いました。 [地上波(邦画)] 5点(2020-03-09 00:29:13) |
2. 江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者
なんなんだ、これは。やりたい放題でないか。日活ロマンポルノを観るのは初めてなのだけど、思っていたのと違って、そんなにエロ度は高くなくて、作品としてしっかりしていて、強く作家性が感じられることにも驚いた。何よりも、石橋蓮司の演技(というよりもはや顔芸)が上手すぎて笑ってしまう。まあこれは99%くらい石橋蓮司の映画です。乱歩の原作からはだいぶ乖離しており、ラストのオチも正直なんじゃこりゃと思ったけど、作品として表現したいことは伝わってきた。私は江戸川乱歩の映像化作品は相当観てきたつもりだけど、その中でも上位に入る。エロを期待して観た人には肩透かしかも。 [DVD(邦画)] 7点(2018-10-07 01:08:59)(良:1票) |
3. 映画ドラえもん のび太の宝島
劇場にて、妻と7歳の娘と4歳の息子と鑑賞。家族全員が大満足というおそるべき作品でした。春休みに家族で行くファミリー映画としては満点に近いと思う。妻と娘が同じシーンで涙を拭いていました。子供には難しいシリアスなシーンでも、キャラがいきなり変顔をしたり変なポーズをとったり、4歳の息子も飽きることなくゲラゲラ笑いながら楽しんで観てました。アニメーションとしても迫力のある画で、私にとっても見所が多かったし、正直、ウルっときた場面もいくつかありました。のび太の勇気とかジャイアンの男気とか。まあドラ映画のいつものアレですが。細かいところでケチをつけたい部分はいくつかあるけど、子供も大人も同時に楽しめる作品に仕上がっているのは賞賛に値するでしょう。ただし、今回の冒険のきっかけであり、作品のメインテーマである、親子のすれ違いとその克服ということについては、ちょっと掘り下げ方が足りないというか見せ方が表面的な感じがしてしまって、歴史に残る名作とまではいかないかなと。 [映画館(邦画)] 7点(2018-03-15 10:59:19)(良:2票) |
4. エネミー・オブ・アメリカ
《ネタバレ》 テンポ良く緊張感を保ちつつ最後まで楽しく鑑賞。冒頭のマフィアを最後に再登場させて話をうまくまとめるあたり、うまいなあと。なんといってもジーン・ハックマンが盗聴やってるところは「カンバセーション…盗聴」のファンとしてはニヤニヤしてしまう。 [地上波(字幕)] 7点(2014-11-22 13:00:41) |
5. L.A.大捜査線/狼たちの街
《ネタバレ》 「その男、凶暴につき」に影響を与えた映画だということで興味を持って観ましたが、なるほど、主人公の狂気やラストシーンでの相棒の変貌っぷりなど、かなり共通点の多い作品だと思いました。カーチェイスシーンは迫力あるし、全体になかなか緊張感があります。打ち込みによる音楽が今の耳には古くさくてちょっと残念ですが、良く言えば80年代の雰囲気は良く出てます。 [地上波(字幕)] 7点(2014-11-15 13:53:18) |