1. エレファント
あの日の出来事を忠実に再現しているわけではないという点を差し引いても、この映画の衝撃はなかなかのものでした。同じ人物を様々な角度から追い、さらに複数の人物のエピソードを幾重にも重ねることで、本当にごく普通の高校の日常風景にしかみえなくなる。そしてそんな中に突如、しかもごく自然に侵入してくる実行犯。ハッキリ言って何のメッセージも主張もない映画ですが、この映画自体が「ある日常の断片」であることを考えると、それはそれで正解だったのかもしれないです。 [映画館(字幕)] 7点(2007-06-09 16:34:30) |
2. エデンの東(1955)
この映画で初めてジェームス・ディーンを観ました。オードリー・ヘップバーンを初めて観た時もそうだったけど、この人も説明しようがないなんか不思議なオーラが出てます。すごいです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-27 01:07:43) |
3. A.I.
「意志を持った機械」という意味では、デイビットは『2001年宇宙の旅』に出てきたHALに近いと思う。そもそも、高度に進化したAIが支配する世界という設定自体が『2001年宇宙の旅』を思わせる。スターゲイトに飛び込んでモノリスに進化させてもらったのがボーマンではなくHALだったとしたら…。きっとキューブリックはそれを描きたかったんではないだろうか。スピルバーグの手によって感動巨編として世に出た本作だが、キューブリックがやっていたらもっと冷たくて暗い作品になっていただろうな。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-20 16:50:12) |
4. エリザベス
『バリー・リンドン』といいこれといい、西洋の歴史モノはちょっと苦手です。映像や衣装の美しさはたしかに素晴しいんだけど、それ以上に感じるものがない。西欧史の知識がある程度ないと厳しいかも。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-19 23:01:14) |
5. ELEVATED(エレヴェイテッド)
いきなりこれだけを観たらかなり衝撃的だっただろうけど、ビデオだとこれが始まるのが『CUBE』が終わった直後。『CUBE』の余韻が消えないうちに、しかも30分ほどで終わってしまうため、これ自体の印象がちょっと弱くなってしまってる気がする。とはいえ、決してつまらない作品ではないです。オマケにしておくにはもったいない。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-19 22:53:16) |
6. エイリアン3
冒頭でいきなり前作のラストを否定しまう展開にはちょっとビックリ。でもこれが最後まで尾を引いてしまい、非常に後味が悪かったです。エイリアンを1匹に戻して原点回帰を狙ったのかどうかは知らんが、ゴキブリのようにごそごそ動き回るエイリアンなんて怖くないです。ラストもモロに『T2』ですね。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2005-11-03 13:33:39) |
7. エイリアン2
同じキャメロン監督の『ターミネーター2』同様にアクションに比重を置いた結果、前作のホラー的な部分が大きく削がれている。前作の「なかなか姿が見えないエイリアン」がとても好きだった僕にとっては、いきなり全身像を見せながら襲ってくる(しかも大量に!)エイリアンには正直恐怖感を感じなかった。しかも今回はハナから戦うつもりであの星にいってるんだから、前作のような不意打ちの恐怖もない。アクションものとしては面白かったけど、エイリアンものとしてはちょっと微妙。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-03 13:18:05) |
8. エイリアン
宇宙船という密室に突如現れた正体不明のエイリアン。そいつに武器もないまま挑まなくてはならないあの緊張感がたまらん。エイリアンはなぜ襲ってくるのか? いったいどうやって人間を殺しているのか? 分からない。だから余計に怖い。船内が暗くてエイリアンの姿が全然見えないのも恐怖感をあおってていい感じです。やっぱこの第一作が一番かなぁ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-03 13:14:01) |
9. えびボクサー
《ネタバレ》 一体いつになったらボクシングの試合になるんだろうと思いながら観てたのに、結局試合らしい試合なんてないやん! 最後のアレもとてもボクシングやってるとは言えないでしょう。トレーナーのおっさんをはじめ、登場人物にも全然魅力がない。最初から最後までダラダラしっぱなしでちっとも面白くなかった。 [DVD(字幕)] 1点(2005-10-27 21:50:38) |