1. 映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活
《ネタバレ》 これまでの世界観とはガラっとイメージチェンジして、少々取っつきにくい見た目や内容になってしまいましたが、内容はなかなか楽しめました。色々詰め込んでいるせいか展開が非常に早く、話はご都合主義で進んでしまい、登場人物や妖怪たちがほぼ新規ということもあるので、もう少し各キャラ掘り下げてくれても良かった気がします。シャドウサイドの妖怪や不動明王など、バトル映えするキャラたちの戦闘シーンは迫力がありました。鬼太郎たちの出演はまさにコラボって感じで良かったです。でもまぁジバニャンやコマさんはやっぱり前の方が好きですけど・・。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2018-12-04 01:37:43) |
2. 映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険
《ネタバレ》 秘密道具の見せ方の上手い映画でした。前半ではストーリーを進める上で必要な位置付けとして道具の説明をしつつ、後半ではそれらの秘密道具を応用して敵と闘ったり物語のポイントになったりと活躍します。特にタイムベルトというその場でのみタイムスリップ可能という設定が良く活かされています。氷漬けのパオパオやドラえもんを発見した時、見てる側としては当然ドラえもんたちが10万年前に行って何かあって凍ってしまったんだと予想するわけですが、実はドラえもんは偽物だったり、モフスケが実はユカタンだったりと一捻りあって良い意味で裏切られました。最初にタイムベルトを使った時、電池が無くなりそうというのはもちろん、スネ夫が飛ばされそうになったことが、クライマックスでドラえもんとユカタンがはぐれてしまった上にタイムベルトが電池切れで使えない、という大ピンチに陥る伏線になっていますね。ストーリーも舞台である南極の映像も良かったですが、気になったのがジャイアンとスネ夫。登場人物がレギュラー陣とカーラ、博士くらいしかいなかったので、偽ドラえもんが出た時執拗に本物側をジャイアンとスネ夫は疑ったり、ブリザーガ復活で一方的にカーラを責め立てたりするのもジャイアンとスネ夫で、本来ならモブキャラクターとかに担わせればいいような嫌な奴ポジションを彼らに任せるしかなかったのが少々残念でした。 [映画館(邦画)] 7点(2017-04-02 15:47:46)(良:1票) |
3. 映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!
《ネタバレ》 アニメパートと実写パートのシームレスな切り替え、実写での各キャラクター・妖怪の再現性はよくできていて、映像表現としての創意工夫が感じられました。ただ、残念ながら話が全く面白くない。実写世界ははどうしてもアニメのノリまでは表現できないから、バレエ少女のドラマを主軸に持ってきて感動を狙いに来てますが、既存のキャラではないこの映画だけの新規登場人物の話をひたすら実写で見せられても・・・楽しいと思えるわけがありません。斬新なことをしたいのは分かりますが、ちょっと攻めすぎて面白さが置いてけぼりになってるような気がします。 [映画館(邦画)] 4点(2016-12-18 14:35:34) |
4. HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス
《ネタバレ》 最初から最後までツッコミ所満載というか、見る側に「アホか・・・」とツッコませることによってひたすらくだらないシーンの連続をコメディに変えるというまさに変態映画です。ストーリーは超王道的ヒーロー展開ですが、いかんせん主人公が変態。まともな神経で見てはいけません。これでもかというくらい某蜘蛛のヒーロー映画に寄せていく謎の対抗心。もはやオマージュやパロディではありません。アメコミヒーローと肩を並べに行こうとしてます。CGやアクションのレベルも迫力があり特撮技術もかなりのものです。とにかく馬鹿馬鹿しい映像が無駄に高いクオリティで繰り広げられます。中でも天狗の面を装着した鬼モードは心の底から馬鹿だなぁと思いました。前作同様、ここまでくだらないものを全力でつくったキャスト・スタッフの変態っぷりが素敵です。 [映画館(邦画)] 8点(2016-06-10 07:17:38)(良:2票) |
5. 映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生
《ネタバレ》 自分が子供の頃に見に行ったドラえもん映画の中でもとても印象に残っているのが旧日本誕生でした。そのリメイク作品を自分の子供と一緒に見に行き、感慨深いものがありました。そんな私情もあってか、内容は非常に満足です。旧作とリメイク版での違いは当然ありますが、旧作の構成をほぼ踏襲しており、余計な改変もなく良かったです。・・・と私は思っているのですが、今作では旧作にはなかった親からの視点が描かれており、その追加シーンが人によっては余計と感じるかもしれません。個人的には前述の通り親の立場になって映画を見ていたので、そのような鑑賞環境を見越した上での製作陣の粋な計らいと肯定的に受け止めています。最後のペガ、グリ、ドラコたちとの別れのシーンは少々お涙頂戴の雰囲気が強すぎる印象は受けましたが、この感動場面の為にのび太が3匹のことを大事にしていた描写がしっかり入れられていた訳ですから、それも良い演出だったと思います。日本誕生は旧作はもちろんリメイク版も名作と言えそうです。 [映画館(邦画)] 8点(2016-04-17 12:15:04) |
6. 映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!
《ネタバレ》 テレビ放送の延長というコンセプトがあるとのことで、サブタイトル通り5つの物語が展開していきます。1つ1つのエピソードは笑いあり感動ありでよくできていたものの、それぞれに直接的なつながりはなく(エンマ大王が絡んでいるという間接的な関係はありますが)、話としてもテレビよりも少々長めで、それが4話続くので映画全体としてはちょっと長いように感じました。最終章は他の4話よりも長く、映画らしく全員集合してラスボスに挑んでいくという王道ストーリーです。しかし、ぬらりひょんとの闘いに入ると、最初は面白いもののやられてピンチになる→形勢逆転する→相手がパワーアップしてピンチになる→形勢逆転する・・の繰り返しで、なおかつ場面も変化がほとんどなく単調だったのが惜しいです。とはいえエンマ大王召喚の盛り上がりのピークの持って行き方はお見事で燃えました。前作公開時のようなブームが去って、でも依然として子供に大人気のコンテンツとして飽きられないよう趣向を凝らしているんだなぁと無粋なことを思ったりもしつつ、前作同様家族で楽しんで見れました。 [映画館(邦画)] 6点(2016-01-27 00:24:13) |
7. 映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記
《ネタバレ》 ギャグシーンが多めで楽しい映画だと思います。流れとしては、映画のメインキャラクターと遭遇した後、そのキャラの故郷に行き、悪いヤツらの陰謀を止めるという完璧なお約束パターンに則っていますが、その一本道があるからこそ途中で色々笑いが入ってきてもブレずにストーリーを楽しむことができます。中盤の盛り上がり所である銀河防衛隊出陣→のび太のズボンが脱げる→バーガー監督の巻き戻しでやり直し→パンツとズボンが飛んで行く。ここは見事にフリとオチが効いていて館内爆笑でした。シーンとしてのインパクトも大きいので、この一連の流れの中のバーガー監督の機能がクライマックスで重要な役割を果たすことになるという伏線(という大層な感じでもないですが)に上手くなってますね。ゲスト声優も豪華ですが違和感なく良かったです。特別面白いとまでは言いませんが、。安定して楽しめるいつものドラえもん映画だと思います。 [映画館(邦画)] 6点(2015-03-16 13:45:35) |
8. 映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!
《ネタバレ》 前売り券や入場者特典でメダルが付くということの話題性に注目されがちですが、話の内容としては決して悪くないです。まぁどこかで見たようなありきたりなストーリー展開の連続ではありますが・・そもそもパロディを楽しむというのがこの作品ですから。この映画でもパロディ満載で子供のみならず大人も笑わされます。しかしさすがにドラえもんはアウトでは?と思いました(笑)。ラストもきれいにまとまっててすっきりと見終わることができました。笑いあり感動ありで家族揃って楽しめます。ブームのお祭り感を楽しむことが正しい鑑賞方法なのかもしれません。 [映画館(邦画)] 6点(2015-01-05 16:05:09) |
9. 映画 レイトン教授と永遠の歌姫
《ネタバレ》 船上や島で課せられる謎解きゲームの答えがいまいちピンと来なかったのは自分だけでしょうか。。主要キャラを逃げ場のない閉鎖空間へ追いやるためだけの無理矢理な理由付けでしかなく、物語に入り込めないまま話が進んでいきます。終盤の流れは特にひどいです。何の脈絡もなく巨大ロボ登場、そのロボ上で敵が剣を出したらレイトンは当然のように剣術(鉄パイプ)で戦い出し、ルークは有り得ないダイブを披露し、ヒロインが伴奏付きで歌を歌ったら海底に沈んだ都市が出現するという、もう何が何だか訳が分かりませんでした。序盤に多少の伏線でもあればまだマシでしたが、そんなものは一切なく全てが唐突でした。英国紳士なら許容しろということでしょうか。ごめんなさい自分日本男児なもので。。何れにせよ前半は盛り上がらず、後半の展開は無理がありすぎます。 [地上波(邦画)] 3点(2014-01-20 17:08:03) |
10. HK/変態仮面
《ネタバレ》 こ、こんな下品でくだらない映画を面白いと思うなんて・・・ま、まさかオレは変態なのか・・・!?いや違う・・オレは普通だ、普通なんだ・・・・・・し、しかしこんなに笑った映画は初めてかもしれない・・映画館でこんなに爆笑が起きる映画は見たことがない・・・・や、やはりオレが変態だからなのか・・?いやいや、この面白さは製作陣の本気、役者さんたちのやる気が生半可なものじゃないから、その姿勢があってこそ生まれたものだ・・・そうだ、オレは普通にこの作品を楽しんでるだけだ・・・・・とは言えこの映画を見て湧き上がって来る感情は・・・変態仮面と偽変態仮面が股間をすり合わせて回転するシーンを大画面で見せられ、ばかばかしいと思えば思うほど心の底から喜んでしまう・・・・・・とにかくもう、見終わった後の気分はエクスタシーーーーー!!! [映画館(邦画)] 9点(2013-05-31 16:22:58)(笑:1票) (良:1票) |
11. 映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館
《ネタバレ》 子供向けアニメを見ているとは思えないくらい話の見せ方が上手かったと思います。今作最大のナゾである怪盗DXの正体についての描写はミスリードを誘っていますし、ミュージアムという舞台ならではのひみつ道具の素材や歴史もストーリーに上手く絡んで来ます。ドラえもんの鈴が狙われた目的も、登場人物の含みのある行動も、ちゃんと明確な理由があって良いです。ジャイアン・スネ夫コンビは小さくなって戻れなくなっちゃったけど、小ささを活かした活躍を見せます。四次元ポケットが使えないピンチを演出したスッポンに意表を突かれ、忘れた頃に手を突っ込むとやっぱり噛み付かれて道具が使えないという徹底振りに笑わせてくれます。ドラえもんが鈴の代わりに付ける”黄色いモノ”も、場面場面でいちいち変わって完全に小ネタかと思いきや、その状況を逆手に取って最後は怪盗DXの蝶ネクタイ付けて変身(怪盗ドラックス)しガードロボと戦うという、スーパーヒーロー展開にテンションが上がってしまいました。そして何よりドラえもんが鈴に固執する理由とのび太との友情エピソードが感動します。巨大化する太陽とポポンというキャラの2つが出てきた時、あぁ、最後は「みんなを助けるためにポポンが犠牲に・・!」みたいな展開になるんだなぁと予測したんですが、まさかのび太から「そうだ!ポポンを使うんだ!」発言・・・何という無茶振り。いや、だってパイナップルとソースカツ丼食べてお腹いっぱいになって壊れてたじゃん・・・。しかもポポンも無事消化するという頑張りよう。いや、だからパイナップルとソースカツ丼食べてお腹いっぱいになって壊れてたじゃん・・・。そこはきっとクルトが修理した時こっそりアップグレードしてたんでしょう(もしくは夕食前にすでに何か大量に食べてたか)。そうに違いない。とまぁ大人気ないツッコミはともかく、家族揃って安心して笑いながら見られる映画です。 [映画館(邦画)] 8点(2013-03-12 01:01:19)(良:2票) |