1. エクソシスト ディレクターズカット版
これはホラー映画として観たらイマイチかもしない。 前フリが長いし無駄な要素は多いし、今の目で観るとさほど怖くない。というより汚い。 エンターテイメント性はかなり低い。 ただアメリカンニューシネマの変種と観たらなかなか面白い。 デミアン神父の自分の中にある葛藤との戦いと考えると負けたけど勝ったロッキーのようにも見える。 [DVD(字幕)] 7点(2017-09-22 18:52:59) |
2. 映画 ビリギャル
《ネタバレ》 教育手法に関して色々言いたくなるけど実話らしいのでそこはもういいや。 最初は最近の邦画らしく説明セリフが長く、漫画的な演出が目立ってイマイチかなと思ってたんですが、中盤くらいからベタやけど良質映画に化けていったのでなかなか楽しめました。「意思あるところに道は開ける」を強調していたけどそれと同じくらい「まわりの環境」が大切というお話。 [DVD(邦画)] 7点(2016-02-13 21:44:39) |
3. 英国王のスピーチ
《ネタバレ》 ジョージ6世は国難にあってチャーチルと二人三脚でイギリスを勝利に導いた人で、もっとそういった方面からガンガンドラマチックにすることもできたやろうに(ヒットラーの演説を映写機で観るくだりや、最後の演説はそういった要素なんやけど)「イギリス王室のちょっといい話」っぽく話を個人的なものに絞ったのが、この映画のいいとこ。 余裕を感じる。 どうでもいいけどチャーチルが似てない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-20 07:54:34) |
4. エンド・オブ・ホワイトハウス
《ネタバレ》 9.11の時スパイダーマンに貿易センタービルが写っていただけで差し替えの騒ぎだったのにこれはモロですね。 あれから10年以上たってこういった映画を撮るにはいい時期なのかな~。 身近すぎず、かといって忘れたわけではないのでええ塩梅でリアルに感じられるのではないかなと。 内容はこれといって目新しいものはなく、ダイハードをギャク無しで真剣にやってるといったもの。 もっと相手が北朝鮮ってところを生かして欲しかった。 これじゃイスラム過激派でも南米の左派政権の回し者でもなんでもいい。。 あと第7艦隊を撤退させるとかなんとか言ってるのに全然日本が話に絡んできません。 ロシア、フランス、中国、韓国は絡んできてるのに。 [映画館(字幕)] 5点(2013-07-21 02:40:00) |
5. エスパー魔美 星空のダンシングドール
《ネタバレ》 パラレル西遊記と併映でしたね。 隠れた名作という言葉がふさわしい一品。 OPとEDがテレビ版の逆っていうのが憎いね! 2部構成になってるんだけどお互いがうまくリンクしててオチで「オッ!」となる。 上映中、子供たちが劇場から出て行って原恵一監督がショックを受けたって話を聞いたんですが、いえいえ子供のころめっちゃ感動しましたよ。 久しぶりにビデオを引っ張り出して観てあの頃の感動は本物だったと浸ってしまいました。 [ビデオ(邦画)] 8点(2013-04-21 18:12:30) |
6. 映画ドラえもん のび太の新・魔界大冒険 7人の魔法使い
《ネタバレ》 オリジナルよりも美夜子さんとレギュラーメンバーの関係性がよくなってる。 魔界歴程のくだりもオリジナルよりいい。 ただ細かい演出がオリジナルのほうが圧倒的に上。 のび太の日常生活のブルース(?)が足りてない。 ドラえもん映画ってのび太のいつもの憂鬱な日常から大冒険にうまいこと発展していく過程がおもしろいのにあっさりし過ぎ。 だから大冒険から日常に戻ってからのラストの「チンカラホイ」が活きてくるのに・・・。 惜しい・・・。 [地上波(邦画)] 7点(2013-04-07 02:04:42) |
7. エル・トポ
《ネタバレ》 独特の乾いた世界観やシュールな映像、展開、フリークスと色々と見所はあるが、私はエルトポのキャラクターに焦点が合った。 腕利きのガンマンでそれなりの正義感を持ち合わせていたのにもかかわらず女にそそのかされて子供を捨てて、4人の最強ガンマンに挑戦し卑怯な手段で勝つという強いのか弱いのかわからない点が人間臭い。 他の登場人物のキャラがぶっ飛んでる分エルトポに変に感情移入してしまった。 改心してフリークス達の神様を気取って見ても、自分の善意のためにとんでもない結末を迎えてしまう。 宗教映画的な雰囲気に満ちてはいるが、本質的にはその対極にあるヒューマン映画なんだと思う。 不思議なことは起こっても、宗教的な救いや奇跡が一個もないしね。 小人の女や捨てた息子の関係とか気になることはたくさんあるがとても書ききれない。 不快感の高い映像が多々あるがテンポはいいので見やすい。。 [DVD(字幕)] 8点(2013-01-29 06:38:20) |
8. エージェント・マロリー
《ネタバレ》 総合格闘家ジーナカラーノ目当てのスケベな気持ちで鑑賞。 もっとお下劣なバリバリのアクションを期待していたら意外にスタイリッシュな構成の「立派」な映画でした。 ジーナカラーノって他の映画とかドラマに出てないの? 演技完璧じゃないですか。 反面、アクションは期待した程満足できませんでした。 映画館でマロニーちゃんをもらったんですけど別に点はプラスしません。 [映画館(字幕)] 6点(2012-10-20 09:09:00)(笑:1票) |
9. エイリアン
《ネタバレ》 何10年ぶりに観た事やら・・・。 エイリアンって言ったらその姿からゲテモノ映画のイメージがありますが、これがなかなかどうして正統派のSFサスペンスじゃないですか。 よもやあのおっさんが・・・・。 続編と違って、エイリアン一匹だけってのがまたエイリアンの強さやしぶとさがよく伝わる。 小さいころはただただエイリアンの造形に恐怖していたんですが、人間模様もなかなかややこしかったんですね。 どうでもいいですけどリプリーの半ケツはウケ狙いなんですかね・・・。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-26 20:14:11) |
10. 8 Mile
エミネムがめちゃくちゃ流行ってたときに、ここぞとばかりに作られた感があるけど、これがなかなかどうしてしっかりした映画になっている。 アメリカの草の根の意識がよくわかる映画。 アメリカで一番ランクが低いのは貧乏な白人やねんな。 ヒップホップのバックグラウンドやこういったリリックに共感を得られなくても楽しめる、ヒップホップ版ロッキーといった感じ。 そんなことよりキムベイシンガーを久しぶりに見れたことに感激。 アル中のダメなオカンを熱演してます。 もう50超えてるはずなのにめっちゃ美人!!! [DVD(字幕)] 7点(2009-07-28 12:23:52) |
11. エド・ウッド
《ネタバレ》 「彼は心から映画を愛していた。誰にも負けない情熱があった。エドワード・D・ウッドJr。史上最低の監督と呼ばれた男 」 DVDの裏に書かれたこの言葉にやられた。 バートン監督とジョニーデップの作品の中で一番好き。 いや今まで見た映画の中で一番好きかもしれない。 夢を見続けるエドウッド そんなエドについていけなかったドロレスフラー 最後の最後までついていったキャシー 落ちぶれても誇りを失わず、もう一度エドと組んで花を咲かせようとするモルヒネ中毒怪奇役者ベラ・ルゴシ オカマのビルマレー(役名わすれた) 人気怪奇女優だったが赤狩りでハリウッド追われてエドのところに来たヴァンパイラ うなり続けるトージョンソン インチキ預言者 クリズウェル 夢か現かオーソンウェルズ その他ヘボ役者、ヘボ技術者 お泣かせ映画でもないのに最後のエンドロールのその後の人生で号泣。 [DVD(字幕)] 10点(2009-07-24 22:49:47) |