2. 奈緒子
映画特有のあのけだるさ、あの淡さに、遠い記憶、自分の過去を当てはめるように最後まで観てしまった。この手の映画?は紙一重ですね。一枚の壁をはさんだような、客観的な視点で、眺めるような映画です。感情移入できないからそうなるのか、そんなつくりなのかわかりませんが、そうであるならばあのマンガ的な展開も納得できる気がする。もとから現実的な、感情移入させるようなつくりではなかったのかもしれません。ひとつ、琴線に触れたのは確かなんだけどなあ。 [地上波(邦画)] 4点(2010-02-02 00:41:48) |