1. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
《ネタバレ》 自分の中での評価は、指輪>これ>ハリポ。CG制作にILMとウェタが絡んでいるらしいが、やっぱりウェタが担当したのは、アスランが魔女に刺される、あのオドロオドロシーンなんだろうな(笑)。世界的ファンタジーにケチをつけるのはなんなんだが、やっぱり短期間で長男があんなに強くなるのは甚だ疑問。ナルニア国と現実世界とでは、質量や時間の概念が異なる、くらいのスーパーマン的言い訳が欲しかった。あ、すいません、子供向け作品に因縁つけて^^; あ、音楽良かったですよ。やっぱ、ハリー・グレッグソン好きだわ、ワシ。 [映画館(字幕)] 5点(2006-05-28 00:05:48) |
2. ナイロビの蜂
「勘違い女に振り回される小心者の旦那」という、ワタクシが最も嫌うタイプの話を、よくもまぁここまで面白く作ってくれました。完敗ですよ、はい。色恋沙汰がグジュグジュしだして、“うわ、もうアカン”ってなる寸前で、企業の陰謀というスパイスが入り、それがちょっと飽きてきたかなぁ、と思うと旦那の思い出としてカミさんの在りし日がインサート。編集技術が冴えまくっています。印象的なシーンでは、レイフ旦那を左側に配したカメラアングルも秀逸。オープニングのカミさんが飛行機に乗るシーンの露光の使い方とか、手持ちカメラの有意義な使い方とか、撮影と画作りも俺好み。とにかく映画という表現方法を有意義に使い切った佳作ですよ、これ。ストーリーだけで魅せるんだったら、本読めばいいわけなんだからね。 [映画館(字幕)] 8点(2006-05-27 23:32:24) |
3. NANA
原作未読。完全な門外漢が見てしまって困惑することしきり。笑えるシーンでは素直に笑えたが、他はサッパリでした。ごめんね、ごめんね、何一つひっかかるものがなかったよ。。。宮崎あおいが大好きだけど、彼女がやった女が本当にいたら吐き気するし。そう思わせるくらいのブリブリ演技をしたあおいちゃんにこの点数を。 [DVD(字幕)] 3点(2006-03-29 15:15:26) |
4. NOTHING ナッシング
《ネタバレ》 いや俺はね、『カンパニーマン』も結構好きだったのよ。だから、ナタリってのはそれなりのアベレージヒッターだと思ってたの。そしたら、ナニコレ!?彼にはコメディのセンスは全くないことが分かっただけでもよしとしようか。。。こんな本だったら、普通断るよ、もう。ギターが消えた時点でイヤな予感がしたんだよ。ビヨーンビヨーンて、最後ブラックユーモアにもなってなかったぞ! [DVD(字幕)] 3点(2006-02-12 21:59:06) |
5. 茄子 アンダルシアの夏
作画、演出、脚本と、どれも破綻はしてないが、凡庸すぎだなぁ。アニメでやる必然性が感じられない素材。ゴールのシーンでどれだけケレンを見せてくれるかを期待したのだが、想像の範囲内の映像だったのでガックシ。あと、小池栄子の声もぜんぜんよくなかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-12-19 21:26:10) |
6. ナポレオン・ダイナマイト
《ネタバレ》 みなさんご指摘の通り、邦題にまず大減点。本当にひどいな、この邦題決めた奴らは。あと最初、バスの中でフィギュア(つうかソフビ人形?)に糸つけて外にほっぽり出した時点で自分の中で名作決定。のはずだったのに、それ以降主人公がそんなにオタクっぽくなかったのがチト残念でした。でも全体的なゆる~い展開、立ちすぎてる脇キャラ(陽気じゃないメキシカン、置物みたいなペドロ最高!)。ゆるいなりにも、しっかりできてる起承転結は十分映画として楽しめる。「人生を不器用に生きている人」を主題にしながらも、彼らを下に見ることなく親しみやすく描いているのが鑑賞後の爽快感につながっているんだろうなぁ。 [映画館(字幕)] 7点(2005-11-06 20:47:07)(笑:2票) (良:1票) |