1. NANA
《ネタバレ》 レンとシンは登場しただけでがっくりと肩を落とし、さらに今後漫画を読むたびにあの二人の顔が浮かんでくると思うと絶望的な気分になる。しかし、そのようなミスキャストや個々の役者の棒読み演技などの不満を打ち消すほどにこの映画は「NANA」という漫画の「痛々しくきらきら」した矢沢あいの作風を映像化することを見事に成功していた。読後感と映画を見終わったあとの感覚が同じというのは、正直驚愕した。キャスティングだけは再考してもらいたいが、続編も見てみたいと思った。 [DVD(字幕)] 5点(2006-03-03 18:20:30) |