1. 七瀬ふたたび
《ネタバレ》 超能力バトルは好きなんですが、この作品はいまいちでした。 前半はまだ面白かったのですが、後半になるにつれてどんどんつまらなくなってきます。 能力者の内訳が、未来予知1人。タイムトラベル1人。テレキネシス1人。リーディング3人。ちょっとリーディングが多くないですか?なんでしょう、このバランスの悪さ。 また、前半はまだサスペンス風味で良かったのですが、後半はミリタリーなサバゲー風味アクション。直接的バトル展開にするには、バトル向きの能力者がテレキネシスだけってのはいかにもパワー不足。バトル向きでない能力者が多いのであれば、心理的駆け引きや能力を活かしたトリックなど、頭脳戦にしたほうが盛り上がる気がします。 実際、銃の前ではひたすら無力。最終決戦は無策も良いところの出たとこ勝負。ひたすら逃げ惑うなか、次々死んでいく仲間達。いよいよになってタイムトラベルでリセット。実際にはパラレルワールドになって別世界の七瀬達を救いに行くわけですから、明らかなバッドエンディング。 芦名星さん主演作なので、悪く言いたくなかったのですが、これはつまらないです。 役者さんたちの台詞も上手いとは言えないし、音楽もワンパターンです。 [DVD(邦画)] 3点(2020-11-15 15:18:11) |
2. ナイトクローラー
《ネタバレ》 終始居心地の悪さを感じる映画。 主人公のルイスは登場時から狂気をはらんでいて、目的のためには手段を選ばない人物であることが窺えます。頭は良い。クレバーなものの見方をする一方で、ここぞというところの勝負強さ、度胸もある。彼の一挙手一投足から目が離せません。 ストーリーだけをなぞれば、人生のどん底にいた男が、努力と頭脳と執着心だけで成功していくサクセスストーリー。 ですが、普通のサクセスストーリーを見た後の幸福感や満足感みたいなものは微塵も感じられません。見ている側まで悪事の片棒を担がされたような変な後味が残ります。 この映画を見始めて、ルイスが暴走し始めたとき、彼が取り返しのつかない失敗を犯し、破滅する未来しか予感できなかったのです。でもルイスは失敗しない。最後まで成功し続けます。そのストーリー展開が意外と言えば意外。こーゆータイプの人間は大抵ラスト破滅するのに。 最後に会社として成功し、新入社員たちと共に会社専用のバンに乗り込んで街へ走り去っていくシーン。ここまできて、やっと変な緊張感から解放されたという安堵感を感じます。 [DVD(字幕)] 7点(2020-11-08 14:51:02)(良:1票) |
3. 南極料理人
南極。料理人。想像もできない世界で、どんなドラマが待っているのだろうと期待して観賞。結果、ドラマなんてありませんでした。 フィクションのドキュメンタリーをコメディテイストで描いただけ。私が期待していたものとは全く違いました。 私は映画に起承転結のはっきりしたドラマを求めています。 ハリウッド映画が凡作と評されながらも、世界中で愛されてやまないのは、私のような凡人の心をぐっと掴んでいるから。 映画を見るほとんどの人は普通の人であって、やはりみんなそこに娯楽を求めていると思うのです。 私は起承転結がはっきりしているハリウッド映画が好き。なぜならエンターテイメントの定石をきっちり守っているから。メッセージ性の強い作品だって、映画というエンターテイメントの中でそのメッセージを伝えています。だから商業主義と言われようが、私はハリウッド映画が好きです。 この映画にはそれがありません。 事実の羅列に終わっています。 もちろん、コメディテイストな演出や、心温まるエピソードで、鑑賞後の後味は良いものに仕上げています。でもそんなことでごまかさないでほしい。 堺雅人という類稀なる天才俳優が主演を務めているからこそまだ見られる作品になっています。裏を返せば演者頼り。 『こーゆーのが良い映画』みたいな邦画のノリ嫌いです。 [ブルーレイ(邦画)] 4点(2020-07-30 14:44:16) |
4. 9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~
《ネタバレ》 『9』がわけのわからんマシンを起動させなければ、『1』も『2』も『5』も『6』も『8』も死ぬことはなかった。なのにハッピーエンドみたいな終わりかた。『僕たちがここを守っていくんだ』というよくわからないラストのセリフ。 『9』がみんなの救世主ならまだしも、今回のパニックの原因作ったのはコイツ。なのになぜか劇中では主人公扱いされる主人公。決死の覚悟で望む『9』に、『7』の『あなたがいてくれないと・・・!』のセリフに、『そうか?』とつっこまずにはいられない。 どうもこの作品、私とは感性が合わないみたいです。 武闘派が『7』と『8』の2人だけってのも物足りない。 『個性的な武器、技、特殊能力』『9人揃ったとき、真の力が解放される』そーゆー王道的なノリがあってもいいんじゃないだろうか。これではあまりに中途半端なアクションアニメ。 アニメーションは凄く良かったです。スピード感、臨場感、申し分なし。アニメでしか表現できないアングルがたくさんあるのが楽しい。 やっぱシナリオかな。 『深みのあるストーリー。衝撃的なオチ』 『カラッと単純明快、勧善懲悪エンターテイメントムービー』 どちらかに集中してくれれば良かったように思います。中途半端は良くないですね。 おいしいところ取りしようとして、『二兎追うものは一兎も得ず』みたいな作品になっちゃいました。 [DVD(吹替)] 5点(2020-05-11 14:51:18) |
5. ナイト&デイ
《ネタバレ》 アクションとラブコメのバランスが絶妙。トム・クルーズとキャメロン・ディアスの持ち味がよく出ています。とくに前半が絶品。 どんな危機的状況でも、余裕かましまくりのスーパーエージェントぶりがとにかく痛快。こんな痛快な気分を味わったのは久しぶりです。で、そんなトム・クルーズに振り回されるキャメロン・ディアスが、面白おかしく、かわいらしい。確かに二人とも歳を重ねましたが、若かりし頃と変わらないはっちゃけぶりが楽しいです。 中盤以降はやや失速。原因はトム・クルーズ演じるロイ・ミラーのお笑いレベルがやや落ち着いちゃったこと。最後まで人を食ったような性格でまわりの人間をおちょくり続けてほしかった。 ロイとジューンの立場が終盤になって入れ替わっていくシークエンスはコテコテだけど好き。新しいネタも良いですが、自分の好きなネタを取り入れる映画が好きです。 ロイの実家をジューンが訪れたとき、ロイの身の上話が真実だとわかり、もう一度ロイを信じるジューンの表情が良い。おばかなラブコメやアクションだけでなく、こーゆーさりげないドラマを差し挟むのが、ちょっと上品で、なんか良い。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-06-23 01:24:17)(良:1票) |
6. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
《ネタバレ》 荒唐無稽と紙一重。衣装ダンスから末っ子のルーシーがナルニアに入国するくらいまでが抜群に面白いです。 もちろん、そこから先が本題なわけで、期待しながら見ていきます。 するとどうでしょう。右も左もわからない子供達に、『あなたたちは予言の人だ。』『救世主だ。』(そんなことは言ってないか?)って無茶振りの連続。そしてだんだんその気になってくる子供達。っていうか、『子供達』なら誰でも良かったのでしょうか。それともピーターたちでないとだめな理由があったのでしょうか。そーゆー説明が欲しかった部分は見事にスルー。 その代わり、あれよあれよという間に、おままごとのようなストーリーが延々と続きます。 ビジュアルは凄く良いので、それを見るだけでも楽しいのですが、もはやそれだけの映画。 最後の一大決戦も視覚的には面白いのですが、なにしろそこに至るまでの必然性を感じられないので、カタルシスは皆無。 続編はもう見ません。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-07-19 12:58:01)(良:1票) |
7. ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記
《ネタバレ》 前作に負けず劣らずのクオリティ。プロットもほぼ一緒で、前作が好きだった人は今作も十分満足できる仕上がりです。 まるで自分でアドベンチャーゲームをやっているような軽いタッチの作品。よって深みはありませんが、気軽に楽しめるお手ごろ感があります。 もちろんトレジャーハントでミステリーですから、次から次に宝につながる謎が出てきます。だけど謎はベン(ニコラス・ケイジ)がてきぱき解いてくれるので、わからなくても気にする必要がありません。筋書きさえ見失わなければ大丈夫です。 ディズニー映画はとにかくわかりやすく作ってくれるので、誰が見ても迷子にならないだろう安心感はあります。 ただ『黄金都市のありかをしめす手がかりが、ロンドンのバッキンガム宮殿と、ホワイトハウスの大統領執務室に』⇒『大統領執務室に隠されていた手がかりは既に誰かが見つけたあとだった』⇒『その手がかりのありかは、歴代大統領に受け継がれている一冊の本に書かれている可能性が高い。』⇒『その本のありかを聞き出すために大統領を誘拐』、とこの辺りの流れは手順が多いので、気をつけて見ていないと、今何をしているのかわからなくなるかもしれませんね。 キャストについては、いつもの仲良し三人組が一緒に宝探しをするのが嬉しいですね。今回はそれに加え、ベンの父だけでなく、母、それにライバル?のウィルキンソンも参加。この辺りの流れは前作同様で、楽しいです。また、前作でセダスキーが脇として良い味を出していたように、今作では大統領が良い味を出してくれています。大変魅力的な大統領です。 そしてなんといってもウィルキンソンのキャラクターでしょうか。批判も多いみたいですが、個人的には、傭兵あがりの乱暴者だけど悪人になりきれない微妙な人物像を、名優エド・ハリスが好演してくれていたと思います。 そんなウィルキンソンの犠牲は少なからずショック。 というより、この映画に『犠牲』っていります? ちょっと苦味の残る結末が個人的に不満です。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-04-21 13:57:06) |
8. ナショナル・トレジャー
《ネタバレ》 序盤は『まあこんなもんかぁ・・・』って感じで見ていたのですが、宝探しが本格的になってきた中盤あたりからが次第に面白くなってきました。 『いかにも』って感じの遺跡やらジャングルやらではなく、『街中』ってのが良いですね。シティアドベンチャーって大好きです。 自分が住んでいる街に、謎や財宝が隠されているなんて、ロマンですねぇ。 正直謎解きのシーンは、何言っているのかちんぷんかんぷんなんですけど、成り行きを見ているだけでも面白い。 『わかりやすさ』でいけば、ディズニーはトップクラスの水準です。(その分深さを犠牲にしているのですが) ニコラスケイジ達が何言っているのかさっぱり理解できなくても、十分一緒に冒険している気分になれます。 敵・味方一緒になって最後の謎を解きに行く、というシチュエーションも好きなんです。 『共闘』とか『一時休戦』とか、独特の緊張感とパワーバランスを感じられるから好きです。 それでいて、お互いの目的が一致しているときはもちろん協力し合うわけです。敵同士なのに。いいですね。お約束なんですけど、いいですね。 そしてラストは駆け引きで勝利し、謎を解き、宝を手にいれ、国の役にもたち、無罪放免、彼女もゲットでこれ以上ないハッピーエンド。すばらしい。 そういえば、プロローグで、『少年』⇒『ニコラスケイジ』に変わるシーンがあるのですが、なんか無性にせつなかったです。 いや、深い意味はないんですが・・・ [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-04-15 03:42:51)(良:1票) |
9. 9デイズ
《ネタバレ》 『よくあるバディもの』が好きな人にはたまらない作品。 アンソニー・ホプキンス演じるオークスの落ち着いた雰囲気と、クリス・ロック演じるジェイクのお調子者キャラが上手い具合にかみ合っています。 『犯罪組織』VS『CIA』という単純な対立構造に、『テロリストグループ』という第3勢力を絡ませたことで、ストーリーや演出に幅が出ているのが良い。かといって、ストーリーはいたってわかりやすく、シンプルで面白い。個人的には、犯罪組織ヴァスのグループの裏切り者の手引きによって、テロリストグループとの壮絶な潰しあいになるシークエンスが一番のお気に入りです。 ヴァスのグループのほうが、悪役としては格上のような気がしていたので、最終的にはテロリストグループとの一騎打ちになるというのは意外性があります。 ラストはしっかり事件解決。CIAの面々が替え玉に振り回される一方で、オークスはしっかり本物を追跡。CIAからも消されようとしていたジェイクが、最後に事件を解決。お金もしっかりもらって、里親に恩返しをし、結婚までできて、これ以上ないくらいのハッピーエンドですっきりです。 わかりやすさとテンポの良さ、そしてキャラクターの面白さで、エンターテイメントとしてはなかなか良いのではないでしょうか。 [DVD(字幕)] 7点(2017-03-08 12:08:22)(良:1票) |
10. ナッシング・トゥ・ルーズ
《ネタバレ》 勘違いからスタートするロードムービー。よくある展開に、いまいち退屈を感じてしまう前半。ですが、ニック(ティム・ロビンス)とテレンス(マーティン・ローレンス)のコンビが結構良くて、ついついこれからの展開を期待してしまう期待感がありますね。 テレンス宅に立ち寄って、ドラマ色が強くなったとき、がぜん物語が面白くなってきます。これはテレンスに対する思い入れが強くなるためでしょう。お約束なくらいずるいストーリー。強盗してきたテレンスが、実は真面目で、優しくて、頑張り屋で、家族思いで、でも努力が報われない状況って出来過ぎでしょう。でもこんな出来過ぎな背景が好きっちゃあ好きなんですよね。不採用の束をニックが見つけちゃうシーンなんてたまらないです。 そしてニックにもテレンスにも用意されている理想的すぎるハッピーエンド。本作はエンドロール後の『ガソリンスタンドの兄ちゃんへ』まで、シナリオが完璧で、見終わった後は清々しいことこの上ないです。コメディ色が絶妙なバランスでストーリーに溶け込んでいるのも、本作の雰囲気にとてもよく合っていると思います。 予定調和で『あるある』な作品ですけど、こんな『あるある』なら大歓迎です。 [DVD(字幕)] 7点(2014-07-08 16:52:35) |
11. ナイス・ガイ
《ネタバレ》 ジャッキーが大好きなので、彼が出る映画はとりあえずどれも見るようにしているわけですが、やはりラストでアクションを封印されるのは辛いです。ラスト以外では、序盤でもデパート内でも工事現場でもアクションを頑張っているのに、最後の最後で重機使って破壊しまくって終わりってのは、ジャッキー映画としてどうなんでしょ?ファンを裏切る行為になるんじゃないですか? そんで、ジャッキー映画の悪いパターンっていうのはしっかりこの作品でも踏襲されてるんですよね。その一つがスローモーションの多用。そんで、同じシーンをアングル変えての複数回再生。『どう?これすごいでしょ?』っていうのをアピールされるのは好きじゃないです。ストーリー上必然性のあるアクションを準備し、それをさらっとやっちゃうほうが、個人的には感動します。『ああ、このアクションって大変なんだ。』っていうのを劇中内で見せるのってダメじゃないですか?せめてそれはメイキングのほうでやって欲しいです。 そしてもう一つがヒロイン複数制。今作でもヒロイン的なポジションの人物を3人も用意しちゃったことで、ウェイトが3等分されちゃって、どのヒロインも魅力が半減しちゃいました。個人的にはミキ一人で十分だったと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2014-06-20 02:15:19)(良:1票) |
12. ナチュラル
《ネタバレ》 ノスタルジックな風景と、単純明快なサクセスストーリーが、子供の頃に絵本を読んでもらったときのような心地よい余韻を残してくれます。 才能ある若き野球選手が凶弾に倒れ、その傷がもとでピッチャーの才能をつまれ、しかし16年の時を経てバッターとしてカムバックし、伝説の選手となっていく。今となってはよくある王道パターンのひとつかもしれませんが、結末もその過程もわかっていながら何回も読んでしまう御伽噺のようなもので、そのお約束が見たいときにそのお約束を見せてくれる映画は大好きです。 ただ難を言うならば、野球以外の裏事情、これが少し多すぎた、というかしつこすぎた感があり、そこだけが残念です。 これだけ野球に情熱のある主人公が、メモと仲良くなっているときは、たとえ野球が絶不調でも、幸せそうで楽しそうな顔をしているのは、そのキャラをぶれさせてしまっている気がするのです。それは、この映画を見る人の夢を一瞬だけ醒めさせてしまう演出ではないでしょうか。この映画にそんな現実いるのかな・・スランプは、クライマックスまでの感動をよりいっそうひきたてると思うのですが、スランプになるきっかけはもう少し配慮が欲しかったと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2013-03-16 10:44:18) |
13. ナイトホークス
《ネタバレ》 ディークの囮捜査のシーン。ウルフガーの爆破のシーン。 つかみとしてはこれ以上ない演出でした。 その後の展開を期待せずにはいられません。 ですが、実際は中盤から後半にかけて尻すぼみ。(個人的にはですけど) 緊張感を欠いた一番の原因は、ウルフガーのテロの目的が余りにも抽象的すぎて、ピンとこないからではないでしょうか。 言ってしまえば、ウルフガーの就職活動にみんなつき合わされているだけですからね。 国際テロ組織に認めてもらう(再び雇ってもらう)ために、ロープウェイジャックって。さすがに共感できません。なんだかなーって感じで見ていました。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-09 05:06:57) |
14. ナイト・オン・ザ・プラネット
《ネタバレ》 1話目。ウィノナ・ライダー扮するタクシー運転手は若いながらも自分の考え方、価値観、プランがしっかりしていて、共感できるものがあります。なによりかっこいい。最も万人向けなのは1話目かもです。 2話目。まぁ、うるさいです。ニューヨークのあのアングルでの町並みは素敵ですが・・・。ストーリーはあってないようなもの。もっともドラマ性の低い話。(まぁぼくの理解力が低いだけで、もしかすると深遠なるストーリーが隠されているのかもしれませんが) 3話目。ベアトリス・ダルです!「ベティブルー」にひきつづき、すさまじい「目」の演技。あれどうやってんでしょ。ただ肝心のストーリーは平淡の一言。ドライバーもイマイチだし。ただメッセージ性が強いのはこの話かと思います。 4話目。「そこに羊があらわれた。」「彼女の名はローラ」あはははははははははははははは、お腹いたい。この瞬間だけ爆笑。終わり方は非日常的で、他の話に比べるとやや異色です。かなり苦手ですね。 5話目。不幸比べも苦手です。 ★☆★総評★☆★ 映画としては非常に良いものかもしれませんが、かなり退屈でした。 平淡な映画も、映画の世界に入りこめると面白いんですけどね。 [DVD(字幕)] 3点(2012-05-26 04:24:35) |
15. ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀
《ネタバレ》 ゾンビ映画に求めるものは人それぞれ違うと思いますが、僕の場合は何と言っても「サバイバル感」。更に、たてこもってくれちゃったりしたら、それはそれはもう最高のシチュエーションです。 この映画では、ラストでゾンビと生き残っている人間との立場が逆転します。 このラストも大好きなんです。 生きている人間と、ゾンビの境界線があいまいになってゆく感触。 また。唯一小屋で生き残っていたクーパーは、バーバラから銃で撃ち殺されちゃいます。生きている人間が、ゾンビと等価値になった瞬間ですね。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-13 00:30:03) |
16. ナイト・オブ・ザ・コメット
《ネタバレ》 ゾンビが数えられます。 おじさんゾンビ…1体。 子供ゾンビ…1体。 科学者ゾンビ…1体。 ちなみに、ゾンビではない登場人物のほうが多いです。 何か起こりそうで、最後まで何も起きないホラー映画。 っていうか、これはホラー…?なんだか何を作ろうかはっきり決めないまま最後まで作り終えてしまったような感じの映画です。 誰もいない雰囲気が好きなので、誰もいなくなった街に1点。 [DVD(字幕)] 1点(2012-04-12 02:25:15) |
17. なまいきシャルロット
《ネタバレ》 リアリズムのあるフランス映画の雰囲気が好きなんですが、これはちょっと好きになれませんでした。なまいきというより、屈折していますね。他の登場人物もシャルロットに負けず劣らず、わがままで自分のことしか考えていない人が多く、言葉遣いも好きになれないです。ゆいいつクロチルド・ボードン演じるクララ・ボーマン(ピアノ弾きの少女)とそのマネージャーのサムは好きなキャラクターでしたが、結局シャルロットとの約束なんて覚えていなかったのかと思うと、腹立たしいですね。いや、もちろんあのラストでは真相はわからないわけですが・・・ 映画中によくかかる歌だけは好きです。良い歌です。 [DVD(字幕)] 3点(2011-12-18 11:18:32) |
18. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
《ネタバレ》 なぜか、全然面白くなかったです。「what is this?」「what is this?」をやたら言います。ミュージカル調なので、そこがいいのかもしれませんが、僕にはちょっとうるさかった。着脱式の手足のヒロインが一番冷静なのはうけた。 [DVD(吹替)] 2点(2011-07-06 21:03:21) |
19. 7つの贈り物
《ネタバレ》 映画としての完成度は高いと思うのですが、どうしても納得いかないことが・・・。奥さんも含めて、自分の不注意で亡くなった7人の方への贖罪の気持ちで、自分の命と財産をすべて使って7人の善人を助けていく。そして、亡くした奥さんへの愛情はとても深い。だとしたら、その自己犠牲を伴う善行の最中に、他の人を好きになり、恋愛に発展させていくということがあるのでしょうか。と、いうところだけがやや納得いきませんでした。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-05 16:15:38)(良:1票) |
20. ナイト ミュージアム2
《ネタバレ》 前作のほうが面白かった。正直言うと、前回のキャラクターたちにまた会いたかった。前回の博物館もまだ個人的には満喫しきれていなかったのに、違う博物館に移って、また新しいキャラクターたちがわんさか出てきて、感情移入しづらかったです。絵の中に入るというアイデアがとても面白かった。 [DVD(字幕)] 4点(2011-07-05 16:03:42)(良:1票) |