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プロフィール
コメント数 1648
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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1.  ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀 《ネタバレ》 
実は初見なのですが、かなり「まんま」なリメイクなのですね。重ねて、主演がトニー・トッドだってのも知らなかった位なのですが、彼も全く悪くなかったし+バーバラがだいぶカッコ好くなってるのも個人的には好みでしたよね。内容も、重ね重ねまんまなんだから決して詰まらないハズだってない…とも思うのですし、別にもっと早く観とけば好かった…とは思ってしまいましたよね。  しかし、かの名作(だケドも、同時に超・低予算作品だから随所でかなりチャチい)を現代的にカラーでリメイク…つーのに価値が在るのは再び確かだとも思いますが、ゆーて別にロメロ作の続編とてこの時点で2作品も(カラーで)出ちゃってるワケだし、その意味では今サラ感も(また)大いに感じられますよね。プラス、前作は(マジで)今までに無かった設定を発明してるって作品なので、その「何が起こってるのかサッパリ分からない」感ってのもまた非常にナチュラル且つ高度だった⇒その辺りがテレビの緊急放送で徐々に明らかになってゆくコトの衝撃度・緊迫感がまた非常な見ドコロになっていた、とも思うのですが、ソコは流石に今作では感じられなかった(⇒感じられたとしても比較的に弱かった)ので、根本的にいかな良脚本だとしてもまんま同じ様にやったら多少物足りなくなっちゃうってヤツだったかな…とも思ってはしまいますでしょーか。  もう一点、ラスト付近のアレンジとして、私はクーパー父の末路については、元ネタのヤツの方がまたハッキリ好みなのですよね⇒ソコに関しては元ネタの方が寧ろ過激・悲惨過ぎるって判断なのかも知れないな…とも。その意味で言うと更に、肝心なその娘のゾンビ具合についても、コレも元ネタの方が好きだったりします⇒ロメロ三部作って、なんか子供のゾンビは多少動きが速い…みたいな感じだったって記憶がありまして、その意味でもそいつ等がちょいアクセントになってましたよね、と。結論、正直、元ネタをスルーして今作を観る…とゆーのは(個人的には)非常に明確にオススメできない…という意味でこの位の評価としておきます。それでも、迷った末にどっちかと言えば高めに寄せてはおいたのですケド……
[DVD(字幕)] 5点(2024-04-09 23:13:03)
2.  ナーズの復讐III ナーズ軍団、最終決戦!<TVM> 《ネタバレ》 
1作目からは8年後の続編なので、この手の学園ものによくある「同窓会的」なつくりになっていて、学生ナードとして登場するのは次世代ってコトになってます。1作目で可愛かったベティが再登場してる(+また美貌も健在)なのは好いとしても、結構肝心なギルバートは別の役者に替わってる…てのはなんか非常に残念すね⇒ただ、他の役者は続投で、かつ終盤の肝心なルイスのピンチに揃って駆けつける感じはやっぱ好かったと思いますケドね。あのアルファ・ベータのリーダー、スタンに係る結末部分も含めて、大団円としては(ほぼほぼこーなるしかないとは言え)やっぱこーなって好かったと・悪くはなかったかなとも思います。学園ものは、売れるとこーいう「ボーナスステージ」的なのが数年後に自動的につくれる(⇒我々はそれをまた観れる)からなんかお得ですよね。  しかし、前述の「次世代」の連中に関しては(途中からまた完全にルイスの話になってっちゃうので)非常に中途半端な描き方になってしまっててそこは多少残念だったかな…と思いましたし、何よりまた展開運びがテキトー全開なのですよね⇒特に、ジョックスがナードを陥れてゆく仕掛けの部分が非常に雑=こんなん到底社会的に許されないだろ!みたいな卑怯で非合法でバレバレな手段を使いまくるってゆうリアリティの無さ、なのです。この感覚は多分、今観ると尚更に倍増されている=当時はもっと本当にナードの扱いが酷かったからまだ成立しなくもなかった…みたいなコトにも思えて居て、それは多分作品としての「陳腐化」という解釈をするしかない部分なのかとも思いますかね。再度、同窓会部分はまだしも、コメディとしてはやはり一流とは言えないかな…と思いました。
[ビデオ(字幕)] 5点(2024-03-10 17:38:18)
3.  ナイト・オン・ザ・プラネット 《ネタバレ》 
正直、ハタチ過ぎに一生の仕事を選ぶとなったとして、私の場合にタクシー運転手とゆーのはまず選択肢には入ってこなかっただろうなぁ…と思うのですね。見ず知らずの人間と密室に押し込まれて、で間を持たせる為には気まずくも喋るか、でなければ更に気まずい沈黙を耐え忍ぶか…ソコは(今でも)耐えられなくはないまでもシンプルに気乗りはしないだろうなぁ…とは思うのです。でも、昔の私よりも多少人生経験を積んだ今になって思うのは、仕事だろうが余暇だろうがとにかくやはり「人と繋がれる」とゆーのは実に非常に魅力的なコトであって、その意味では特に大都会のタクシー運転手なんて、ソレこそあらゆる分野・人種のあらゆる人々と毎日一期一会の出会いを重ねてゆける(+でその気になれば彼らと話すコトも出来るかも知れない)て、考えてみればスゴい仕事だと思うのですよ。私も実はもしかしたら、今の職種で通用しなくなったら20年後とかにはやってるかも知れない…と思います(でも私、殆ど運転経験ないので二種免許って取れるのかな?てな気もしてますケド)。  非常に純粋な会話劇の部類だと思いますが、また深夜のタクシー内てのも会話劇のシチュエーションとしてはこれまた非常に面白いとゆーか、何とゆーかこのジャンルにおける何かエッセンシャルなモノも感じられるなぁ…とゆーか。多くの場合で1対1、密室で動きもなし、かつ互いに面識が有るワケでもなし、そしてそもそも会話に乗るかどーかも完全に気分次第……なので結局、そーいう目的も必要性も本来は存在しないハズの会話を映画として面白いモノにする為には、本当に純粋な「会話としての面白さ」とゆーのが求められるのかなぁ…とでも言いますでしょーか(→端的に、それが最も際立っていたのがラスト、ヘルシンキのエピソードだったかなぁ…とも思いますかね)。  重ねて今作、会話劇でかつ全体としてはコメディタッチ、というジャンル分けになる作品だと思いますが、個々の状況設定・登場人物のキャラ自体は比較的シンプルで、少なくとも奇を衒ったというレベルでもないオーソドックスなモノだったと思います。が、だからこそ前述どおりの「会話としての(普遍的とも言える)面白さ」は逆に際立っていたかなぁ…と。そしてそれは取りも直さず、五つの話にそれぞれ出て来る役者さん達の仕事が総じて実に行き届いて素晴らしかった…というコトだ、とも。率直に、ウィノナ・ライダーって、ベアトリス・ダルって、ロベルト・ベニーニって(否、ベニーニはちょっと完全に超・ワールドクラスかも知れない)そしてマッティ・ペロンパーってこんなにまで凄い役者だったんだ!とつい感動してしまいましたね(これも否、ソレらを引き出した監督ジャームッシュをこそ、まずはとにかく褒めない訳にはいかないか…とも)。
[インターネット(字幕)] 9点(2022-04-16 22:45:01)
4.  ナイト・アンド・ザ・シティ 《ネタバレ》 
コ・レ・は………名作リメイクというジャンルとしては、私が嘗て観てきた作品の中でも実にワーストかも知れません。何がしたかったといって、傑作フィルム・ノワールであった元ネタの「良かった点」というモノをひとつ残さず全て念入りに擦り潰してやったぜ!とでも言いますか(ワザとやってるとしか思えないレベル)。何ですかね、今作のスタッフはジュールズ・ダッシンになんぞ恨みでも有ったのですかね?  元ネタとの比較、という観点を含め、突っ込みドコロは余りにも多すぎてとても拾い切れません。3つだけ言わせて下さい。  ①要するに、戦後直後のハナシを90年代に持ってきたというのがそもそも無理筋すぎる、というのが最大の敗因だといって過言でないのでしょーが、ボクシング興行で一花咲かせよう、という大元の部分にとにかく今どき無理がありすぎます。どだい、カネが足りない!つーて数千ドルの調達に悪戦苦闘してるようでは、儲けだって高が知れています。何をそんな小銭稼ぎのお遊びに必死になってるのだろう、というコトに加え、そのささやかな企てすらデニーロの手際が悪すぎて最初から上手くいく気が全然しないのですよ。あの手この手で何とか一攫千金が目の前に…という状況なくして一体何のスリルが生み出せると思っているのでしょうか?  ②フィルとヘレンというのは、元ネタでは「如何にもな脂ぎった金持ち」と「そんな夫が死ぬホド嫌いだけど夫と別れたら生きていけない女」でした。これも今どき(90年代)そんな夫婦はそこら辺にゃ居ないだろ、とは言え、そこの設定を崩してしまったらヘレン側のお話は全く成立しないというのは誰にでも分かるコトです。今作はそれをやっちゃってる、というか、これならヘレンはハリーと仲良く裏工作など企まずに、とりあえずただフィルと離婚すれば好かっただけなのではないのでしょーか?ヘレンについてはもう一点、彼女のキャラクターを元ネタのジーン・ティアニーの役とミックスしてしまったことにより、キャラとしてのキレ・凄みがまるで失われてしまってるのも非常に残念に思います。  ③何より私が一番致命的だと思うのは主役のデニーロです。全体の出来が悪すぎて、彼の出来自体が良かったのか悪かったのかを論ずる必要があるとも思ってないのは確かですが、ハリー・ファビアンというのは要するに「詐欺師」の属性なのですから、軽薄で、口(だけ)が上手くて、無駄に愛嬌を振りまく三枚目の風情を纏っていなくてはならない人物です。前述どおりデニーロ自体の出来が悪かったとか成立してなかったとか言うつもりも無いのですが、これは流石にちょっとミスキャストが過ぎるでしょ、とも思います。結局今作はややコメディタッチに終わらせるという方針を採用していますが、であれば尚更、もっとフツーにコメディアン系統の役者を使うべきだったと私は信じて止みません。  もし、こんな本作を観たいという人が居るならば、一点だけ忠告させて下さい。必ず元ネタから先に観てください。一番やってはいけないのは、本作がつまらなかったからといって元ネタを観ない、ということです(それは貴方の人生の価値の喪失に他なりません)。更に、元ネタと本作を見比べることによってリメイクという映画ジャンルについてのある種の知見というものが深められる、その部分に、本作が製作されたことの価値というものが生じてくる、のではないかと思っています。
[DVD(字幕)] 2点(2021-03-07 02:58:23)
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