1. 南極物語(1983)
《ネタバレ》 NHKBSのデジタルリマスター版が放送ということで久しぶりに鑑賞した。 実話をベースにしているが、残された犬たちの物語はあくまで創作であるわけで、何とも微妙ではある。 フィクションとして、犬好きな方にはお勧めかな。(私も含めて) 高倉健、渡瀬恒彦の描き方もどこか画一的で深みが無いし、夏目雅子の使い方ももったいない。 但し、南極シーンの撮影が大変だったことは想像に難くない。 又、当時「炎のランナー」で有名になったヴァンゲリスの音楽は良い。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-11-16 10:46:51) |
2. 泣くな赤鬼
すべてが予定調和で何の意外性もない。 登場人物に感情移入もできず、TVドラマで十分な内容です。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-08-21 11:17:38) |
3. ナイル殺人事件(1978)
《ネタバレ》 公開当時観にいきました。懐かしい〜。 前半はナイルの観光を愉しみながら登場人物の因果関係が明らかに、後半は殺人事件発覚後のポアロの謎解きへと展開していく。 J・ギラーミン監督は「タワーリングインフェルノ」など登場人物が多い映画を捌くのが上手で今作でもその才能を発揮している。 全体的に中弛みも無く、最後までテンポが良い。ニーノ・ロータの音楽もいいですね。 オールスターキャストも見応えがあり、1級のミステリー、エンタメに仕上がっている。 個人的には第三の殺人はかなり無理があると思うが・・。 ピーター・ユスチノフのポアロ役は巨漢すぎて原作のイメージでなないが、まぁいいか(笑) [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-02-18 20:07:09) |
4. 内海の輪
《ネタバレ》 ほとんど不倫旅行のぐだぐだが描かれ、ストーリーに何の膨らみも無い。 三國連太郎も大した出番無しのまま、勿体ない使われ方。 岩下志麻の美貌と妖艶さを堪能する映画と思えば納得出来るが、終盤の重苦しさは我慢の限界。 中尾彬が若くて中々の二枚目でした。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-09-21 22:40:27) |
5. 永い言い訳
《ネタバレ》 主人公は、妻がバス事故で亡くなった時に浮気をしており、妻との関係を放棄してきた罪滅ぼしとして? 一緒に亡くなった妻の友人の家族と親睦を深める。最初から終わりまで、引き込まめる人間ドラマに仕上がっている。 竹原ピストルがピッタリの役どころで好演、二人の子役もいい、もちろんモッくんも。 西原美和は、原作、脚本、監督といい仕事をしている。是枝監督とこの人はいつも新作が気になる監督さんです。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-03-04 23:29:49)(良:1票) |
6. 流れる
《ネタバレ》 山田五十鈴、田中絹代、杉村春子、高峰秀子、日本が誇る大映画女優の奇跡の競演! ほとんど芸者置屋内での場面に限られ、いたって地味な内容であるが、全く飽きの来ない心地いい時間が過ぎてゆく。 田中絹代が何者か、何かあるのか?と思わせ何も起こらず、 山田五十鈴は何があっても怒らない温厚な人柄、でも実は少し芸者のピンハネをしていたり 杉村春子は達者な二枚舌、 高峰秀子は、器量は悪くないのに、堅物で愛想がない、 それぞれキャラがたっていて面白かった。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-05-18 23:22:24)(良:1票) |