1. 女房学校
監督が井上梅次なのでお決まりのプログラムピクチャーかとあまり期待してなかったけどこれが意外にめっちゃ面白かった。ストーリー展開が面白く変な主題歌も味があってよかった。オチは大体読めてくるけど良い終わり方だと思う。主演の山本富士子もほんと綺麗だった。水着で泳ぐ映像も見られるのも注目か。あとは叶順子、鍵での強烈なイメージしかなかったけどこの人もかなりキュートね。ちょっとファンになっちゃいます。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-06-24 23:32:36) |
2. 日本暴力団 組長
《ネタバレ》 「仁義なき戦い」前の深作作品初体験。冒頭のナレーション、ラストシーンの撮影とか後の実録路線を思わせる作り。ただまだまだ義理人情の任侠路線の作品っぽくてそんなに面白くなかった。なんかノリが悪いというか。ああいうのが鶴田浩二の魅力なんだろうけどね。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-05-28 00:10:00) |
3. 日本残侠伝
《ネタバレ》 日活版「日本侠客伝」といった感じ。木場の親方が死に、小頭の高橋英樹が帰ってくる。敵対勢力と争ううち津川雅彦が殺され、長門裕之が単身乗り込み殺される。そして祭りの夜に殴り込み。細かいところは違うけど、これは完璧リメイクでしょ。英樹の熱い感じもいいけど、健さんの「自分不器用ですから」な方が好き。全体的にも東映のほうが上かと。ところでこの作品、マキノ監督によって太田雅子が梶芽衣子と改名した作品らしい。そんなに出番多くないけど名古屋弁だったのが印象的。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-04-08 23:41:02) |
4. 日本侠客伝
シリーズ第一作。これで高倉健の任侠映画初体験。和服の健さんやばいかっこいい。ストーリーはどうということはないけどキャストの豪華さ! 中村錦之助・松方弘樹・長門裕之・大木実・田村高廣が同じ画面に....。髷のない錦之助の出演作品見たのも初。この人はやはり時代劇だが、任侠でも泣いてるのね。単独討入という見せ場はあるけど銃よりも刀でいってほしかったなぁ。ほとんど犬死だし。時代劇から任侠へという時期の作品なのでちょっと悲しくも新しい勢いを感じる作品。 [インターネット(字幕)] 8点(2005-12-30 23:31:55) |
5. 女系家族
スタッフもキャストも一流が揃った傑作。京マチ子・鳳八千代・高田美和の三姉妹に若尾文子、中村鴈治郎といった人々による壮絶な相続財産争い…凄いです。えげつない争いをしながら、若尾ちゃんの前での一族の結束力がまた凄い。その若尾ちゃんも中盤の写真を見て笑うシーンが怖すぎる。ラストのオチは予想できるけどやっぱ若尾ちゃんが最高。 [DVD(字幕)] 9点(2005-10-27 22:31:16) |
6. 任侠中仙道
60年お正月の東映オールスター映画。 中村賀津雄、若山富三郎も加わって最大規模のキャスト。次郎長と国定忠治の激突が見られる。見所は千恵蔵と右太衛門が刀を抜いて向き合うシーン。最後の手を取り合ってるシーンもこの二人ならではの迫力が凄い。 この2人がこう出ると錦之助も橋蔵、千代之介etcなどのスターもほとんど記憶に残らない。内容がどうこうよりも人物把握するだけでお腹いっぱい・・・。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-20 23:42:22) |
7. 忍者秘帖 梟の城
原作知らないからどうなのかわかんないけど、中井貴一のと結構違う気がする。大筋では大体同じだけど風間五平が石川五右衛門ってのはどうなのかな。まぁこっちのがおもしろかったのは確か。あんまり東映って感じしないけど忍者の戦いとかリアルでいい感じです。60年代になると血が出てたりしてリアル。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-06 03:43:40) |
8. にっぽん昆虫記
けっこう効果的だと思うのは止め画で、ところどころおもしろかったです。田舎のババアが何いってるかわからないので、そこらのシーンは雰囲気で楽しみました。なんかみんな笑ってるんですけど、そこら辺は「アンパンマン」にもいえるけど、なんで笑う?って感じ。そんな似た感覚だった。あと人間昆虫記とタイトル勘違いしそう。左幸子演じる女性がとても強くて好きです。 7点(2004-05-23 03:00:24) |