1. 28日後...
「トレインスポッティング」と共通するものを感じる。ダニー・ボイル監督には同世代感を改めて強く感じた。確かにまごう事なきイギリス人的映像と音楽は素晴らしい。けどさ、これは単なるミュージックビデオじゃん(トレスポの映画化もそうだったけど)。ヒドすぎるよ。こんなヒドイ映画、映画館で見なくてホントに良かった。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2005-04-01 12:30:01) |
2. 25時(2002)
誰にとっても人生は一度きりだ。昨今簡単に「自爆テロ」とまるで新しい爆弾の一種かなにかのように言われるが、自爆する人にとってもたった一度の人生。その決意は並々ならぬものがあったろうし、彼らにその決意をさせたのは「神」ではなく「人間」なのだと言うことを理解しなければ問題の解決とは程遠い。なので【veryautumn】さんの意見は全くもっともで、私も9.11について語られる時いつも気にかかることだ。しかしこの映画については【?すぺるま代表取締役社長】さんの「社会派ではなく1本の映画として完成度が高い」と言う意見に同意する。これはニューヨークを舞台に描かれたベニオフの原作にスパイク・リーが非常に個人的な感情を織り交ぜて作った映画だと思う。他人をヤク中にした金でゴージャスな暮らしをしてきたモンティ、その金で高価な買い物をするナチュレル、分かっていながら傍観者でしかなかったジェイコブとフランク。モンティと彼にまつわる人々の一度きりの人生が失われた原因は、彼ら自身にあるのだという真実をスパイク・リーは提示し続ける。その上での圧倒的な喪失感、そして再生への希望。ビート詩人がポエトリー・リーディングをしているかのようなこの映画での「スパイク・リーの復活」を素直に喜びたい。 8点(2004-02-16 12:02:32)(良:3票) |
3. ニコラ
私はごくごく普通の家庭で普通に育った子ですけど、子供の頃って「もし親が死んだら」とか「寝ている間に親に生き埋めにされたら」とか、ランドセルに入っている恐怖漫画に呪われたらとか、それはもう無数の恐怖を空想していたもんです。この映画見ながらそんな子供の頃の不安な気持ちを思いだしました。ジェットコースターのシーンなんか特に気持ちかき乱されたし、言われてみればホラー映画なのかも。 7点(2003-12-19 11:59:40) |
4. ニューヨーク東8番街の奇跡
この映画時間つぶしに伊勢崎町だか関内だかのさびれた映画館で見てたら痴漢にあった。後にも先にも映画館で痴漢にあったのはこの時だけ。どーよ?何故よりによってこの映画? 4点(2003-12-12 19:15:26)(笑:1票) |
5. ニューヨークの恋人(2001)
ちきしょー!今時のラブ・コメなんつー私にもっとも似合わないジャンルの映画で泣いちゃったゾ!きっと自家製コーヒー焼酎で酔っ払っていたからに違いない。 6点(2003-12-04 18:11:25)(笑:1票) |
6. 2001年宇宙の旅
単にテクノロジーの進歩を誇るSF映画は、今の世の中あっと言う間に古くさい中古品になってしまう。それに比べて本作に見るキューブリックの感性は、製作から30年以上経った今でも私にとっては新しくSF的だ。 10点(2003-08-07 16:30:08)(良:1票) |
7. ニュー・シネマ・パラダイス
「これでもか!」とビッチリ作られ過ぎている感じがして、学校の授業を受けているかのような大変疲れる映画でした。泣くところも無かったし・・。ジュゼッペ・トルナトーレってまだそれ程歳でもないのに、なんでこんな爺さんみたいな映画撮るんだろうと思ってしまいます。ただ、ちゃんとした良く出来た映画だとは思うので、好みの問題ですけど。 6点(2002-11-20 16:23:25) |