1. ニューオーリンズ・トライアル
地味ながらいい映画をみたという気になった。テーマの重さとエンターテイメント性のバランスがなんともいえずによい。しかし裁判の公正さが信じられなくなるのは恐ろしいことだろう。いずれくる日本の陪審制度も他人事ではないか。 9点(2004-12-19 23:32:06) |
2. ニック・オブ・タイム
なかなかの緊迫感と適度な短さが良い映画だった。自分ら(表向きは身内)で手をくださず行き掛かりの素人に依頼したのは成功した瞬間に正当防衛という大義名分で証拠を消すためであろう。デップの作品のなかではかなり真面目に演じている方でたまには興味深い。 7点(2004-12-11 00:45:04) |
3. 二重スパイ
何を伝えたかったのか。裏切りは許されない、決して逃げられないということか。テーマの重さを伝えるにはあまりに上辺のみで話が進む。シュリとJSAとは比べ物にならないほど弱々しい作品と感じた。 3点(2004-12-05 23:48:33) |
4. 21グラム
時間軸をずらすことで前半に混乱させ、後半にまとめあげる展開はなるほど感を増幅させるが、決して見やすくない。デルトロの汚らしさは鬼気迫るものがあるが好きになれなかった。21g減るという話の根拠・出典とかは存在するのだろうか。。。 4点(2004-11-14 01:16:14) |