1. ニューヨーク東8番街の奇跡
「奇跡はその理由を探したら終わってしまうのよ」という言葉があれこれ探求しないエクスキューズになっている家族向けファンタジー。中々良く出来ていてまとまりもあって良いです。大きな期待をしてみるとダメだけど、なんとなく見るには丁度良い。問題なし。たまにはこんな暖かなものに触れましょう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-01-14 17:42:17) |
2. ニッポン無責任時代
続編の「無責任野郎」の方を先に見てしまい、最高に期待が高まった状態で観たこともあり、正直ちょっと肩透かし。決してつまらない訳ではなく、十分に楽しいんだけど「無責任野郎」の勢いに比べると落ち着いた印象が強かった。逆の順番で見れば恐らくもっと楽しめたはずなので、観る順番を間違ったのが残念。 [DVD(邦画)] 7点(2007-11-30 20:12:58) |
3. ニッポン無責任野郎
冒頭、植木等さんが出てきただけで陽気な気分になれる。こうなると、もう植木等の口上がいちいち面白い感じられて仕方ない。由利徹などの脇もしっかり楽しさを膨らませてくれるし、テンポも澱むこともなく、ハイスピードでラストまで突っ切っていく感じだった。とにかくこれほどパワフルな映画もない。今まで観た植木等もので一番のパワーを感じさせてくれる。調子の良さにやり手感を上乗せして、ほいほいと渡り歩く割に、意外に筋が通ったところがあったり、不思議と周りも幸せになったりしているところが素晴らしい。 [DVD(邦画)] 10点(2007-11-30 20:04:12)(良:1票) |
4. ニキータ
元は安直に警官を殺したアホ女なのでちょっと感情移入がしづらいが、それを割り引いてもなかなか楽しめる。暗殺のシチュエーションや主人公が追い詰められて過程の作り方が上手い。アンヌ・パリローが素晴らしく、彼女なしではこの映画は考えられないでしょうね。そしてあのラストなくしても考えれない。想像力を刺激され、余韻を存分に楽しめます。 [DVD(字幕)] 7点(2007-11-05 18:40:16) |
5. 日本の悲劇(1953)
《ネタバレ》 まさに悲劇。主人公は子供を想い、懸命に働いているのに、馬鹿な子供達は感謝もしない。寧ろ母親を恥のように考え蔑んでいる。生きることの厳しさも知らない馬鹿な子供達にはほとほと腹が立つし呆れるしで、イライラし通し。主人公はお人よしで善人。善人過ぎて尚更悲しい。冒頭に語られる予想通り、程度の差はあれ、どんどんこんな身勝手な子供達が増え続けている現代を考えるとまた悲しい。これだけ後味の悪い映画もない。なのに評価せざるを得ない映画もない。主演の望月優子さんがはまり役で本当に素晴らしかった。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-09-18 20:47:19) |
6. ニューヨーク・ニューヨーク
《ネタバレ》 デニーロのしつこいことしつこいこと。本当に鬱陶しい。人物的にも懐の浅い、ちっちゃい男で好きになれない。あんな時に別れを告げるとはね。最後のミュージカルシーンなど、別にそこまでしなくてもという気はするが、それなりに見られるミュージカルシーンではある。最後にどちらも成功しているというのは出来すぎな感じがするが、ラスト周りは良かった。しかしとにもかくにも長い。これだけのことに3時間弱はきついです。もう少し短くまとめてくれればもう少し楽しめただろう。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-09-18 20:36:25) |
7. 尼僧物語
《ネタバレ》 映画の筋云々よりも、修道院の厳しさというか、異様さが強く印象に残ります。ホント、一体何のために生きているのか判らない世界。しかも自分を高めるということが第一で、他者を助けるということが二の次に置かれてしまっているようにも見える。それだけに共感出来るラストシーンは印象的。人を救うことや人間のエゴの本質について、少し考えさせられる映画。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-03-12 18:27:58) |
8. 2010年
本当になんでこんなもん作るかねっていう映画。内容はいわずもがな。せめて前作のデザインや美しさくらいは踏襲して欲しいもんです。 [DVD(字幕)] 3点(2007-01-27 22:29:04) |
9. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 とにかくデザインが非常に洗練されていて圧倒されます。今ならCG合成でいくらでも出来るんでしょうが、40年前に撮られたとは思えないような驚く映像も多々あります。2001年という当時としては遥か彼方の未来でも、現実的に考えればそこまで科学が急激に進化するわけはないんですが、SFとしての夢を描けばこうなるんでしょう。クラシック音楽をバックにした、まるでイメージ映像のようなシーンが多く、それ以外のシーンでは対照的に音楽は無く、その音楽の無さっぷりが実に宇宙空間を感じさせてくれます。最後の展開は確信犯的に訳が判らなくしてあるので、そこを論理的に正確に理解しようとする必要はなさげ。感じるがままに解釈すればいいんでしょう。HALの暴走などサスペンス的展開もあるものの、全体に見て「宇宙の旅」という邦題はまさにこの映画を良く言い表しているものでした。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-27 22:14:55) |
10. 21グラム
時系列を並べ替えたのがそもそもの間違い。単に全体がぐちゃぐちゃしてしまって妙に分かりづらくなってしまっただけで、意味を感じない。この内容なら、従来どおり時間進行で丹念に精神面を描いた方が良かっただろう。移植された男の行動もその後の成り行きにも無理を感じる。 [DVD(字幕)] 2点(2006-06-11 10:04:06) |
11. 摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に
《ネタバレ》 まあそれなりに楽しめるけれど、思った以上の面白さはありませんでした。御都合主義はこの手のものだからある程度仕方ないとしても、ヒロインが始めはキャリアウーマン風だったのに、マイケルと恋におちたとたんに普通の女の子になってしまってるあたりがなんだか気になる。 [DVD(字幕)] 5点(2006-06-11 09:52:37) |
12. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
こちらがもともとのオリジナルらしいですが、明らかに日本公開版の方が出来がいいです。 [DVD(字幕)] 2点(2006-06-09 23:36:36) |
13. ニュー・シネマ・パラダイス
《ネタバレ》 例のラストシーンは本当に秀逸。良くも悪くもそれのみな映画。その感動を味わうためだけにでも、2時間鑑賞するだけの意味はあるとは思う。しかしやっぱり自分の心には触れるものがなく、退屈でした。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-06-09 23:27:36) |
14. 2046
断片的な筋書きで、最終的に何も残らない。一体描きたいものは何だったのかもぼやけていて伝わってこない。キムタクの語りが酷かったことだけが記憶に残ってる。 [DVD(字幕)] 3点(2006-05-21 19:26:47) |
15. ニューヨークの恋人(2001)
特に目新しいものはなく、普通のラブコメですね。公爵が21世紀にあっさり馴染みすぎな感じ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-05-16 18:46:45) |
16. ニューオーリンズ・トライアル
評判が良すぎて期待しすぎたのか、つまらなくはないけど、特に面白いとも思えませんでした。陪審員の選出ってこんな風にやるのねとかは、日頃馴染みの無い分興味深かった。 [DVD(字幕)] 5点(2006-05-09 11:10:31) |
17. ニュースの天才
《ネタバレ》 嘘がばれていく過程を描きたかったのか、何故主人公が捏造に走ったのかという部分の描写がない。そんなことをしてミステリータッチにするよりも、捏造に走るまでの過程をしっかり描いて、人間性に焦点を当てた方が映画として面白くなったような気がする。DVD特典映像に入っているドキュメンタリーに本人が出演していたが、やっぱり嘘くさく、未だに言い訳をしているようにしか聞こえない。人間って成長しないもんだな。 [DVD(字幕)] 5点(2006-04-18 21:31:46) |