2. 252 生存者あり
《ネタバレ》 関東に直下型地震が発生して数日後。新橋地下鉄構内に辛うじて生き残ったのは、一発逆転を狙う倒産寸前の社長、医者の見習い、銀座のホステスと元ハイパーレスキュー隊員。そこに史上最大規模の巨大台風が近づいてくる・・という話。 「舞妓Haaaan!!!」の水田伸生が監督。なんだか、全然ジャンル違うんですけど・・w いきなりこぶし大の雹(ひょう)が降ってきて、和製ディザスター・パニックに期待と緊張が高まります。そしてもの凄い津波が来襲。これがお台場や品川周辺を完全に飲み込み、フジテレビ本社の球体展望室なんて削られプカプカ浮いちゃってます。あれだけ浸水したら既に何万人規模の被害です。もし自分がベイサイドに住んでたならアワワ・・なんて思ってたら、汐留・新橋がまだまだ平気。すぐ傍なんだからあの程度で済むわけがないはずなのに>< デイ・アフター・トゥモローばりの映像見せて風呂敷拡げてといて、こじんまりと銀座線数駅レベルに話が縮小。ハイパーレスキューに使われる信号の2回5回2回の鉄パイプ連打をひたすら繰り返し、お兄ちゃんが一発勝負で助けに来るという展開。18分でもの凄い台風が来るって言っていながらヘリコプターをちょっと揺らす程度で、一気に大団円へ。いったい台風はどこへどーなったんだい? 伊藤英明も地下鉄構内の濁流に飲まれながら、最後に至っては山本太郎を担いで出てくる様なんざ、あまりに不死身すぎです^^; 製作委員会に日本テレビが入ってるんで舞台を汐留にしたのかもですが、挑発するようにお台場沈めときながら日テレ本社は無事みたいな設定では、地理感無視の子供だましに近いような気も。むしろ、津波はいらなかったんじゃないかなぁ? 内野聖陽なんて舞台劇調だし・・。海猿と同じと思われるのがイヤだったのかしら?w 公開前にTVドラマ版を放映したけど、伊藤英明はちょい出程度で、映画とは別の市原隼人主演にした別バージョン。「エピソードゼロ」は偽りありだなぁ・・ [試写会(邦画)] 5点(2008-12-01 20:29:27)(笑:1票) (良:1票) |