41. オンネリとアンネリとひみつのさくせん
《ネタバレ》 どうみてもナチスの収容所的なトコが舞台なのもあり、カラフルで可愛い諸々、という部分の魅力はやや前作までより少ないのが少し残念。あと、明るく楽しく優しい、という面に比べても、やや暗め、ないし風刺的なパートが多めになっているのも少し前作までとは趣を異にする(ラストとかもいまいちピンと来ないのが正直なトコロだが、インスタ映えしか頭にないバカ市長とかはまあまあ笑えた)。子役の成長も雰囲気の変化の原因のひとつだろうと思われる(それでもまだまだ可愛いし、子供映画として雰囲気がイマイチだとかいう訳ではない)。今作も決して出来は悪くないと思う。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-06-01 00:07:41) |
42. 狼の時刻
《ネタバレ》 映像が美しい。島の情景、城内の情景、暗闇に白く浮かび上がる人物像はいずれも絵画的な美しさを持ち、非実存的・非現実的な映像世界の構築に成功している。異形の者たちに取り込まれる夫と、それを見つめる妻の置かれた極めて不穏な空気は、静かに、だが着実に、観ている我々をも侵食する。中々に気味の悪い、だが決して不快なだけではない、不思議な後味が残る。傑作。 [DVD(字幕)] 8点(2020-04-16 00:06:23) |
43. 男と女II
《ネタバレ》 アンヌはプロデューサーで映画作るのにメチャ忙しそうだし、何やら異常殺人犯とか出てくるし、メンヘラ彼女のせいでジャン・ルイは遭難するし、ハッキリ言うけど何の話だかサッパリ分かんない(少なくとも二人の愛の物語とかではない)。ジャズ・ロック風な例の曲とか音楽もなんかセンス無いし(ド初っ端から驚愕)、アレンジし過ぎて失敗してるようにしか見えない。 [インターネット(字幕)] 4点(2020-02-09 04:14:31) |
44. オンネリとアンネリのふゆ
前作よりも更にファンタジックな仕上り+今度は冬&クリスマスの情景。色々と可愛くキレイでカラフルなのも引き続き。前作で構築した状況・キャラ設定を前提として話が進むので、2作合わせて鑑賞したいシリーズ(時間も手ごろだし、続けて観れば幸せな午後を過ごせそう)。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-12-29 13:35:18) |
45. オンネリとアンネリのおうち
スローライフな子供映画。セットのおうちをはじめ、衣装・小物・食べ物・お花に至るまで、とにかく何もかも可愛くてキレイでカラフル。ほっこりした話の内容も悪くないが、細部に至るまでの細やかな心遣いとつくり込みが非常に好印象。 [インターネット(字幕)] 7点(2019-12-29 13:31:10) |