1. 男たちの大和 YAMATO
思っていたほど政治的に作られてない。私でもそう思って見たくらいだったので、世間に対して相当誤解されている可能性のある作品だと思います。泣かせ所(あまりこういう表現はこの映画には使いたくないが)が幾つかあり、胸の詰まる想いが致します。でも敢えて厳しく不満を述べると、あの最後の戦いは「大和」だけではなかった。「大和」の他に軽巡洋艦、駆逐艦合わせて計10の艦艇が艦隊を組んで沖縄に出撃、そして共に闘って大和を含め半分以上が沈んでいる。これに対する描写がほんの少しもない。全くない・・・。いかに「大和」の為の映画とはいえ、あまりにも偏りすぎ。せめて闘っている大和の背景に、少しは一緒に闘った艦艇を入れてもいいのにと思った。CGを使っているのだから尚更と思ってしまった。これは史実を基にして作った作品なのだから、少しはそういう所に思いを馳せてほしかった。その点が残念に思いました。最後に音楽が久石譲にしてはなんだか単調。ほとんど印象に残らない。長渕のEDは印象には残るが、あまりいい唄ではなかった。 [DVD(邦画)] 6点(2006-08-29 03:37:16) |
2. ALWAYS 三丁目の夕日
初めて・・・純粋な邦画に10点満点をつけます。いや、厳しく見ていけば甘い評価だと自分でも思います。でも、しかし、私はこの作品を見て初めて映画で「肩を震わせて泣く」という経験をしました。お約束でべたべたな、お涙頂戴映画なんですが、そのお涙頂戴にまさしく私はやられてしまいました。「映画を観て泣く」、というのは過去にも何回も経験がありますが、「肩が震える」レベルは本作品にて初めて経験させて頂きました。とにかく一言でいうと「あったかい」。これしかありません。私が生まれる以前の時代背景なのに、どうしてこんなに懐かしく感じてしまうのでしょうか?美化されいる部分もありますが、この作品だけは素直に鑑賞していきたいです。 [DVD(邦画)] 10点(2006-07-26 22:49:46)(良:1票) |
3. オールド・ボーイ(2003)
6点にするか7点にするか久々に迷った。とりあえず7点ですね、なかなか面白いと思うので。見て最初に思ったのは、これはたしかにカンヌでグランプリとりますね~。もろに審査委員長のタランティーノ好みの作品になってましたよね(笑)。偶然とは私も決して思わないが、運命的であると感じましたね。内容は想像以上に痛い場面があって、子供は見ない方がいいかもしれませんが、非常に凝った内容で次の展開が楽しみで面白かったです!どうも私は韓国映画に好意的に評価しがちですが、やはり邦画と比べてしまうと、どうしてもレベルの差を感じてしまいます。最近元気になってきた邦画ですが、いやはや、本作品を見るとまだまだな感じがします。頑張ってくれよ、日本映画・・・(切実に)。 [DVD(字幕)] 7点(2005-05-21 21:44:25) |
4. On Your Mark CHAGE & ASKA
これって映画でいいのかな・・・(汗)。どう考えてもPVだと思うのですが^^;)。んじゃま、私も便乗して評価しちゃいます。とは言っても、やっぱりPVなので評価しようがないんだな・・・(汗)。宮崎さんの描くチャゲアスはあれでいいんじゃないでしょうか?天使の女の子の描写も良い。実験映像みたいな感じでした。でもなんとなく好きです。正当な評価が難しいので中間の5点とします。 5点(2003-09-11 02:49:32) |
5. 俺たちは天使じゃない(1989)
友達といやいや観たが、案外面白かったように思います。可も無く、不可もなくといったところですね。 5点(2003-06-07 23:52:14) |
6. おもひでぽろぽろ
見る人をかなり選ぶ映画じゃないでしょうか?公開当時、ちょうどジブリものにはまり始めた私にとっては、かなり意外な作品。なんというか、「ジブリ(宮崎駿)もの」を期待していた私としてはかなり拍子抜けした記憶がありました。なるほど・・・これが高畑勲作品なのかと、かなり後になってから知った。簡単に結論すると、私の感性には合わないな・・・と率直に思いました。そしてそれは、今後もずっと高畑作品を見る度に思います。 4点(2003-06-07 23:49:34) |
7. オーメン(1976)
子供の頃に見てしまった(TΟT) 7点(2003-06-07 23:35:55) |
8. 踊る大捜査線 THE MOVIE
私はドラマは見ていません。なので、どうしても面白さという点では、理解しきれてなかったり、把握できていないのは認めます。ですが、こんなのでいいのかい?と思ってしまった。日本の映画は一部を除いて、もはやドラマの延長か、ドタバタコメディー(しかもつまらない)しか作れないんじゃないかと改めて「感じた」映画でした。一言で言うならば、「日本映画の底の浅さを思い知らされた映画」でありました。 2点(2002-12-15 05:02:31)(良:1票) |
9. 王立宇宙軍 オネアミスの翼
私は高校の時に観に行けました。今にして思うと、当時のアニメは色々な意味において過渡期になっていたので、映画の質、内容の割には話題性が乏しかった様に思います。そういう私もこの映画を観に行った動機が、坂本龍一氏の音楽が当時から大ファンで、それがなければ100%観に行ってなかったでしょう。そういう意味では、一般の人にとってはなんだか、縁の遠いアニメ映画くらいにしか思ってなかった。それが興行の不振であったんじゃないかと思います。作品は当時としては、画期的に絵がきれいで、内容もわりかし凝ってて面白いと思います。あの世界観は個人的にはかなり好きです。目当ての坂本龍一氏の音楽は最高でした! 8点(2002-07-25 03:31:53) |